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第2回市長の「ふれあいトーク」

更新日:2016年10月26日

  • 開催日時:平成28年9月30日(金曜) 午後3時10分~4時10分
  • 開催場所:堺伝統産業会館2階 研修室2(堺市堺区材木町西1-1-30)

 9月30日に竹山市長が「伝統産業を未来へ」をテーマに、「堺刃物職人養成道場」を修了された8人とその研修生の受入れ先である事業所の皆さんと意見交換を行いました。
 「堺刃物職人養成道場」は、本市の刃物産業における職人需要の高まりを受け、刃物製造の技術継承者を育成し、雇用へつなげることを目的として、昨年10月に開講したものです。
 
 この日は1年間の研修修了の節目として修了式が行われ、修了証が授与されました。

修了証授与の様子
修了証授与

 修了式の後、意見交換を行いました。

参加者の皆さんの主な発言と市長の主な発言

修了生の皆さん

  • 奥上 祐介さん

 大学院で地場産業の振興政策について勉強していましたが、実際に職人の方にヒアリングしてみると、勉強していることとは全く違う実情がありました。行政でも支援のメニューがあると思いますが、現場が必要としているものとズレがあり、職人の立場から声をあげる人がいないことに問題があるのではないかと思います。自分1人が刃物を作るだけでは産業として残っていかないと思うので、組合や他の職人と協力して、堺刃物を盛り上げていければと思います。

  • 佐々木 順経さん

 事業所での実技研修では、頭ではこうしたらいいとわかっていても体がついてこないなど難しさを感じました。今はまだ自分の思っているとおりに作ることができませんが、これからも日々精進していきたいです。

  • 井上 亜紀さん

 「修行10年」という世界で、自分がどれだけできるか不安がありますが、いろんな人が支えてくれる温かい業界なので、次の世代に引き継げるよう、自分が教えられる技術を身につけていきたいです。

  • 金岡 穣さん

 黙々と一つの作業をする仕事が向いているし、職人の世界を見学してみたらどうか、と同僚に言われたことがきっかけで、事業所を見学したところ、この事業を知りました。
 似たような作業でも細かいところが違ったり、まだ覚え切れずに周りに面倒をかけたり、叱られたりすることもありますが、楽しくやらせてもらっています。

  • 木村 達登さん

 堺で生まれ育ったので、堺ならではの仕事に就きたいと思っていました。また、小さい頃からものづくりが好きでした。まだ仕事もままならない状態ですが、これからも時間をかけて頑張っていきたいと思います。

  • 清水 将矢さん

 ものづくりは修行が厳しいという漠然としたイメージがありましたが、手取り足取り優しく教えていただいています。最初は包丁すら触らせてもらえないと思っていましたが、そんなことはなく、どんどん新しいことにチャレンジさせてもらっています。

  • 水上 剛至さん

 技術の習得に集中できる環境が整っており、楽しく学んでいます。同時に、自分が楽しいだけなく、堺刃物の責任を背負っていかなくてはならないとも感じています。

  • 山田 裕一郎さん

 働くということは地域や社会に貢献することだと思っています。堺は刃物が有名で、堺で生まれ育った自分は、そこに身を投じるのが一番だと思いました。
 作業はとにかく難しい、しんどい、わからないという状態ですが、わからないことを親方や先輩に聞いてわかってくるのが面白くて、やりがいを感じています。

研修生の受入れ先事業所の皆さん

  • 東 聡さん(株式会社青木刃物製作所)

 職人の高齢化のため、この先どうなるかわからないということで、5年、10年先を見据えて研修生を受け入れました。非常に奥が深い仕事で技術も必要なので、3~5年くらいで一人前になってくれたら、今後、堺の地場産業に貢献できるんじゃないかと考えています。

  • 田中 義一さん(田中打刃物製作所)

 息子と2人でやってきましたが、自分が元気なうちに、次の職人を育てていきたいと思って受け入れました。職人が1人や2人いるだけではダメで、多くの人が協力し、堺刃物の産業形態を残していかなければならないと思います。
 研修生にとっては初めての作業なので当然失敗はします。私は失敗を恐れていません。失敗を覚えていて、同じ失敗をしないということが大事で、そうやって覚えていくものだと思います。

  • 朝倉 信輔さん(味岡刃物製作所)

 どうしてもやりたいと思ってこの業界に入ってきても、自分が想像していたものと現場の仕事が違ったために1、2年で辞めてしまいます。こちらも自分の作業を止めて教えているだけに負担があり、後継者の養成は難しいのかなと思っていました。
 今回の事業では、研修生が2人ずつ3回に分けて各事業所に研修に来て、研修生と事業所のマッチングをしてもらいました。人それぞれ事業所ごとに向き不向きがあるので、すごく良いシステムだったと思います。これから5年、10年とよきパートナーになってもらえたらと思います。

  • 笠原 勘次さん(笠原刃物株式会社)

 せっかくこの業界に入ってもらえたので、長くこの業界にいてほしいというのが一番の希望です。研修生は覚え込みが早く、そして礼儀正しく、休むことなく真面目に取り組んでくれています。一番心配しているのはケガをしないかということですが、できるだけ良い製品を作ってほしいので、納得がいくまでしてほしい、急いでする必要はないと伝えています。まだまだこれから覚えることはたくさんありますが、頑張って一人前の職人になってほしいと思います。
 人材不足で困っている他の産地の方々も、この制度について関心を持っています。行政にこの制度を採り入れてもらうよう働きかけたいとのことでした。

  • 山脇 良庸さん(株式会社山脇刃物製作所)

 自社はもともと問屋で、製造部門はやっていませんでしたが、職人の後継者がいなくなってきて、堺刃物が廃れてしまうのではないかということで、自社でも製造部門をつくりました。今回2人の方に来てもらって、さらに強化できるということは有益なことです。
 また堺刃物全体もこういう事業によって、伝統産業として生き延びていけるだろうという素地はできたと思います。伝統産業というものは下手をすると一夜で潰れてしまします。堺刃物は世界的に追い風ですが、この8人がさらに大きな力になり、発展する機会を得られたと思います。
 今回の制度について、事業所にアンケートを取ったところ非常に好評でした。

市長

  • 先日、実技研修を見に行きました。皆さん方がしっかりと後を継いでいただけると確信したところです。
  • 堺の刃物は今、世界から注目され、平成25年度のアメリカ向け輸出は平成21年度に比べて約15倍になっています。それは、昨今の和食ブームとともに、堺の刃物が認められたものではないかと思います。
  • 皆さん方がこの刃物職人の道を歩まれることによって、堺刃物が隆盛するとともに、皆さん方自身が、匠の技を持った名人になっていただきたいと思います。
  • 堺は古くから、ものづくりのまちです。堺刃物をはじめとする伝統産業は市民の誇りです。ぜひ皆さんも市民の誇りを共有していただき、皆さんとともに堺の伝統産業を盛り上げていきたいです。

このページの作成担当

市長公室 広報部 市政情報課
電話:(市政情報係)072-228-7439、(広聴係)072-228-7475 ファックス:072-228-7444
〒590-0078 堺市堺区南瓦町3番1号 堺市役所本館5階
(市政情報センター)〒590-0078 堺市堺区南瓦町3番1号 堺市役所高層館3階

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