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堺市
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堺市長定例記者会見 平成27年12月17日

更新日:2015年12月25日

市長

議会を終えて

 本日、平成27年第4回市議会定例会が閉会いたしました。
 今議会では、私から提案いたしました議題につきまして、「堺市廃棄物の減量化及び適正処理に関する条例の一部を改正する条例」が一部修正となりましたが、本日追加提案いたしました3件も含めまして、全ての議案をご可決いただいたところでございます。
 本日、追加提案いたしました「市長等の給与の特例に関する条例の一部を改正する条例」いわゆる市長の給与を減額する条例に関連いたしまして、その背景である個人情報の流出事案の調査につきまして、さまざまなご議論をいただいたところでございます。
 今回の事案の調査を進めるに当たりましては、人事部を中心に進めてまいりましたが、IT分野を専門とする弁護士さんなど、専門家の方々の意見を聞きながら、調査の内容、手法が適切であるかどうか、遺漏がないかどうかということを確認しながら調査を行ってまいりました。
 今後、外部の専門家を入れました検証委員会を立ち上げまして、市が行ってきた調査の妥当性や、再発防止に向けた対応を検証したいと考えております。検証結果は2月議会を目途にお知らせしていきたいと考えております。
 補正予算では、堺市民芸術文化ホールの本体工事の7.2億円の増額を含めた一般会計補正予算案などを可決いただきました。
 堺市民芸術文化ホールは、堺市の文化施策の中枢を担う施設であり、中心市街地のにぎわい創出に寄与するものになります。今後、組織体制を強化いたしまして、平成30年の秋にオープンできるようにしっかりと取り組んでまいります。
 また、今議会では、大阪府・市のダブル選挙の結果を受けて、松井知事が設置を表明した「副首都推進本部」についても、堺市が参画するのかというご質問が何度かございました。
 私は、副首都推進本部が大阪府・市の二重行政の解消を目的とする従前の府市統合本部を引き継ぐものならば、二重行政のない堺市は参画することはないと申し上げたところでございます。
 首都機能の移転や東西の二極化については、広域的な単位で国に働きかけていくことが必要であり、堺市も関西広域連合の一員といたしまして、オール関西で取り組んでまいりたいと考えております。
 私といたしましては、副首都推進本部におきまして、二重行政や大阪都構想と切り離して、副首都機能について議論が行われる場をつくっていただければ、参画して、しっかりと議論してまいりたいと、委員会でも申し上げたところでございます。
 また、現在のところ、副首都推進本部がどのような形になるのか、関西広域連合とどのようなかかわりを持つのかなど不明な点が多々ございます。その機能を確認した上で、今後の対応を判断してまいりたいと考えています。
 なお、大阪府立大学と大阪市立大学との統合など、堺市にかかわるものにつきましては、二重行政の解消という議論ではなく、地元市として、そのあり方について議論に参画したいということは、従来から申し上げてきたことでございます。それは今も変わりございません。
 今議会では、そのほかにもさまざまな案件につきましてご議論いただきました。今後、それらのご議論を踏まえまして、しっかりと施策を推進してまいりたいと考えております。

J-GREEN堺 人工芝新フィールド2面オープンについて

 次に、J-GREEN堺に観覧席つきの新たな人工芝フィールドが完成し、1月から利用を開始しますので、お知らせ申し上げます。このような感じでございます。

 一番先端の部分に2面をつくったところでございます。今まで22面でしたけど、プラス2で24面、サッカー、フットサルのピッチの数が24ということになります。
 J-GREEN堺は、平成22年4月のオープン以来、サッカーだけではなく、ラグビー日本代表の合宿や、フライングディスクの世界選手権大会、グラウンドゴルフの全国大会などさまざまなスポーツの大会が開催され、市内外の多くの方に利用していただいているところでございます。昨年度26年度は、72万人の方々がご来場いただきました。
 人工芝フィールドは9面ございますが、土・日・祝日など、そしてまた、夏休みなどは非常に盛況な利用状況でございまして、利用者の皆様方からは増設を望む声がたくさんございました。
 今回新設いたしました2面のフィールドにつきましては、観覧席も整備いたしております。ご家族の方など、今までよりも快適に観覧することができるようになります。セレッソ大阪堺レディースのホームゲームなどで使用するメーンフィールド以外で観覧席のあるのは、この2面だけでございます。
 また、新年1月の利用開始に先立ちまして、12月27日の日曜日にオープン記念式典を行います。私も参加いたします。
 当日は記念イベントといたしまして、少年サッカーチームによる試合を行います。まっさらなフィールドで、思い切ってプレーしていただければと思います。
 ことしもあとわずかとなりました。きょうが最後の記者会見となります。
 ことしも記者の皆様方には、堺市のさまざまな施策・事業につきまして、取り上げていただきました。本当にありがとうございました。引き続き、皆様方の協力をよろしくお願い申し上げまして、私からのことしの最後の記者会見にさせていただきます。
 ありがとうございました。

質疑応答

記者

 今、おっしゃられた情報流出の件で、検証委員会のことでちょっと複数質問があるのですけれども、立ち上げは年内なのかということと、一応最終報告としていただいていたと思っていて、この間の会見でですね。懲戒処分も出ていて、今までの調査を再検討するものなのか、どういう経緯でなったのかを教えていただけますか。

市長

 私どもの堺市が行ってきた調査の妥当性や、再発防止に向けた対応を検証するために、この検証委員会というのを立ち上げたいとに思っております。
 メンバーの皆さん方は、関係部局の職員と、先ほど申しましたIT弁護士、さらには法律の専門家に加わっていただきまして、専門的見地から妥当性の検証を行っていただきたいと思っております。来年早々にも立ち上げたいと思っております。またご連絡差し上げたいと思います。

記者

 それは、今回元職員の方との食い違いのようなことが報じられていると思うんですけれども、それを受けて、市のほうで調査の過程で何か新たに疑いが生じたとかそういう意味では。

市長

 いや、そういうことではないです。元職員との食い違いにつきましては、追って司直の手でしっかりと調べていただきたいと思います。
 そして、私どものやった調査の妥当性とか、今後の再発防止という点について、きょうも議会でいろいろご意見いただきましたので、そのあたりも踏まえて検証委員会で専門的な立場からご提言いただいて、今までの調査で抜けているところもあるかもわかりませんので、そういうことを私どものこの委員会の中で検討していきたいと思っています。

記者

 最後に済みません、一応この間の調査もITの専門の方に聞いた上で、専門家に聞いた上での調査とお伺いしていたと思うのですけれども、新たに別の分野の方が入るんですか。

市長

 はい。特定の一人だけではなく、幅広く、各方面から検証することも大事だと思います。
 もちろん今回も、法律的な見地からもチェックしましたけれど、新たな観点から、たくさん、今日も提言もいただきましたので、そういう意味で、複数の専門家の皆さん方による検証をしっかりやっていきたいと思っています。

記者

 これまで政務活動費問題でいろいろと採用されてきたかと思うのですけども、ここに来て、個人情報流出事件が発生して、これまで精一杯取り組まれてきた、その政務活動費の問題に対する対応への印象といいますか、その対応自身が薄れてしまったのではないかといったような印象も見受けられたりするんですけれども、どのようなお考えをお持ちでしょうか。

市長

 私どもとしましては、政務活動費の不適切な利用につきましては、しっかりと刑事告訴も含めてやっていかなければならないと思っております。
 きょうも議会の中で、市長に刑事告訴を求める意見書が出されて可決されました。意見書は重たく受け止めなければならないと思います。それ以前から、記者会見の中でも申し上げましたように、告訴を視野に入れてやっていくということを私も申し上げていました。
 私どもは、市民の税金であるこの政務活動費について、市民の皆さん方は、疑念につつまれていると思いますので、そのあたりは、司直の手に委ねて、しっかりと捜査していただくということをお願いしたいと思っております。

記者

 これまでどおりにしっかり対応させていくという、そういう認識でしょうか。

市長

 もちろんそうです。

記者

 本日、維新(大阪維新の会堺市議会議員団)のほうから特別委員会を立ち上げるというような話がありましたけども、撤回して否決されたかと思うんですけども、その辺についてはどのような感想をお持ちでしょうか。

市長

 やっぱり付け焼刃できょうは提案されたみたいで、議会内の議論見たり、討論を見ましても、答えることができてなかったですね。そのあたりいろんな思惑があったんかもわかりませんけど、私たちは、従前どおり政務活動費の適正な利用について議会の中の自律権でしっかりと議論していただきたい。もし不適正なものがあるならば監査で言われたとおり返還してもらう。そしてまた、故意があるならば、告訴も含めて検討していく。そういう姿勢は堅持しているつもりでございます。

記者

 今回は、百条委員会の設置(小林由佳議員及び黒瀬大議員による政務活動費又は政務調査費の支出の調査に関する決議)と刑事告訴(小林由佳議員の政務活動費支出に関する刑事告訴を求める決議)の両方が出ましたけれども、特に刑事告訴の面は市長が絡んでくる問題ですが、百条委員会も出てる中で、こうした決議が出たというのは、どのように今後対応していくのでしょうか。

市長

 百条委員会で新たな事実が出るかもわかりません。しかし、今まで申し上げていましたように、私どももリーガルチェックをしています。そして、捜査機関との事前の折衝もしています。そういったことも含めまして、刑事告訴を近々に行うべき準備をしております。その中で、新たに百条委員会で事実が判明したなら、訴因として追加することも考えております。そういったことも含めまして、2つ並行的にやっていきたいと思っております。

記者

 要は百条委員会の議論を見守るとかではなくて、それとは関係なく刑事告訴は視野にとの言葉もありましたが、これはもうする方針ということでしょうか。

市長

 はい、その方針で今進めています。

記者

 もう一回確認ですが、刑事告訴は、きょうの刑事告訴の決議案がありましたけど、それを受けてやられるということですね。

市長

 それを受けてではないですね、もともとやっていましたからね。あれも重たく受け止めていると。両方になったということです。

記者

 なるほど。あそこにはっきりと誰を告訴しようってこと書いてないんですけど、議会のほうの決議案には。

市長

 書いていませんね。名宛人である議員であると思いますし、共謀があるというのなら、議員の秘書であった現議員の黒瀬さんだと思いますけれど、具体的には書いておられませんけれど、そのあたりは想定されているんじゃないかと思います。

記者

 市長の刑事告訴というのは、これ刑事告訴って人間を告訴するわけですから。これは誰を。

市長

 やっぱり議員ですね。

記者

 小林さん。

市長

 はい。視野に入れますね。それ以外の人を告訴できないと思いますね。

記者

 黒瀬さんは入らない。

市長

 いやいや、それも含めて今、それは十分リーガルチェックをやっていますよ。

記者

 今、リーガルチェックの対象となっているのはお二人。

市長

 もちろん受け取った方ですね。受け取った方を抜きにして考えられないと思いますね。

記者

 受け取った方というのは小林さん。

市長

 支給された政務活動費を。

記者

 小林さんを中心には当然、言われていると。

市長

 そうですね。

記者

 刑事告訴についてなんですけれど、窓口は堺警察署に。

市長

 いや、まだそこまではちょっと。いろいろなところ、検察もございますし、警察、堺警察もございますし、本部もございますし、そのあたりはどこにどういう形でやるかどうかというのは検討中でございます。

記者

 現在、調整されているのは堺警察署と。

市長

 いろいろなところと調整しています。

記者

 関連してなんですけれども、刑事告訴をする方針というお気持ちは、前より、ちょっと変化というか、視野に入れてとおっしゃっていたときよりかは変化があったということですか。

市長

 そうですね。きょうは決議の中で、市長の刑事告訴を求めるという決議が賛成多数で可決されまして重たくなりましたね。そういう意味で、今までと併合して考えていかなければならないと思いますね。

記者

 ちょっと情報漏えいの件に戻るのですけれども、元職員の方が情報の持ち出しを上司に許可を口頭でとっていたということを言っていますけれども、市としてはその許可を出したという見解はないということですか。

市長

 はい。私どもは上司が許可を出して、持って行っていいよということは言っていないことを、事情聴取で確認できています。ただ、そのあたりはこれから司直の手に委ねる部分が多くございますので、今、元職員もいろいろなことを考えていると思います。そのようなことも踏まえまして、事実をしっかり解明していくことが、今後、警察の中に委ねられていくのではないかと思います。

記者

 先ほどの議会の中でもお話がありましたけれども、市から職員の方にヒアリングをした後に、メディアに対して許可をとったという発言をされたということで、その発言をしてからヒアリングをされてないと言ったのですけれども、今後もまた職員の方にヒアリングされるんでしょうか。

市長

 機会があれば、元職員に聞くことをしなければならないと思っています。ちょっと食い違っていますので。立場もわかります。刑事訴追されるということも彼もわかっているからそういうことを言っているのかもわかりませんけど、機会があれば彼にもう一度確認することをやっていきたいと思います。

記者

 あと、情報を持ち出すときのマニュアルの中に、例えば、文書で何か承認をもらわなければいけないというような細かい決まりがなかったという発言も議会の中でありましたけれども、このマニュアルについてはどのように思われますか。

担当

 これは当時のセキュリティポリシーのレベルではそういう形になっておりましたが、その後、セキュリティポリシーのレベルも上げてきておりますので、現在のところのマニュアルの整備では進めていると思います。

記者

 先ほど、担当部署のほうにお聞きをしたら、堺市全体としてのマニュアルの中では、そういう文書で確認をとるようなことは書かれていなくて、各部局でまた細かいルールを決めるみたいなお話をされていて、選管のほうではそういうようなことはおっしゃってなくて、堺市全体のマニュアルに文書での承認とかそういうことは書いてないのでということを言っていたのですけども。

担当

 今回のことを受けて、よりいろいろなソフトの面、ハードも面も含めまして、セキュリティを高めていくという取組みというのは、なるべく早い時期に進めていくということです。

記者

 最後1点なんですが、細かい規定があれば、今、問題になっているような言った言わなかったという事態にはなっていなかったかと思うんですけれども、そのあたりどのように受け止めてらっしゃいますか。

市長

 そのような規定の整備がご指摘のようにおくれていたのかもしれません。そういうことも含めて、できるものは早急にする。そして、スピード感を持って全てのアクセスについての保守管理ができるようにしていきたいと思っております。

記者
 今の情報流出の件で、元職員の方の刑事告訴のめどとかはたっているんでしょうか。

市長

 私どもも相談に行っております。これもできるだけ早目にしっかりしていきたいと思っています。それは年内にできるかどうかもちょっとまだそこまでいっていませんけれど、早目にやっぱりやりたいと思っております。

記者

 その時期っていうのは、その検証委員会の動きとかには特に左右されずに。

市長

 左右されません。

記者

 もう、別。

市長

 はい、別途進行していきたいと思っています。

記者

 先ほど情報流出の検証委員会なのですけれども、再発防止の言葉がありましたけれども、その再発防止というのは、この前の会見でも書かれてはいたかと思うんですが、この再発防止というのはそれが適切かどうかを見る。それとも再発防止をこれからまた考えていくということですか。

市長

 とりあえず、ハードに対して接近できないようにしたいと思っています。例えば、勝手にUSBを持ってきて移すということが、物理的にできなくしたいと思っております。それとともに、そのような(アクセスに対する)手続をしっかりとするということも含めてやっていきたいと思っています。

記者

 その辺の話が、この前の人事課の説明を聞いたらそのような回答があったのですれども、検証委員会では、それが適切かどうかを確認するのですか。

市長

 はい、もちろん情報の流出をいかにして止めるかということですので、アクセスに対するしっかりとした手続をどうするかということも含めて、検証委員会の皆さん方にもご意見を聞きたいと思います。

記者

 先ほどの確認なのですけれども、刑事告訴の政務活動費の件ですが、これは小林議員と黒瀬さんも対象として考えているのですか。

市長

 対象にできるかどうかということを今、よく検討していますし、どういうかかわりをしているかということを最後までしっかりと詰めてからの話であると思っています。

記者

 二人が対象かどうかも今、チェックをしていると。

市長

 はい、そうです。一人は必ずです。

記者

 小林さんは一応もらっているので、この人はもうメーンターゲットということになりますよね。

市長

 そうですね、はい。住民監査請求でも小林さん本人に対して不適正であると言われていますので。そして、本来出していたビラが出されていないというのもやはり、知り得るはずであると思いますので。

記者

 小林さんを中心に、刑事告訴の対象者は検討しているということで。

市長

 はい。

記者

 その場合は、容疑としては何になるのですか。詐欺とかその辺はもう。

市長

 今、視野に入れているのは、有印公文書偽造及び詐欺になると思いますけれど、そのあたりの罪状ですけれど、そのあたりもリーガルチェックしっかりやっていかないと、遺漏があってはだめだと思いますので、そのあたりだと思います。

記者

 近々っていう言葉もありましたけど、これはまだ目途は。

市長

 はい。リーガルチェック、最終までしっかりやっていきたいと思っております。

記者

 今の刑事告訴のお話の追加なんですけれども、百条委で出た罪状でその訴因を追加するかもしれないということなんですけれども、すると時期は百条委の開催を待ってということになるんでしょうか。

市長

 いや、百条委の開催と切り離してやりたいと思っています。ただ、刑事告訴してから新たな事実や証言が出てきた場合は、どのような罪状が付加できるかどうか、そして、その事実について新たに追加することができるかということはあると思います。

記者

 タイミングはいつごろ。年内をお考えになっているんでしょうか。

市長

 近々ということで。年内とはちょっと言えませんけれど、近々。このように議会のほうでも、市長、刑事告訴しなさいよという決議がなされていますので、それも踏まえるとそんな悠長にはしておられないし、皆さん方に視野に入れて言ってから大分たっていますので。

記者

 もう捜査機関と事前折衝をされているということなんですけれども、もう告訴状とかは手渡してはいますか。

市長

 まだ手渡していません。

記者

 告訴状はもう用意されているんでしょうか。

市長

 今、作成中です。

記者

 作成中。ということはもう告訴するで、いいのですか。

市長

 する方向ですね。最後のリーガルチェックやっていますから。

担当

 データの持ち出しについての補足説明をさせていただきます。

 市全体のルールの中では、管理者の許可を得て持ち出さなければならないということになっております。システムごとに、その市全体のルールを受けて、手順というものをつくるようにしております。それは標準のひな形を用意しておりまして、それぞれのシステムに応じてその手順を参考につくるという形になっておりまして、そのひな形の中には、データを外へ持ち出すときには、目的とか相手先、それからデータの数量、それから媒体の種類等々を報告した上で許可をいただくということを記載しておりますので、書面という言葉では書いていませんけれども、当然書面を想定した報告、許可ということになっております。

記者

 恐縮なのですけれども、橋下市長に関連してなんですけれども、橋下市長はおやめになるということで、長いおつき合いなので、率直なご感想をまずお聞かせください。

市長

 8年間の率直な感想ですか。

記者

 それ以前からもおつき合いありますか。

市長

 いや、8年間。部下として、橋下知事が大阪府に来たときに、まさに、幹部職員を前にして、皆さん方は破産会社の従業員ですよという話を聞いて大きなショックを受けました。そして、一つ一つ財政再建プログラムを進めるに当たって、民間手法を導入しながら、そしてまた、エビデンスを必ずつけることを命じながら改革していくという、改革マインドは素晴らしいと思いました。

 そういった中で、やはり私も市長選挙で応援していただいた。そして市長になって、次の年ぐらいから都構想ということを言い出して、そして、忘れもしません。(平成)22年の4月7日、大阪市内某所で、堺市も都構想に入ったらどうだと言われたのですけど、私は、堺は地理的、歴史的にも一体で、自由・自治都市としての歴史があるから、都構想に入って分割するなどということはあり得ないと思いますよと申し上げた。そのあたりから橋下さんとの分岐点があったということですね。

記者

 率直にお辞めになる感想はいかがでしょうか。

市長

 お辞めになる感想は、それはいろいろな思いがありますわね。大阪をよくしようと思っていろいろ当初から活動されたということですけれど、本当にそれで大阪がよくなったのかなということですね。経済的な面、そして文化の面、さらには、基礎自治体の長として大阪市長をされて、住民にとって大阪市が暮らしやすいところになっているのかどうかというところ。私は基礎自治体の長として、現場に入って市民目線で常に市民の皆さん方と議論させてもらっていますけれど、(橋下さんは)そういうことは余りなかったのではないかと。トップダウンで、すばらしい思いつきでやっておられることが、PDCAを回してない部分もあったのではないかと、そのように思うところはありますね。

 民間人校長、民間人区長が、特にその例だと思いますね。皆さん方の会社、新聞社や放送局で幹部を、全てよそから連れてくると言われたら、その組織がもちますか。もたないでしょう。

 しかし、ほかの血を入れるということは大事なことだと思うのですけれど、総替えというのは、私はその会社や組織をつぶしてしまうというように思うのですね。そういう意味から、功罪いろいろあったこの8年間ではなかったかと思います。

 ただ、すばらしいのはやはり言葉、人の心をわしづかみにするような言葉なり、パフォーマンスはすばらしいと思いますね。私はそういうところはもっと勉強しないとだめだと思いますね。

記者

 ありがとうございました。

 一番評価する点と、一番評価しない点というのは。

市長

 評価する点は、最初も言いましたように、改革、改善ということを進めていこうということ。そして、どうも公務員はエビデンスということを今まで余り言わなかったですね。エビデンスを求めて改革、改善していくというのは、これはすばらしいと思いますし、どんどんこれからも橋下さんも進めていっていただきたいと思います。

 そして、一番、橋下さんにしっかりと考えてほしかったのは、大阪の発展に都構想は、私は「百害あって一利なし」だと言った、その点、特に堺にとっては自由自治都市の中世の歴史、そしてまた45年かかって市民の皆さんと市議会と一緒になって政令市になったのに、それを二つや三つに分割すること。それは堺を知らない、堺の市民の熱い思いがわかっておられないから、そのように言われたのだと思います。

記者

 もう一点だけいいでしょうか。

 維新(大阪維新の会出身)の首長さんとかが広がっていって、周辺の自治体への影響は。周辺の自治体にどんな影響を橋下さんが及ぼしたかどうお考えでしょうか。

市長

 周辺の自治体ね。維新の出身の首長さんもおられますので、ある意味で、橋下さんの理念を引き継いでおられる方もおられます。そしてまた、それぞれの自治体の中で、橋下改革のいいところと、そして、是正すべきとこと、いろいろ調整しながらやっておられる方もおられます。いろいろだと思いますけれど、私が、一つ言いたいのは、基礎自治体優先の原則という自治の流れ、これは周辺の自治体の首長さんも絶対に、そのように思っていると思います。だから、強引に基礎自治体の権限を、大きいから特別区にすると。堺市だけじゃなく、周辺に八尾や東大阪やそのあたり、吹田やそのあたりも含めて、特別区にすると都構想を、当時は言ってましたよね。それが、基礎自治体優先の原則に合致しているのかどうか。私は道州制論者ですので、橋下さんと考えは同じですけれど、道州制は基礎自治体がしっかりしていなければできないとに思います。府県強くしたら道州制の阻害要因になるだけだと思います。

記者

 政務活動費の刑事告訴のことなのですけれども、刑事告訴に踏み切ることを決められた一番の要因って何ですか。

市長

 議員総会したり、議会運営委員会したら疑惑が深まるばっかりですね。まさに住民監査請求でおかしいと、証明ができないでと言われてから、いろんな機会でお二人の話聞いたら、疑惑はだんだん深まっていきますね。そういうことがやっぱり一番大きな要因だと思います。そして、しっかりと説明責任を果たされてないですね。そういうことだと思います。

記者

 それは、これまでのお二人の説明を聞いて、議員総会とかの説明を聞いて、それでは足りないということなのですね。

市長

 足りないと思いますね。

記者

 情報流出の検証委員会のことなのですけれども、先日、発表してまだ日にちがたってない中で、調査の妥当性を検証するっていわれると、まとめたものに問題があったという認識なのか、そう認識したわけではないのでしょうか。

市長

 いや、問題はあったとは思いませんけど、これからやるべきたくさんのことがあるのは確かです。安全対策組織、組織管理とかいうものは必要ですので。それを外部の専門家の人にしっかりと見てもらう、そして、今までやったことを、もう一度外の目でチェックしたもらったほうがいいのではないかと、そのように思っていますので、検証委員会なるものを来年には立ち上げて、2月議会には報告したいと。きょうも非常に厳しいご意見ございましたので、それも踏まえてやはり2月議会には一定、報告したいと思っています。

記者

 それは、先日の発表の段階でも検証委員会をつくろうというのは、もう既に決められていたのですか。

市長

 そういう案は、いろいろ案はございましたけど、それをどういうイメージでというのはまだございませんでした。ただ、いろいろきょうの議論もする中で、しっかりと議会に対して説明することが大事だねということを私も、副市長も、そして、担当の総務局の者も確認したとこでございますので、そのようなことをきょう答弁させていただいたところでございます。

記者

 橋下さんの話にちょっとまた戻りますけれども、最後の記者会見のときに、2年後の堺市長選挙について、(立候補を)明確には否定しなかったということなのですけども、率直なご感想をお聞かせください。

市長

 私も2年後の市長選挙に出るとも何とも言っていませんので。率直な感想といわれても。堺は一つ、堺をなくすなという、堺のマインドがしっかりとまだまだ残っていると思いますので、その当たりは堺市民は都構想に対しては判断していただけると思います。

記者

 刑事告訴をまた追加でお願いします。今、記者の質問に疑惑が深まったとおっしゃったのですけれども、どこら辺の部分なのでしょうか。深まったところというのは。

市長

 議員総会でも言われていましたように、出された文章が時系列的に合ってないようなちらしが出てきました。そういうことが、その他いろいろなことで、ぽろぽろと本来知りうるべきことが知ってないとか、時系列がおかしいとかいうことが出てきています。こういうことを重ねたら、だんだん疑惑は膨らんでいくと思います。

記者

 時系列というのは領収書の、業者の名前も。

市長

 領収書もあります。「私は何々委員長、副委員長に就任しました」とかいうのは、まだそのとき就任してないのに出ていましたね。領収書は後からでもつくれるとかいうことを言った人もおります。ちらしも後から作ったのかなということも思います。「語るに落ちる」という言葉が適当ではないかと思いますね。

記者

 議会でも西議員が発言されていましたけれど、きのう(大阪府)知事が、議会も役所も反省がないというように今回の流出についておっしゃったようですけれども、知事からそういうことを言われてしまうことについて。

市長

 今議会の冒頭でも、きょうの冒頭でも私が謝罪させていただいたように、今回のこの流出事件は非常に重たいものがあると思います。管理職一同反省するとともに、職員全体が今後の事故防止のために意識を高くして対応していきたいと思います。

 私どもは、これからしっかりと今後の情報管理、組織運営に生かしていきたいと思っております。

 どうもありがとうございました。

 よいお年をお迎えくださいませ。ありがとうございました。

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市長公室 広報部 広報課
電話:072-228-7402 ファックス:072-228-8101
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