このページの先頭ですサイトメニューここから
このページの本文へ移動
堺市
  • 音声読み上げ・文字拡大・ふりがな
  • サイトマップ
  • くらしの情報
  • 子育て・教育
  • 健康・福祉
  • 観光・歴史・文化
  • 産業・ビジネス
  • 市政情報


本文ここから

堺市長定例記者会見 平成29年8月2日

更新日:2017年8月8日

市長

百舌鳥・古市古墳群の世界文化遺産登録の国内推薦決定について

 それでは、まず初めに一昨日、国の文化審議会世界文化遺産部会におきまして、百舌鳥・古市古墳群が、今年の世界文化遺産推薦候補に決定しました。大阪初となる世界文化遺産登録へ向けて、大きく前進することができたと思っております。
 昨年は堺市役所21階の報告会では悔しい思いをいたしましたので、まずは国内推薦を獲得できたことを率直に喜びたいと思っております。しかし、国内推薦がゴールではございません。目標としているのは平成31年の登録実現に向けてでございます。まだまだやらなければいけないことがたくさんございます。当面、文化庁との協議を進めまして、まずは、今年の9月末までに提出する暫定版の推薦書、さらには来年2月1日までに提出いたします正式版の推薦書の作成に取り組んでまいりたいと思っております。陵墓の静安と尊厳をしっかりと守りつつ、国の内外の方々が実際に訪れて、古墳群の歴史価値を知っていただいて、雄大さを感じていただけるように周辺環境の整備も進めてまいりたいと考えております。

・ワンストップ電話窓口

 古墳群を訪れていただく方々をおもてなしするためのさまざまな取り組みを始めたところでございます。昨日からは、古墳群につきましてさまざまな問い合わせに対応するため、「ワンストップ電話窓口」も、フリーダイヤルで開設いたしております。
 フリーダイヤルの電話番号はこれでございます。0120-099-771でございます。よろしくお願いします。
 雄大な古墳群の魅力を満喫できるような、ウオーキングルートのご案内や、古墳に関する専門的なお問い合わせにも対応いたします。土・日・祝日でも、気軽に問い合わせいただきたいと思います。

・博物館ミュージアムグッズ販売

加えまして、堺駅・堺東駅前では、南海電鉄さんのご協力を得まして、観光案内カウンターを設置してご案内しているところでございます。さらに、JR百舌鳥駅前では、お土産ショップ「もず庵」を近日中にオープンいたしたいと思っております。堺市博物館でも国内推薦候補の決定に合わせまして、昨日から新しいグッズを販売いたしております。
 古墳とハニワの注染和晒でございます。こういう注染和晒、古墳とハニワの模様が入っております。こういったものを博物館の中でも販売いたしております。さらには古墳群のはがき、これも珍しい、昔の写真を使った絵はがきでございます。こういうふうな貴重な絵はがきでございますので、ぜひこれもお買い求めいただきたいと思います。
 古墳をモチーフにしましたデザインの鉛筆や下敷きなど、お子さんが気軽に使える新商品も販売いたします。古墳群を訪れた際には博物館にお越しいただきまして、お買い求めいただきたいと思っております。
 そのほかにも、博物館でのVR体験ツアーの実施、「ハニワ課長最高きっぷ」の販売など、民間、行政のさまざまな取り組みが始まっているところでございます。週末には、仁徳陵古墳周辺を訪れた方の安全対策にも注力したいと考えております。引き続き、さらなる機運の醸成、周辺環境の整備を進めてまいります。

・経済波及効果

 次に、百舌鳥・古市古墳群が、平成31年に、世界文化遺産登録されたときに増加する来訪者による経済波及効果が堺都市政策研究所により推計されたところでございます。
 観光状況が類似している「平泉」が世界遺産に登録されたときの来訪者の増加率を参考にいたしております。経済波及効果は、堺市内で約338億円。羽曳野、藤井寺を含む大阪府全体で約1,006億円ということでございます。さらに大きな効果を得ることができるように古墳群が持つ歴史的価値や重要性、そして堺市全体の魅力を国の内外の皆さん方に発信することはもちろん、安心して堺を訪れ、楽しんでいただけるよう取り組みを進めてまいりたいと考えております。

平成28年度 堺市決算見込みについて

 次に、平成28年度決算がまとまりましたのでお知らせいたします。
 まず、平成28年度の普通会計における実質収支は約23億9、000万円、単年度収支は約2億8,000万円の黒字でございます。私が市長に就任した翌年度から7年連続の単年度の黒字決算を続けて、今まで37年連続の黒字を堅持いたしております。
 また、実質収支・資金収支では、地方公営企業会計基準の見直しの影響を除けば、全ての会計におきまして黒字となっております。
 合わせまして、自治体財政の健全性を見る指標でございます健全化判断比率も、実質赤字比率、連結実質赤字比率は、ともに黒字でございます。実質公債費比率は5.7%、将来負担比率は17.5%となっております。それぞれの項目で国の基準を大幅にクリアしております。堺市の財政状況は、引き続き政令指定都市トップクラスの水準を維持していると考えております。

・普通会計

 まず、歳入、歳出の主な特徴につきましてご説明させていただきます。
 歳入の根幹を占める市税につきましては、納税者数が増えました。プラス4,500人、増えているところでございます。この影響によりまして、個人市民税が5億円増加いたしております。家屋の新増築などによりまして、固定資産税が3億8,000万円伸びたものの、法人市民税の一部が国税化された影響などによりまして、引き続き法人市民税が減収、これは12億5,000万円となったことから微減にとどまったところでございます。
 次に歳出は、退職手当の減少などによりまして、人件費が減少するとともに公共事業の進捗によりまして、普通建設事業費が減少したことなどもございましたが、扶助費は引き続き増加しているところでございます。全体といたしまして、昨年度に比べまして2.7%減少したところでございます。

・主な財政指標

 次に、主な財政指標につきましてご説明申し上げます。
 財政構造の弾力性を示す経常収支比率は、分子である歳出は人件費などが減少したものの、分母である歳入が地方消費税交付金などの減少により大きく減少したことから、前年度より0.5ポイント上昇して、97.4%となりました。今後も徹底した行財政改革を進めるとともに、堺・三つの挑戦などに選択と集中を図って、定住人口の増加や企業誘致など自主財源の確保に努めてまいります。
 また、市債残高は臨時財政対策債を除けば、ほぼ横ばいとなりました。今後も、中長期の財政見通しも勘案しながら市債残高の抑制に留意していかなければならないと考えております。
 続きまして、基金残高でございます。将来の財政需要や経済状況の変化に備えるため、毎年、着実に積み立てを行いまして、残高は増加いたしております。

・行財政改革

 続きまして、平成28年度の決算における行革効果額につきましてご説明申し上げます。
 要員管理、人件費の削減の推進などによりまして人件費の削減、事務事業や外郭団体の見直しなどを行ったこと、さらには市税などの収納率の向上、未利用地の売却や貸し付けなどに努めた結果、歳入・歳出を合わせまして行革効果額は40億1,000万円となりました。

・総括

 さて、平成28年度は「産」、産まれるの産でございます。「産」をキーワードに予算編成を行い、特に「子育て支援」これこそ「産」でございます。そして「世界文化遺産登録、産業振興」に力を入れ、取り組んでまいりました。本市ではこれまで、妊娠から出産、育児に至るまで、切れ目のない支援を積み重ねることで日経DUALの「共働き子育てしやすい街ランキング」2年連続で関西1位と認められたところでございます。
 また、世界文化遺産登録につきましては先ほどもお伝えいたしましたとおり、国内推薦が決定いたしました。
 さらに産業振興では、シャープ株式会社や新日本工機株式会社などの本社機能の転入がございました。三つの「産」は着実に成果を上げていると申せます。今後も、健全な財政状況を維持しながら、堺のさらなる発展に向けて取り組みを進めてまいります。

市長と堺市区民評議会の会長との意見交換会の開催について

 最後に、8月9日の水曜日、午後7時から市役所本館3階の大会議室で、私と各区の区民評議会の会長との意見交換会を開催いたします。
 区民評議会は、身近な7つの区で決められることは仕事を7つの区におろしていく、また、区民の行政への参画の仕組みとして、堺市の都市内分権を推進するために平成27年度に各区へ設置いたしました。各区の区民評議会では、これまでから区民の皆さんにも参画していただき、区域のさまざまな課題の解決や特性を活かした魅力あるまちづくりに向けて、調査・審議を進めております。調査・審議をいただきました内容は、各区のまちづくり事業として反映しているところでございます。西区におきましては、さらなる利便性の向上を目的に、保健センターを区役所庁舎内に移転する取り組みにつなげるほか、南区におきましては、公園や緑道などをつなぐウオーキングマップの作成など、区の特性を活かした健康づくりの取り組みにつなげています。
 こうした各区の特色ある取り組みをさらに進めるため、今回、会長の皆さんと意見交換を行うことといたしました。堺のまちや区民評議会に対する思いなどをお伺いさせていただき、堺のまちづくりについて議論を深め、今後の施策につなげてまいりたいと考えております。市民の皆さんにもぜひお越しいただきたいと思っております。区民評議会をより身近に感じていただきたいと思います。皆さんが参加しやすい時間帯に開催いたしますので、ぜひ多くの方にご参加いただきたいと思います。
 私からは以上でございます。

質疑応答

(日経新聞)

 まず、世界遺産についてですけれども、市としては10年ぐらい前に市の観光ビジョンで、製造業、ものづくりだけでない観光都市についても挑戦をということで始まってるかと思うんですが、今回の推薦、大きな節目といいますか、飛躍のタイミングになるかと思うんですが、観光政策全体で見た中で今回の推薦の位置づけについて、改めてお願いします。

(市長)

 私どもは、堺のこの世界文化遺産の国内推薦及び2年後の登録につきましては、大きく言いまして、歴史や文化を世界の国々の皆様方に知っていただくということで、まさにシビックプライドをしっかりと充足するものであると思っております。直接、観光ということをメーンにいたすわけではございません。やはり陵墓でございますので、静安と尊厳というものを大事にしていきたいと思います。私たちが1600年守ってきた百舌鳥古墳群、これをしっかりと世界の皆さんに普遍的な価値を知っていただくということで、もちろん副次的効果として観光ということもございますが、メーンについては歴史文化を知っていただく、発信させていただくということでしっかりと頑張っていきたいと思います。

(日経新聞)

 文化庁の記者会見では、今後状況によっては取り下げもあり得るという、厳しい指摘もあったかと思いますが、この辺についてはいかがですか。

(市長)

 そうですね。今後、文化庁の皆さん方、さらには進め方につきましても十分緊密に連絡調整をさせていただきたいと思っております。課題があるとか、推薦を取り下げる場合もあるというふうなことも一部、言われたというふうにお聞きしておりますが、具体的に百舌鳥・古市についてではなく一般的に世界文化遺産の国内推薦についての話であるというふうに私は理解いたしております。そういう意味で、これから全てのものについてはこの間の沖ノ島の話もございますので、しっかりと対応していく必要があると思っています。そういう意味でイコモスや専門家の皆さん方のご意見を虚心坦懐に踏まえて対応していきたいと思います。

(日経新聞)

 二年後の正式登録に向けて、課題として具体的にはどんなことが考えられて、どう取り組むのか現時点でご認識されていることをお願いします。

(市長)

 一昨日にも申し上げたんですけど、構成資産の問題につきましては、これからいろいろな議論があるかもわかりません。そういったことも踏まえていく。そして周辺の環境整備の問題についても、いろいろとご指摘いただくかもわかりません。そういったことも宮内庁、文化庁さんと十分に連絡をとっていきたいと思っております。

(日経新聞)

 観光は副次的な効果であるというお話もあったんですが、経済効果そのものはかなり見込めると思いますが、やっぱり一過性のブームに終わってもいけないと思うんですが、そのあたりはどういうふうに見てらっしゃるんでしょうか。

(市長)

 私たちは1600年の中の一時期だけであるということにしてはならないと思っています。1600年誇りをもって、この御陵さんや墳墓と一緒になって私たちは生活してきました。そういう意味で、これは私たち市民の誇りでございます。そういう意味で一過性に終わることなく、しっかりと堺の百舌鳥古墳群、羽曳野・藤井寺の古市古墳群を世界に発信していきたいと思っております。

(日経新聞)

 ありがとうございました。

(朝日新聞)

 構成資産の見直しというのはタイミングとして、9月の暫定版のときにも構成資産を見直すという可能性はあるんでしょうか。

(市長)

 いや、そこまでは今考えてないんですけど、これからよく文化庁と、そして専門家の皆さんと議論していきたいんですけれど、まだそこまで、今出したばかりでございますのでそこまで考えているわけではございません。

(朝日新聞)

 タイミングとしては2月の正式版を出すときというようなお話ですか。

(市長)

 ええ。いろいろ議論して、そのときの成熟度をしっかりと見きわめていきたいなと思っております。

(NHK)

 先ほど、副次的というところではあったんですけれども、期待できる経済効果はかなりの額が試算でも出てきました。率直にこの数字と効果についての受けとめをお聞かせください。

(市長)

 私どもは富岡に行ったときもですね。富岡がそういうふうな経済的効果をしっかりと享受しているというふうなこともお伺いしました。そして富岡の皆さんがこの製糸場の歴史や文化というものを守っているということも見てまいりました。そういう意味におきまして、私どももこの百舌鳥・古市を歴史や文化を守るとともに、そして来ていただける方におもてなしして、いろいろと関心を持っていただくということで、当然経済効果も出てくると思っていますので、そういう面につきましてはお泊まりいただいて、ゆっくりと見ていただくことが経済効果につながったらうれしいなと思います。

(NHK)

 繰り返し、シビックプライドということが大事だということで、数字の話にはまだ至らないということですが、この規模の経済効果が堺市にも見込まれるとなるとかなり画期的なことだと、これ以外になかなか見当たらないですけど、その辺の受けとめはどうですか。

(市長)

 そうですね。この経済効果はある意味で堺市全体の経済効果につなげていくことが大事ですね。例えば、利晶の杜、さらには黒姫山古墳、ちょうど真ん中にございますので黒姫山古墳。そして行基ゆかりの土塔とか、そういうふうな歴史文化資源が豊富でございますので、こういうところをやはりしっかりと堺の歴史文化の魅力を堪能していただく、そういうことを心がけていきたいなと思います。

(日経新聞)

 百舌鳥・古市に来ていただく方を受け入れる体制として、ガイダンス施設ですね西側の、これが非常に魅了なスポットになると思うんですが、今のところ正式登録の最短が19年、2年後の夏です。一方でガイダンス施設は3年後の春ということで、ちょっと登録に間に合わない今のところ計画になっていますが、例えばこれを少しでも前倒しをするとかですね、そのあたりもまた今後検討していくというお考えはいかがでしょうか。

(市長)

 私どもガイダンス施設も重要な施設だと思っております。ただ、やはりこの百舌鳥・古市の登録としっかりと連動していくことが必要でございますので、これを前倒しすることでどういう効果があるのかということを十分に吟味していきたいと思っております。ガイダンス施設先行ではなく、まずは登録が先行ということを私たちはやっぱり今、メーンに考えていきたいと思っています。

(日経新聞)

 それといわゆるアクセスについてなんですけども、町の方とかと話をすると、例えば関空から途中乗っても、三国ヶ丘にとまらないとか、そういったところがもっとJRと調整したりとかいうことも必要なんじゃないかとおっしゃる方がいます。そのあたりアクセスについても、公共交通の運行者との調整についていかがでしょうか。

(市長)

 もちろんやっていきたいと思います。というのはやはりですね、乗降客数が見込めるならば、要するに快速でも、そしてラピートでもとまってくれると思いますので、そのぐらいの乗降客数があるということをしっかりとお示ししてですね。鉄道事業者と調整していきたいなと思っております

(日経新聞)

 今後はそういった調整も。

(市長)

 はい。もちろんさせていただきたいと思います。

(日経新聞)

 わかりました。

(関西テレビ)

 先ほど、富岡製糸場の話が出ていたんですけど、製糸場は古墳群と同じで公開されている範囲がちょっと狭いという問題があって、世界文化遺産に登録された当初はそういう観光客が伸びたんですけども、それ以降はスタートダッシュで観光客の数がガタッと減ったという現象が起きてまして、古墳群も実際そうなるんじゃないかという懸念が一部指摘されているかと思うんですけれども、そういった問題についてはどのように打開されていくんですか。

(市長)

 私たちは、一時的ブームに拘泥することなく、しっかりと私たちの1600年一緒に共存してきた百舌鳥古墳群を見ていただける、それをやはり狙っております。そういう意味で、わかりやすく見ていただくということも大事ですし、百舌鳥古墳群の具体的な周遊ルートづくりで合理的に回っていただくことも大事だと思っていますけど、一時的なブームにとらわれることなく、永続的な百舌鳥古墳群をしっかりと遊覧できる、そういうふうな取り組みを進めてまいりたいと思っております。

(関西テレビ)

 百舌鳥古墳だけ、古市古墳群もあると思うんですけれども、羽曳野市のほうが古市から百舌鳥のほうまでバスを走らせていると思うんですけれども、堺市のほうはそういうことはやっておられないということで、百舌鳥のほうから古市のほうへバスを呼び込むような施策を堺市のほうでやられるみたいなことはあるでしょうか。

(市長)

 今、堺から古市には電動自転車を今活用して走ってもらおうというふうなことで、レンタル電動自転車をやっております。それと、やはり今羽曳野市さんがバスを運行して、特に土曜日を中心に運行していただいているんですけど、そのあたりの状況もよく見てみたいなと思うんですね。どのぐらい乗っておられるのかということも、しっかりと見きわめながら今後増えるということなら、羽曳野市さんともよく連携していかないとダメだと思っています。それはやはり状況を十分に参考にさせていただきたいなと思っています。

(関西テレビ)

 改めて文化財の保護が大事だということは十分承知の上で、経済効果というようなことも非常に重要な意味だと思うんですけれども、改めて堺市にとってこの古墳群のもたらす経済効果の重要性ですとか意義というのはどのように捉えていますか。

(市長)

 まずは歴史文化ということを全面的に掲げて、私たちは百舌鳥・古市古墳群をしっかりと国内外に売り出したいと思っていますし、副次的効果として経済効果も私は堺の経済にとって大事な問題、課題である思っていますので、そのあたりもおもてなしをしながら、経済効果を高めていく、そういう工夫をしていきたいなと思います。

(読売新聞)

 そもそもベースとして平泉をベースに試算をされていると思うんですけれども、石見銀山を持っている、島根県のほうも現状、世界遺産に登録される前を下回る観光客になっていると、この10年で。結局、何でかと言うと出雲大社とか松江城とか、いわゆる一目見て、すごいなと、立派だなと思うところにやっぱり客が取られてしまってますと。確かに、歴史的、文化的な価値はあるんだけれども、それを理解してもらう前に目で見るインパクトに負けてしまう。そうなると平泉は金色堂という、いかにもインパクトのある金色の建物があると、そこといわゆる説明をして価値を認めてもらうという部分ではベースとするところが違っているんじゃないか。どちらかと言うと、石見銀山のように説明をした上で価値をわかってもらうところをベースに試算をしたほうがいいんじゃないかと。いわゆるインパクトという面でいうと、このまず平泉をベースとした、これだけの経済効果を出したときに一般市民はこの経済効果が続くのかと思うと、蓋をあけたら瞬間最大風速的に上がったけれども、次の年になったらガタッと落ちてきましたというふうなことになるんじゃないかという不安があるんですけど、ここのベースの試算でいくと。そういう意味で市長はどのようにお考えでしょうか。

(市長)

 私どものまちの特質としまして、従来からの観光地でないという特質がございます。大阪や奈良や京都という観光地ではないですけども、平泉よりも私たちは観光地に近いし、そして観光地になり得る要素は十分あると思います。歴史文化としてのまちづくりをやっているという意味で。ある意味で石見銀山とは違うと思います。大都市の中に私どもも入っていて、非常にアクセスがいいという面で私たちは有利性があると思います。むしろ平泉より有利性があると思いますけれども、おっしゃっていただけるような見せ方の問題が今課題になっていると思います。それは先ごろ使っていただいているようにVRの映像を使ったり、そしてこれからガイダンス施設でいかに見せていくかということをしっかりと来ていただいた方に納得していていただける、そういうことをこれから続けていかなければならないなと思ってます。そういう面から私どもは、永続的にこれから見にきていただける方が増えていくようなしつらえをしていきたいなと思ってます。

(日経新聞)

 今後、PRも大事になってくるのかなと思うんですが、今度国内推薦について、羽田空港ですか。

(市長)

 はい、行きます。

(日経新聞)

 PRをされるというのもありますけれども、首都圏、大都市、あるいは関空、そういったところでのPRにさらに力を入れる必要があるのかなと思います。そのあたりのお考えについてお聞きします。

(市長)

 残念なことに6年前、私が埼玉大学経済学部で百舌鳥・古市についてお話ししたときに、知っている学生さんは2割しかいなかったんですね、堺市にあるということがね。みんな、京都や奈良にあるというふうに思っておられたんですね。そして今回、やはり一番大事なのは、堺の百舌鳥古墳、そして羽曳野・藤井寺の古市古墳群ということをしっかりとアピールした、そして続けてきたということだと思います。これからも首都圏においては、まだまだ認知度が足らない部分もあるかもわかりませんので、しっかりとそのあたりをアピールする、国の内外にアピールすることをまずは今度の日曜日にやっていきたいなと思っています。

(日経新聞)

 今後も継続して、そういうふうに続けてやるということですね。はい、わかりました。

(市長)

 はい、頑張っていきたいと思います。
 ありがとうございました。

このページの作成担当

市長公室 広報部 広報課
電話:072-228-7402 ファックス:072-228-8101
〒590-0078 堺市堺区南瓦町3番1号 堺市役所本館5階

このページの作成担当にメールを送る

本文ここまで



以下フッターです。
Copyright © Sakai City. All Rights Reserved.
フッターここまでこのページの上へ戻る