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堺市
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平成26年11月20日開催(「市長と職員との対話(仕事と子育ての両立)」)

更新日:2014年12月3日

 11月20日に、市長と子育て中の職員10名が意見交換をしました。

市長メッセージ

はじめに

(1)イクボス宣言の意義 
 11月17日(月)にイクボス宣言をした。これは、トップ・管理職が部下のワーク・ライフ・バランスを考え、部下の仕事と生活(子育て、介護等)の両立を支援するためである。
 昔は職住近接で、子どもは親の働く姿を見て育った。つまり、働く現場と子育てが密着していた。またもう一つ、多世代同居も多かった。今は職住分離で、子どもは親の働く姿を身近で見ることができない。また核家族化していることもあり、子育てが大変になっている。
 イクボス宣言の時に、ファザーリング・ジャパン代表理事の安藤哲也さんと話をしたのだが、健康に働くこと、そのためにワーク・ライフ・バランスを考えることが大事だとおっしゃっていた。また、ワーク・ライフ・バランスを保つとメリハリのついた働き方になるので、職場の労働環境と生産性の向上につながり、事業者にとっても有効なので、市内の中小企業にもご指導ください、とおっしゃっていた。
 堺市は大規模事業所だが、中小企業にとって、従業員の子育て支援は難しい面がある。女性も男性も働きやすい企業が増えることは、子育てしやすいまちづくりにもつながるため、どのように働きかけをしていくか考えていたが、事業者のマインドを変えてもらうためにも、私がイクボス宣言をした。
 イクボス宣言をしたことで、私も思考と行動を変えないといけないと思っている。
 先日、片山善博氏(元鳥取県知事、元総務大臣)の講演を聴く機会があった。片山氏には子どもが6人おられるが、総務省勤務時代から、各地方に赴任するときは常に子どもと一緒に転勤し、子育てをしたと、子どもを風呂に入れるのは片山氏の仕事として子育ての役割分担をしてきたとおっしゃっていた。
 私も今日、娘が札幌から11カ月の孫を連れて帰ってくるので、孫にどう接するか、育児をどうサポートするか考え、楽しみにしている。

ワーク・ライフ・バランスの背景

(1)少子高齢化社会
 社会的な背景(少子高齢化社会)からワーク・ライフ・バランスが言われるようになった。しかし、子育ての大切さは、時代が変わっても変わることはない。しっかり子育てをして、次の世代に社会を引き継いでいくことは我々の責務である。
 私は、子どもを産むかどうかはそれぞれの人の判断であると思っている。私には4人の子どもがいるが、私はたくさんいてよかったと思っているし、それぞれの子どもが生まれたとき、また育てるときごとに感動があった。
 合計特殊出生率が2.07を超えないと人口が減少すると言われるが、人口消滅可能性都市などというフレーズに振り回されずに、堺市の子育て支援システム、ワーク・ライフ・バランスの支援システムを考えていかなければならない。
 血縁に捉われない、地域での子育てのシステム、多世代での子育てシステムも考える必要がある。つまり家庭の子育てを地域が補うのである。年長者を敬うことや、自分を大切なものとしてとらえること、友達と仲良くすることを、自分の地域で教えてもらうことが大事だと思う。多世代型、地域型の子育てシステムを考える時期に来ていると考えている。
 皆さんには、おおらかに子育てするとともに、他人の子どもにも目配り・気配りをしてほしい。そして「大丈夫、大丈夫」という言葉を子どもにかけてほしい。それが子どもの安心感につながっていく。
 
(2)男女共同参画社会
 男女共同参画の視点は、これからの社会で不可欠であると思う。男女が固定的な役割分担ではなく、お互い指導的な立場に立っていくことが大事であり、特に、女性にはしなやかな感性を活かしてもらいたいと思う。
 これからの社会は、流動的な役割分担が必要になってくる。そのためにも、男性職員の育児休暇取得率を平成30年度に10パーセントにすることをめざしているが、10パーセントにとどまらず、もっと向上させるべきだと思っている。子どもが生まれたら、休暇休業の取得計画をしっかり出させることを各職場で行っていくことが大事である。
 また、育休取得後に職場復帰しやすいように、例えばテレワークのようなものを導入してもいいのではないかと思っている。家庭にいても仕事ができる仕組みを考える時に来ている。そうするとさらに男女共同参画社会が進んでいく。
 

堺市職員への期待

(1)仕事と子育てを楽しむ
 皆さんには仕事と子育てを楽しむことを求めたい。皆さんは人生のうえで一番充実した時期にいると思う。仕事と子育てを大変だととらえず、しっかり楽しんでやっていくことが大事。
 もちろん不妊症、不育症の人の支援も必要であるが、仕事と子育ては人生の中で非常に大切なことなので、是非その両方を楽しんでやってもらいたい。

(2)子育ての協働を考える
 親の支援が得られるのなら、無理を言ってでも支援してもらえばいいと思う。また、地域資源(保育所、子育てに関する相談ができるところ、病児・病後児を預かってくれるところなど)も活用すればいい。各区の「区教育・健全育成会議」も活用願いたいと考えている。
 まず家庭が第一だが、家庭で補えないことを地域が担い、地域で子育てしていく意識を醸成したいと思っている。
 子どもは堺の宝である。子どもが堺に生まれたことを誇りに思う教育・まちづくりをしていきたい。

(参考) 堺っ子に宿る3つのDNA

 私は常々、堺の子は稀有な3つのDNAを持っていると話している。
 一つ目は「南蛮貿易の遺伝子」で、世界に飛び出し、挑戦する、冒険者のDNAである。昨日、フィリピンの総領事と話をしたのだが、その部屋に置かれた像の呂宋助左衛門の話をしたところ、フィリピンとのつながりがあることを知って驚いておられた。昔から、世界に飛び出し活躍する遺伝子を持っていたことを誇りにしないといけない。
 二つ目は、「匠の遺伝子」で、ものづくりのDNAである。私たちの先祖は仁徳天皇陵古墳をはじめとする百舌鳥古墳群を作ってきた。また、そこでは銅器や鉄器など、その時代の最先端の技術が使われていた。今の包丁や自転車につながるものづくりの遺伝子を持っていることを誇りにしないといけない。
 三つ目は、「自由の遺伝子」で、権威に頼らず、多様性を受け入れるDNAである。千利休や与謝野晶子など、自由な発想をもって茶道や短歌を広めていった先人がいたことを誇りに思わないといけない。
 我々はまさに自由自治都市の遺伝子を持っていて、そのような遺伝子を持った子どもを育てている誇りを持って子育てをしてほしいと思う。

意見交換

 市長のメッセージの後、「仕事と子育ての両立」をテーマとして率直な意見交換をしました。一部を抜粋してお知らせします。
職員  
 仕事と子育てを両立するため、仕事ではタイムマネジメントを考えている。一日のスケジュールでは7~8割を埋めて、残りは突発的な対応のために空けるようにしている。もし突発的なことがなければ、翌日の予定を前倒しで進めるようにしている。
職員
 同僚には手伝えることがないか、積極的に声をかけるようにしている。保育所送迎で同僚には普段迷惑をかけているという負い目がある。
市長
 負い目に感じる必要はない。育児という社会にとっても大事なことをしているので今は同僚の好意に甘えたらいい。ただし感謝の心を忘れないこと。
職員
 子どもの体調によって、急に休まざるを得ないことがあるので、仕事の状況が同僚にも分かるように机にメモを貼る工夫をしている。
職員
 今はどの自治体も子育て支援を掲げているので、堺がどこで差別化を図るか。例えば保育所・学童保育の時間を20時までにしてはどうでしょうか。
市長
 延長保育については、そこまでの対応はできていないが、堺が何に特化して施策を展開するか、よく考えないといけないと思う。
職員
 育児中の職員をフォローしている職員をフォローする制度があれば心苦しく感じない。
職員
 女性が仕事を続けるうえで、夫の家事育児参加が必要だと思う。そのために男性が家事育児に参加できる職場環境が必要だと思う。
職員
 病児のための保育所があるが、普段通っている保育所で子どもを見てもらえると、子どもも安心する。
市長
 病児・病後児保育所は大事だと思っている。各区に一つ位は作りたいと思っている。NPOの活用も考えたい。
職員                                         
 祖父母との育児ギャップがあるので、祖父母世代対象の講座を保健センターで行ってほしい。
職員                                                 
 妊婦健診で保険適用ではないものがある。全ては難しいと思うが、重要なものは保険適用にしてほしい。
市長
 妊婦健診では市負担が一人10万円を超えたところ。府レベルでは上位になった。よく精査して、大事なものには重点的に、スクラップ・アンド・ビルドで見直していきたい。

このページの作成担当

総務局 人事部 人材開発課
電話:072-228-7194 ファックス:072-228-8823
〒590-0078 堺市堺区南瓦町3番1号 堺市役所本館5階

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