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堺市
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平成25年1月23日開催(西区役所・北区役所 若手職員対象)

更新日:2013年1月23日

 今回は、西区役所・北区役所の若手職員23人が参加して、「区民に役立つ区役所であるために」をテーマに開催しました。

市長メッセージ

1 はじめに

政令指定都市になって何が変わったのか

 堺市が政令市になったことで、権限と財源にどのような変化があったのか。また、それに対して職員の仕事ぶりはどうあるべきかということについて話したい。
 政令市になって、約1050項目の事務が大阪府から堺市に移ってきている。それにはいろいろな行政事務があって、中には市民にあまり身近でないものもある。

「子育てのまち堺」の推進

 身近なものについて見れば、例えば、子ども相談所の事業。子育ての悩みを抱えている、自分の子どもの成長に不安なところがあるといったときに、児童福祉司や児童心理司のいる相談所で聞いてもらえる。虐待への対応で見れば、一時保護、隔離が必要なときに、以前は府の機関につながなければならず、リアルタイムでの対応が難しかった。今は、事態の程度や優先順位をしっかり把握して、臨機応変に対応できる。
 また、現在、小・中学校教員の独自採用もやっている。以前は、府が一括採用して、堺市に配属させていたので、本当に堺の子どもたちを教えたいと思っている人が配属されているわけではなかったと思う。今は、堺の子どもを教育したいという思い、堺を愛する思いを持っている人を教員として採用することができる。

国道・府道の管理

 以前は、国道・府道の管理権限がなかった。今も2ケタ国道、堺市では26号線は、国の管理だ。しかし、309号と310号の3ケタの国道や中央環状線などの府道は、現在、堺市が管理している。これによって、国・府道の道路の清掃、看板・サイン、維持・補修などが、市道と一体的に管理できるようになった。

区役所の設置

 私は、区役所は地域の総合行政サービスの拠点、市民自治の拠点と考え、区役所に権限と財源を移していきたいと思っている。例えば、平成25年度の予算編成からだが、各区と所管の局が一緒になって予算を要求することを始めた。これによって、区民に一番近い区役所が、区域内の公共事業について主体的に優先順位を決めることができる。
 さらに、教育委員会の権限も今後、区に移したいと思っている。今は、教育委員会の権限は6人の教育委員が大きな方針を決めているが、できれば地域に身近な教育についての権限は、各区に教育委員に準ずる人を置いて、それぞれの区ごとに、区域内の教育をどうするかというところをしっかりと議論してほしいと思っている。

ニア・イズ・ベターの原則

 このように、地域に近いところに権限や財源を移していくことが当然だと思う。そのほうが、区民にとって、今より区の仕事が良く分かって、より監視できるようになる。例えば、私たちにとって、国の仕事はなかなかわかりづらい。権限や財源を移すことによって、よりわかりやすくなる。ニア・イズ・ベターという原則だ。そういう原則に従って仕事を進めていくべきだと思う。
 私は、平成元年に美原町の助役をしていたが、そのときの印象として、経由機関としての仕事が多く、大阪府で判断してもらうことが多かった。しかし、今、美原区の職員は、いろいろな事態にリアルタイムで判断し、対応している。
 このように区の行政や堺市の行政自体が高度になり、職員は、政策形成能力や総合力を発揮できる状態になっているのに、大阪都構想のもと、また中核市レベルの権限に戻ることは考えられない。時計の針を進めることはあっても、元に戻すことはできないと考えている。

堺市が大阪都構想の「特別区」になった場合の財源の問題

 (宝くじ収益金)政令市になって約1050項目の事務がきて、約130億円の財源が増えた。ほとんどが仕事についてきた財源なので余裕があるわけではないが、余裕としてできたといえるのは、宝くじからの財源で約30億円ある。これは政令市になったメリットとして増加した部分なので、私は、これを子どものために使いたいと考え、子ども医療費に充てることにした。これを以前の状態に戻すこともあり得ないと考えている。
 (市税)もう一つ大きいのは、もし、東京都のように特別区になれば、現在の市の予算約1326億円のうち約463億円が府に移ることになると考えられる。府全体の中で調整して、どこかの区に再配分されたり、大規模開発に使われたりすることになると思う。
 今、私が、市民の方に言っているのは、堺市で集められた税金は堺市のために使うべきだということだ。府に財源を移すことは、堺市民の税金を正しく使うことにならないということだ。
 (地方交付税)国からの調整財源である地方交付税は、もともと地方で集められた税金で地方の財源だ。それを全国的に再配分している。財源があるところからないところに移している。それが今、約416億円あるが、これも特別区になれば府に移ることになる。
 (借金)これとは別に、大阪府も大阪市も非常に大きな借金を抱えている。堺市は一人当たり約39万円の借金。それに比べ、大阪市は103万円、大阪府は61万円の借金がある。特別区に移行すればそれがさらに増える。堺市の健全財政が、そういうところに使われることなる。

2 区役所職員に望むこと

公務員・市職員になった時の初心を忘れない

 私は、皆さんが公務員・堺市職員になったときの初心を忘れないでほしいと思う。
 常在戦場という言葉があるが、勤務時間中は常に戦場にある気持ちで、緊張感を持って仕事をしてほしい。
 また、私たちは、公務員として全体の奉仕者としての仕事を選んだ。そういう志を絶対に忘れてはいけない。様々な要望に対応しなければならないが、常に親切丁寧に、そして毅然として断るべきところは断るというメリハリの利いた市民応対が必要だ。
 初心、そして全体の奉仕者であって一部の奉仕者でないということをしっかり捉えておく。

都市内分権とは何かをしっかり認識する

 分権とは上から与えられるものではない。下から築き上げるものだと思う。
 市民と市民がお互いに支え合うような地域社会が、強い地域社会だ。市職員の役割は、そういう地域社会のつながりを育てていくこと。市民と市民がコミュニケーションを取れるようアシストするのが私たちの仕事だ。
 トップダウンで築いた民主主義は弱い。トップダウンでは判断の偏りがあると思う。きちんと市民の間で、学校で、保護者で議論することで適切な解答が得られる。決定するときは、時間がかかってもボトムアップでの決定が必要。
 そして最後は私が決断する。堺市でもなかなか決断できずに置いているものがある。議論をしても結論が出ないという事案だ。やらないといけないことは、議論という積み上げをしたうえで決断することが大事だ。

常に自己啓発を行う

 当面緊急にしないといけないことは誰であってもしないといけない。しかし、勤務時間内で将来に向けての仕事をやっていくことも大事。当面のことばかりやっていては、中長期的なビジョンを描くことはできない。
 だから、皆さんは忙しい中でも10年先を見込んだ仕事のやり方を考えてほしい。この仕事は、2年後、3年後、そして10年後にはどのようにするのか、将来のビジョンを描きながら日々の仕事をする。消防の仕事を例に考えると、燃えている火は今消さないといけない。その一方で、不燃性の家をつくるにはどうするべきかとか、どういうふうに火災予防をしておくべきかということを考える。
 そのためには常に新しいことを勉強してほしい。自己啓発をしていないと、当面の対応ばかりになって、10年先のことは考えられない。仕事に関する本を読む。また、仕事以外の本も読む。そういうことをしなければ、10年先の仕事のありようがわからない。
 常に自己啓発を心がけ、人の心の奥底まで響くような仕事の仕方をしてほしい。

3 風通しのよい職場

 風通しのよい職場は、皆さんにとって一番の問題だと思う。
 それには上司のリーダーシップが大事だと思うが、皆さん自身が風通しの良い職場にしようとするメンバーシップも大事だ。リーダーシップとメンバーシップがあって初めて職場の風通しが良くなると思う。
 今、人事評価の研修をしているところだが、人事評価においては、皆さんの目標と職場の目標と管理職としての私の目標を一緒にそろえることが大事。それぞれの課題を一緒にする。それが人事評価の原点。
 だから相対評価は堺市の職員にはなじまないと思っている。5%の職員に「D」の評価を付けて、それが何年続いたら免職だとか、一律何%の職員のボーナスを必ず落とすというのは間違いだと思う。絶対評価で人材育成の観点がないといけない。絶対評価に基づいて職員が成長できるような評価にすべき。誰にでも間違いがある。たまたま自分のミスで仕事がうまくいかないことがある。評価における上司と部下の面談では、「あなたはこの仕事でこういうことがあって、こういう結果だったね」ということをお互いに了解し、「この次は頑張って」という言葉がなければならないと思う。
 私は、何も差のない社会は、成長しない社会だと思う。だから、公務員にも信賞必罰は取り入れるべきだと思っている。そして、皆さんと組織がともに成長するためには、人事評価でぎくしゃくしないような職場風土、風通しの良い職場風土をつくっていかないといけない。それが、「区役所は区民の役に立つところ」につながっていくと思う。

職員の主な意見

チェックをする

参加者
 自分の仕事を適切に評価して、企画立案し、実行できる職員でありたいと思っている。
市長
 PDCA(計画・実行・チェック・行動)を常に意識しておくことは大切だ。この中で一番弱いのはチェックのところだ。一所懸命に計画を立てるが、やりっぱなしが多い。計画を実行して、「どのぐらいの満足度を得られたか」「どうしたらより効果的になるか」など、定期的に確認し、組織で共有することが大切だ。

笑顔を心がける

参加者
 区役所での手続きは、ややこしいという印象を持たれていると思うので、まず、リラックスしてもらうように心がけている。また、きめ細かい対応をしようと心がけると、簡潔にできず時間がかかり過ぎてしまう場合がある。
市長
 きめ細かな対応には、メリハリが必要。すべてにきめ細かくするのではなく、相手のさまざまな特性を踏まえた対応をすることが大事だ。
 また、今年の年初の局長級職員が集まる庁議で、「笑顔をモットーに仕事をしよう。」と言った。難しい顔をしていては、できることでもできなくなる。笑顔で仕事をすれば、困難なことでも対応できる。

楽しく仕事をする

参加者
 常に仕事を楽しくという気持ちで取り組んでいる。
市長
 私も仕事を楽しんでいる。どういうふうに楽しくするかといえば、やはりマインドだ。自分の仕事を楽しいと思っていくことから楽しさが出てくる。朝出勤するときに「嫌や」と思っていてはそうならない。「楽しい!楽しい!楽しい!」と自分で念じることで楽しくなる。自分が選んだ仕事であって、楽しい仕事をさせてもらっていると思うようにする。

オン・オフについて

参加者
 オン・オフの切り替えはどうされていますか。
市長
 確かに切り替えは必要だ。家に帰るとオフになる。オンのときに笑顔で対応する。いやな顔をしない。オフの家では、笑顔が少なく嫌がられているかもしれないが、リラックスするようにしている。また、時間があるときには、公園を走って汗を流している。

健康と自己啓発

参加者
 市長は10年先の自分のビジョンについてどのように描いていますか。
市長
 状況は違うかもしれないが、10年後も元気で仕事をしているイメージだ。基本的には、健康が一番大事だと思っている。良い仕事をしようと思えば、健康でなければならない。そのために、体力の低下を少しでも食い止めるよう心がけ、絶えず自己啓発をして、多様な本を読み、いろいろな人と会っている。人と会うのは大事なことだ。その人の元気をもらう。その人に啓発される。健康に留意しながら自己啓発だ。

このページの作成担当

総務局 人事部 人材開発課
電話:072-228-7194 ファックス:072-228-8823
〒590-0078 堺市堺区南瓦町3番1号 堺市役所本館5階

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