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ハニワ駅はあっちこっち(2021年9月9日)

更新日:2021年10月28日

ハニワ駅写真ハニワ駅(堺東駅)

堺東駅で乗り降りをするようになって、駅構内の大きな絵、祝世界遺産のハニワ駅にいつも目が向いてしまいます。

 

駅名はハニワ駅。

前の駅と次の駅が、あっち/こっち。

 

だいたい大阪のおばちゃんもおっちゃんも、指示語で話をすませます。

 

「あっちって、どっちやねん?!」

「だから、そっちや、って。」

 

雑踏のなかで、声が聞こえてきます。

 

大阪の会話の肝は、ユーモアだと思います。

話にオチがないと、話が終わった気がしません。

いちいち会話におもしろさを加味しないといけないなんて、気が重いかもしれませんが、骨までしみこんでいるのが、大阪体質の人。

 

大阪弁と限ったわけでもありません。

大阪出身や育ちでない人でも、このような体質の方は、います。

案外、よその人も大阪っぽい。

感じたことを口にする賑やかな感じが、大阪の特徴のように思います。

 

そうした人たちは、観察しながらその場や人のおもしろいところをみつけて、伝える役割も果たしています。

地域の人たちとよその人が指示語で、地域をおもしろくしようと奮闘しています。

 

このところ目にするようになった「地域とアート」ということば。

いつも見慣れている地域を、ちょっとずらした視点でとらえてみると、時空が広がります。時に、噛み合わないこともあるかもしれませんが、ユーモアを忘れず、粘り強く関わりを持ちたいと思います。

 

古墳時代、その頃の芸術は、きっと生きる術に直結していたのでしょう。

食器や衣服、生きるための道具、神さまに備える物を手作りしていたのでしょうから。

ハニワとナニワも似ているなあ、と思いながら、古墳時代の人たちも冗談を交わしながら、手を動かし、物を運んだりしていたのでしょう。

 

コロナ禍で、気持ちが沈みこみがちですが、身近なことばを組み合わせて、日常を大切に、おもしろくしていきたいものですね。

 

2021年9月9日


プログラム・ディレクター上田假奈代

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