企画展 重要文化財指定記念 和田家《みきたけ》文書《もんじょ》の世界 鎌倉〜南北朝期の和泉・河内

 

〔説明〕

これは、A4縦 両面カラーのチラシです。

〔説明終わり〕

 

製作発行 堺市博物館 2021年製作

 

テキスト化凡例

1  オモテ面とウラ面があります。

2 テキスト化の際に加えた説明は〔〕(亀甲カッコ)で囲んで、説明、説明終わりとしています。

3 写真・地図説明は【】(墨付きかっこ)で囲んで、写真、写真終わりとしています。(文書《もんじょ》の画像は写真説明に含めています。)

テキスト化凡例

 

〔オモテ面〕

 

 企画展 重要文化財指定記念 和田家《みきたけ》文書《もんじょ》の世界 鎌倉〜南北朝期の和泉・河内

 

令和32021)年 109日(土)〜1128日(日)

〔開館時間〕午前930分〜午後515分(入館は午後430分まで)

〔休館日〕月曜日(祝日の場合は除く)

〔観覧料〕一般200円(160円)/高校・大学生100円(70円)/小・中学生50円(30円)

※( )内は20名以上の団体料金(要事前予約)

※堺市内在住・在学の小・中学生は無料

※堺市在住の65歳以上の方、障害のある方は無料(要証明書)

 

堺市博物館 SAKAI CITY MUSEUM

590-0802 大阪府堺市堺区百舌鳥夕雲町2丁大仙公園内

TEL0722456201 FAX0722456263

https://www.city.sakai.lg.jp/kanko/hakubutsukan/

フェイスブックにも堺市博物館の情報満載

https://www.facebook.com/sakaishihaku/

 

【写真】

〔説明〕

縦書きタイトルの左右にそれぞれ4点、合計8点の文書《もんじょ》画像があります。

〔説明終わり〕

1 後醍醐天皇綸旨《ごだいごてんのうりんじ》 延元《えんげん》31338)年723

2 護良親王令旨《もりよししんのうれいじ》 元弘《げんこう》31333)年428

3 和泉守護代《いずみしゅごだい》大塚惟正奉書《おおつかこれまさほうしょ》 延元《えんげん》31238)年1118

4 関東御教書《かんとうみぎょうしょ》 正慶《しょうけい》元(1332)年129

5 岸和田治氏《きしわだはるうじ》軍忠状案《ぐんちゅうじょうあん》(中家系図《なかけけいず》紙背文書《しはいもんじょ》)延元《えんげん》21337)年3月日

6 和田《みきた》性蓮処分状《しょうれんしょぶんじょう》 永仁《えいにん》21294)年117

7 中家系図《なかけけいず》(部分《ぶぶん》)

8 和田助家《みきたすけいえ》着到状《ちゃくとうじょう》 元亨4《げんきょう》(1324)年103

1は金剛寺《こんごうじ》文書《もんじょ》、28は和田家《みきたけ》文書《もんじょ》(重要文化財《じゅうようぶんかざい》)

【写真終わり】

 

〔ウラ面〕

 

 和田《みきた》氏は、現在の堺市南区美木多地区にあった和田《みきた》庄を本拠地とした中世の武士です。同氏に伝わった和田家《みきたけ》文書《もんじょ》(個人蔵、当館寄託)は、鎌倉時代から戦国時代までのさまざまな種類の中世文書《ちゅうせいもんじょ》104点からなり、和泉・河内地域を中心とした政治・経済情勢を知る重要な資料として、平成31年に重要文化財に指定されました。本展ではこれを記念し、とくに鎌倉〜南北朝期の古文書《もんじょ》に焦点をあて、和田《みきた》氏があゆんだ歴史をさぐります。また、和田《みきた》庄の領主であった天野山《あまのさん》金剛寺《こんごうじ》がもつ和田《みきた》庄関係の文書《もんじょ》もあわせて展示し、南朝や楠木《くすのき》氏との関わりにも注目しながら、さまざまな機能や形をもつ中世文書《ちゅうせいもんじょ》の魅力をご紹介します。

※期間中一部資料の展示替を予定しています。

 

【写真 昭和481973)年頃の美木多地域の景観】(個人蔵、現在の檜尾大橋《ひのおおおはし》南端付近から桃山台方面を望む)

〔説明〕

モノクロ写真です。広々とした畑の中に瓦葺の家々が建っています。それぞれの家は広くてゆったりとした感じです。後方は木々が立ち並んでいる田舎の風景です。

〔説明おわり〕

【写真終わり】

 

みどころ1

綸旨《りんじ》・軍忠状《ぐんちゅうじょう》・申状《もうしじょう》・・・。さまざまな種類の中世文書《ちゅうせいもんじょ》をもつ和田家《みきたけ》文書《もんじょ》の特色を紹介!

【写真】

〔説明〕

文書《もんじょ》2点。

〔説明おわり〕

1 後醍醐天皇綸旨 元弘《げんこう》3(1333)年1227日(和田家《みきたけ》文書《もんじょ》)「後醍醐天皇、和田助家《みきたすけいえ》の知行《ちぎょう》を安堵《あんど》

2 和田助家《みきたすけいえ》手負注文《ておいちゅうもん》 正慶21333)年420日(和田家《みきたけ》文書《もんじょ》)「千早城《ちはやじょう》の楠木正成《くすのきまさしげ》攻めに参戦。 配下の負傷状況を報告!!

【写真おわり】

 

みどころ2 

「和田《みきた》(美木多)、金田《かなた》・長曽根、金剛寺《こんごうじ》・・・。和泉・河内の鎌倉・南北朝期がわかる!

【写真】

〔説明〕

文書《もんじょ》2点と建物写真1枚。

〔説明おわり〕

1 源《みなもとの》彦王丸置文《ひこおうまるおきふみ》、元徳《げんとく》元(1329)年1025日(和田家《みきたけ》文書《もんじょ》)「鎌倉時代末、金田《かなた》・長曽根に関わる権利関係の確認文書《かくにんもんじょ》。」

2 大中臣助綱《おおなかとみすけつな》寄進状案《きしんじょうあん》、建保21214)年2月日(金剛寺文書《こんごうじもんじょ》 )「鎌倉時代初め、和田《みきた》助綱が開発した土地を金剛寺《こんごうじ》に寄進!!」

3 中世和田《みきた》庄の領主、天野山《あまのさん》金剛寺《こんごうじ》(河内長野市) 左斜めより撮影。手前の石段両側には石灯籠がおかれ、左の石灯籠の横は「史蹟金剛堂境内」と書かれた石柱がある。

【写真終わり】

 

■学芸講座

演題:和田家《みきたけ》文書《もんじょ》と和泉・河内の南北朝時代

講師:当館学芸員

日時:令和32021)年113日(水・祝)

時間:午後2時から1時間程度、その後展示品解説。

場所:博物館地階ホール

定員45名、直接会場へ、展示品解説参加の場合は要観覧料。

 

〈お申し込み〉

往復はがき・堺市電子申請システムのいずれかでお申し込みください。

※新型コロナウイルス感染症の状況により、中止またはオンライン開催に変更する可能性があります。

【往復はがき】

(1)申込者氏名(ふりがな)(2)住所、(3)電話番号、返信面に返信先の宛名をご記入の上、「堺市博物館」まで郵送ください。1枚のはがきで1名のみ申し込むことができます。

【堺市電子申請システム】

10月1日()1024()の受付期間中に堺市博物館ホームページよりアクセスの上、お申し込みください。

1メールアドレスで1名のみ申し込むことができます。

 

■学芸員による展示品解説

日時:1114日(日)

時間:午後2時から30分程度。

場所:企画展示場

事前申込不要、直接企画展示会場へ、要観覧料。定員20名。先着順。

 

【地図】

〔説明〕

大仙公園内にある、堺市博物館への交通案内地図です。

JRと南海高野線が交差している三国ヶ丘駅から、JRで和歌山方面の次の駅が「JR百舌鳥」駅です。

百舌鳥駅の西側から「御陵通」を西へ行くと、南側に「大仙公園」があり、北側は「仁徳天皇陵古墳」です。

仁徳天皇陵古墳側に有料駐車場があります。仁徳天皇陵前に、バス停「堺市博物館前」があり大仙公園入口です。

御陵通を西に進むと「大阪和泉泉南線」、「国道26号線」と交差しています。

〔説明終わり〕

【地図終わり】

 

■交通案内

電車 JR阪和線「百舌鳥」駅下車約500m

バス 南海高野線「堺東」駅から南海バス(140系統で約10)、バス停「堺市博物館前」下車約280m

駐車場 大仙公園第3駐車場(仁徳天皇陵古墳東南・有料)

 

■ご来館の際のご注意

・発熱(37.5度以上)や咳・咽頭痛などの症状、だるさ、息苦しさなど体調に不安のある方のご来場はご遠慮ください。

・ご来館の際には、必ずマスク等口を覆うものをご着用ください。

・新型コロナウイルス感染症対策のため、予告なく会期や関連行事等を変更することがあります。

詳しくは、当館ホームページにてご確認ください。

 

堺市博物館 SAKAI CITY MUSEUM

 

堺市博物館公式キャラクター サカイタケルくんのイラストがあります。

 

以上で、「企画展 重要文化財指定記念 和田家《みきたけ》文書《もんじょ》の世界 鎌倉〜南北朝期の和泉・河内」のテキスト化を終わります。

製作完了202110

製作 堺市立健康福祉プラザ 視覚・聴覚障害者センター

製作協力 テキスト化堺