「企画展 堺敷物ものがたり 令和3年7月17日(土)〜10月3日(日)」〔A4版
両面 カラーのチラシです。〕
製作・発行 堺市博物館 2021年
テキスト化凡例
1 オモテ面とウラ面があります。
2 テキスト化の際に加えた説明は〔〕(亀甲カッコ)で囲んで、説明、説明終わりとしています。
3 イラスト・地図説明は【】(墨付きかっこ)で囲んで、イラスト、イラスト終わりとしています。(イラスト等の語句は実際にでてくるものを使用)
〔オモテ面〕
企画展 堺敷物ものがたり
SAKAI CARPET STORY
ーIt began
in 1831 with Sakai DANTSU handwoven rugs.―
天保《てんぽう》二年、堺緞通《さかいだんつう》からはじまった
令和3年 7月17日(土)― 10月3日(日)
開館時間:午前9時30分〜午後5時15分(入館は午後4時30分まで)
[途中展示替えあり] 前期:7月17日(土)から8月29日(日)/後期:8月31日(火)から10月3日(日)
休館日:月曜日休館(ただし8月9日、9月20日は開館)
観覧料:一般 200円(160円)/高校・大学生 100円(70円)/小・中学生 50円(30円)
※堺市内在住・在学の小・中学生は無料
※( )《かっこ》内は20人以上の団体料金(要事前申込)
※堺市内在住の65歳以上の方、障害がある方は無料(要証明書)
※新型コロナウイルス感染症対応のため、予告なく会期を変更することがあります。詳しくは当館ホームページにてご確認ください。
主催:堺市博物館 SAKAI
CITY MUSEUM
協力:大阪特殊織物工業協同組合/公益財団法人堺市産業振興センター/堺式手織緞通技術保存協会/日本敷物団地協同組合
【写真】
〔説明〕
オモテ面の背景は上下2枚の写真です。
〔説明終わり〕
写真上:大阪府緞通同業組合事務所外観 明治35年(1902)頃 「堺大観《さかいたいかん》」第三巻(堺市立中央図書館蔵)より
写真下:明治時代の敷物店の様子 大阪市・杉野倉吉商店古写真(個人蔵)より
【写真終わり】
〔ウラ面〕
多彩に発展した堺緞通と敷物の世界
堺市を中心とする南大阪地域は全国でも有数の敷物の産地です。その流れは江戸時代にはじまった手織りの絨毯である「堺緞通」の生産にさかのぼります。当館では平成29年度に特別展「堺緞通ものがたり」を開催し、江戸時代から現在にいたるまでの堺緞通の歴史を回顧しました。
本展では江戸時代・天保2年(1831)にはじまった堺緞通について、新収蔵資料を中心にあらためてご紹介するほか、機械織りの絨毯やフック緞通(ハンドタフト)、チューブマットなど、堺緞通からさまざまな種類の敷物生産が展開していく過程を追い、堺の敷物産業についてご紹介いたします。
[展示構成]
第1章 堺緞通のはじまり ―創意工夫とともに―
第2章 時代とともに歩んだ堺緞通 ―生活に彩りを添えて―
第3章 堺緞通からさまざまな敷物へ ―「敷物王国」堺―
【写真】
〔説明〕
紙面向かって右側に4種類の展示品の写真6枚があります。
〔説明終わり〕
〔展示品〕
1・木綿製の堺緞通 亀甲花文《きっこうかもん》 明治時代 当館蔵〔写真2枚〕
堺緞通は木綿製の一畳サイズ(90cm幅)が基本です。明治時代にはより広幅の織機が開発されました。本品は幅153cmのもので、複数枚連ねて大広間に敷きました。
2・専図《せんず》(紋図《もんず》) 昭和時代 当館蔵
堺緞通を織るための手描きの線図《せんず》。紋図《もんず》とも呼ばれます。本展では機械織絨毯(ウィルトン織)の手描きの図面も展示します。
3・敷物輸出用カタログ 昭和時代 当館蔵
明治時代の堺緞通、昭和30〜40年代のチューブマットなど、堺の敷物は国際情勢に左右されながらもアメリカを中心に輸出され、外貨を獲得しました。
4・麻製《あさせい》の堺緞通(左写真:花菱文《はなびしもん》[前期]、右写真:昇鯉《のぼりごい》[後期]いずれも明治時代 当館蔵
明治20年代、堺緞通は海外へ盛んに輸出され、その大半は麻製の緞通でした。麻製緞通は暑い日本の夏に使用するのにも適しており、国内向けにも生産されました。
【写真終わり】
次回予告
企画展「重要文化財指定記念・和田文書《みきたもんじょ》からよみとく ―南北朝期の和泉・河内―」 10月9日(土)〜11月28日(日)
[関連事業]
新型コロナウイルス感染症拡大防止対策として、本展では対面でのイベントはおこなわず、会期中、インターネット上で順次情報配信する予定です。詳しくは当館ホームページをご覧ください。
【イラスト】
堺市博物館公式キャラクター サカイタケルくん (YABUUCHI Satoshi)
〔説明〕
ヨロイとカブトの姿で手に弓を持ったサカイタケルくんがマスクをしている。吹き出しに、「新型コロナウイルス感染症対策中」。
【イラスト終わり】
【地図】
大仙公園内にある、堺市博物館への交通案内地図です。
JRと南海高野線が交差している三国ヶ丘駅から、JRで和歌山方面の次の駅が「JR百舌鳥」駅です。
百舌鳥駅の西側から「御陵通」を西へ行くと、南側に「大仙公園」があり、北側は「仁徳天皇陵古墳」です。
仁徳天皇陵古墳側に有料駐車場があります。仁徳天皇陵前に、バス停「堺市博物館前」があり大仙公園入口です。
御陵通を西に進むと「大阪和泉泉南線」、「国道26号線」と交差しています。
【地図終わり】
[交通案内]
電車:JR阪和線「百舌鳥」駅下車 約500m
バス:南海高野線「堺東」駅から南海バス(140系統で約10分)、バス停「堺市博物館前」下車 約280m
駐車場:大仙公園第3駐車場(仁徳天皇陵古墳東南・有料)
堺市博物館
SAKAI CITY MUSEUM
〒590-0802大阪府堺市堺区百舌鳥夕雲町2丁大仙公園内
TEL 072 (245)6201 FAX 072 (245)6263
https://www.city.sakai.lg.jp/kanko/hakubutsukan/
https://www.facebook.com/sakaishihaku/
【フェイスブックにも堺市博物館の情報満載】
以上で、「企画展 堺敷物ものがたり 令和3年7月17日(土)〜10月3日(日)」のテキスト化を終わります。
製作 堺市立健康福祉プラザ 視覚・聴覚障害者センター
製作完了2021年7月