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事業の概要について

更新日:2023年1月24日

 堺市の海側を南北に走る南海本線は、市内の主要な幹線道路の多くと交差し、その踏切は交通渋滞や踏切事故の一因となっています。この幹線道路の交通渋滞により、自動車が地域の生活道路に進入して歩行者の安全や快適性が損なわれています。
 また、鉄道が地上を走っていることから、臨海部と内陸部を分断し、一体的な地域の発展の妨げとなっています。
 このような状況で、同じ南海本線の石津川以北では、既に鉄道の高架化が完了し、高石市域においても令和3年5月に高架に切り替えられ、踏切が除却されました。これら先行区間に挟まれた浜寺地域でも南海本線の高架化工事を進め、効果的な問題の解決を図ることをめざしています。

整備効果

■安全で快適な生活環境の形成
 ・鉄道高架化と併せて幹線道路を整備することで、通過交通の住宅地への流入抑制
 ・踏切を除却することで、交通渋滞が緩和され、騒音や排気ガスの少ないスムーズな交通を確保

■美しいまちなみの形成
 ・線路により分断された市街地の一体的な発展
 ・新しい駅舎や側道整備などによって優れたまちなみ景観を形成

■駅前整備による地域の活性化
 ・駅前線、駅前広場など、駅周辺整備による安全と利便性の向上
 ・地域のシンボルである旧駅舎を活用した魅力づくりによる地域活性化

■誰もが利用しやすい快適な駅
 ・エレベータなどバリアフリーに対応した高架駅の整備によって誰もが利用しやすい駅に

事業概要

事業名称 南海本線(堺市)連続立体交差事業
事業延長 約2.7キロメートル(堺市域:約2.3キロメートル 高石市域:約0.4キロメートル)
踏切除却数 7箇所
高架化される駅 諏訪ノ森駅、浜寺公園駅

鉄道と立体交差する
都市計画道路

・諏訪ノ森神野線
・常磐浜寺線
・浜寺鳳線

関連側道 約2.9キロメートル(東側約1.1キロメートル、西側約1.8キロメートル)
関連事業

・諏訪ノ森駅前線整備
・駅前交通広場整備(諏訪ノ森駅、浜寺公園駅)
・浜寺公園駅前土地区画整理事業

概算事業費

約423億円     (事業費負担割合)
           堺市:約92%(うち約55%に国の補助金活用)
           南海電気鉄道株式会社:約8%

完成予定 令和10年3月末

事業経緯

平成15年4月

新規着工準備採択

平成17年8月23日

都市計画決定

平成18年11月7日

都市計画事業認可(平成30年3月末事業完了予定)

平成19年度

用地買収着手

平成25年度

鉄道工事着手

平成26年7月4日

都市計画事業認可変更(令和10年3月末事業完了予定)

平成28年1月28日

浜寺公園駅仮駅舎供用開始

令和元年5月25日

諏訪ノ森駅仮駅舎供用開始

令和4年5月22日 浜寺公園駅付近 仮上り線運行切替
令和5年1月21日 諏訪ノ森駅付近 仮上り線運行切替

事業位置図

事業区間の位置の図

このページの作成担当

建設局 道路部 連続立体推進課

電話番号:072-228-7573

ファクス:072-228-7139

〒590-0078 堺市堺区南瓦町3番1号 堺市役所高層館17階

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