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堺市
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平成27年5月13日開催(「新たな業務のやりがいと抱負」 平成27年度異動した職員対象)

更新日:2015年6月1日

「新たな業務のやりがいと抱負」をテーマとして、市長と平成27年4月に異動した職員11名が意見交換を行いました。

市長メッセージ

1 新たな業務のやりがいと抱負

(1)堺市職員(地方公務員)という仕事 
 私の今までの公務員人生を振り返ってお話する。私は最初堺市役所を受験しようと思っていた。しかし、その年の募集が無かったので大阪府庁を受験した。その時は皆さんのように確固とした志望理由があったわけではなく、公務員にでもなろうか、という薄弱な理由だった。
 最初に配属されたのは職員研修所で、人材育成の仕事だった。アットホームな職場であり、またいい上司とも巡り会えた。
 そのようなことで、入庁して1カ月で仕事が面白くなり、自分にとってこの職場は適職だと思った。なぜなら、常に勉強することができる業務であり、自己啓発の意欲のあった自分に合っていたからだ。
 職員研修所にとって対応する相手は、府や市町村の職員であるが、住民対応と同じく親切丁寧に対応すること、また全体の奉仕者であるから公平公正に仕事をすることを学んだ。ここに自分の原点がある。伸び伸びと仕事をさせてもらった。研修の講師もさせてもらって、毎回勉強する機会に恵まれていた。
 入庁してしばらくしてから、課長が採用試験の面接官だったことに気付いた。私のことを面白そうだと思って自分の課に引っ張ってくれたのだと思う。その後、人事課に異動したが、そこの課長代理も面接官だった。3人の面接官の内2人に自分の課に呼んでもらえた。職員研修所で4年、人事課で10年、人事関係で合計14年いたので、そこで主事、主査、係長を経験した。

(2)異動は成長のチャンス 
 それからさまざまな部署を経験した。まず美原町に助役として出向した。その後排気ガス規制や空港の騒音対策などに携わった後、人事課に戻った。参事を2年、課長を3年、合計5年間に渡って、部長級から係長級までの人事に関わり、人事関係の総括をさせてもらった。
 その後大阪コクサイホテルへ出向した。当初は新しいホテルを建てるミッションを持って出向したが、途中からホテルを清算することになった。自分で勉強し、弁護士と相談しながら清算を進め、従業員の再就職先の斡旋をしてホテルを売却した。
 売却先は市町村共済組合だったが、なかなか交渉がまとまらなかった。当初約70億円と思っていたが、当時はバブル崩壊の影響で地価が毎月約2%、約1.5億円ずつ下落していたので急ぎ、半額強の38億円ぐらいでやっと売却することができた。
 その後、商工振興室長を経て行政改革室長をしたが、当時も大阪府の財政状況は非常に悪かった。行財政計画を作ったが当時の太田知事もシビアでなかなか了承を得られなかった。
 行政改革室長を3年した後、議会事務局長を3年した。議会では府議会議員の政務活動費の使い方について外部監査で指摘を受け、その対処に当たった。この経験も役立っている。
 政務活動費の使い方が問題になったのは、議員にそれを指導する人がいなかったためだと思い、使途基準を作成した。大阪府は今もそれを使っている。堺も政務活動費について住民監査請求を受けたが、大阪府のような厳格な使途基準を作ることができていなかったからだと思う。
 その後商工労働部長になった後、政策企画部長になったが、3カ月で辞めて堺市長選に出馬した。
 私は、色々な人との出会いが成長の糧になり、色々な仕事がまた自分の幅を広げてくれたと思っている。

2 新たな業務、市政全般への関心

(1)チャンスを掴もう! 自主性、好奇心、ポジティブシンキング etc
 チャンスは自分で掴みに行くことが大切である。仕事も他の人から言われてするのではなく、自分でその仕事の面白さを見つけることである。
 そのためには好奇心を持ち続けること。青年のような好奇心をいつまでも持ちつづける。私は毎日、新たな一日を迎えるとき、今日は一日どうしようかと考える。このレジュメも今朝、今日皆さんに何をお話しようかと考えて作った。
 それからポジティブシンキングが大事である。また、出会う人が成長を支えてくれると思っている。一期一会というか、邂逅というか、出会う人を自分の肥やし、糧にしていくことで市長を務めることができていると前向きにとらえている。
 皆さんも人生のライフワークを持ってほしい。
 私は美原町の助役をしていた時に、町長の仕事を見てやりがいを感じ、自分のまち堺の市長になりたいと思い、ずっと念じていた。40歳位のときの事である。そのためにはどんな勉強をしたらいいかを考えていた。
 皆さんも色々なライフワークがあると思うが、ポジティブなイメージを持って進んでほしい。
 私の信条、信念は「念ずれば通ず」である。念じて、念じてそして行動すること。例えば福祉のプロになりたい、スーパー保育士になりたい、という思いを持ったら念じて、実現に向けて日々勉強を重ねてほしい。

(2)堺市を知ろう! 
 堺市職員は堺の事、堺の歴史を知ることが大事である。先月発売された「堺歴史読本」を読んだが、丹念に書かれている。堺市職員にとっての基本書だと思う。ここに書かれていることをひとつひとつ頭に入れていくことが、これからの堺を作っていく上で我々にとって大事なことである。

3 都市内分権元年

(1)5.17住民投票で問われているもの 
 最近、5月17日に行われる大阪市の住民投票の応援によく呼ばれる。橋下市長を破ったということで呼ばれるのだが、堺市長選の時私はどう戦ったのか、そして市民がどう感じていたか、その経験を伝えるために行っている。反対や賛成を誘導するために行くのではない。歴史を大事に考えたら、どうすればいいかということは自ずと結論が出ると思うので、そのように伝えている。

 5.17住民投票で問われているのは自治、歴史伝統、そして将来の子どもたちのプライドを保つためにどうすればいいか、である。堺は1600年の歴史があるが、大阪市も石山本願寺の時代から続く民が作った歴史がある。

 堺は常に大阪市を見てきた。政令市の先輩として堺市民・職員は大阪市を見ている。歴史を大事にしてください、世界地図から大阪市が消えることになるが、それでいいんですか、と申し上げている。問われているのは大阪市民のプライドであり、歴史、文化をいかに大事にするかである。

 私は、先週亡くなった松下圭一という学者を尊敬しているが、彼が昭和50年ぐらいに書いた本「市民自治の憲法理論」をバイブルとして読み込んだ。市民レベルでのシビルミニマムというか、最低限の生活を保障するためには、分権が大事であると書かれている。職員研修所時代共感し、課長と話して講師として来てもらったことがある。フグを一緒に食べたが、あの時話したことを今もよく覚えている。

 係長ぐらいのときには、甲南大学名誉教授の高寄昇三氏の本が都市の自治を考えるうえで私のバイブルだった。氏とは市長になって話す機会があった。

 私はまちづくりをどうとらえるかをずっと考えてきた。ある新聞記者に言わせると、政治家はたくさんいるが、自治体行政出身の政治家は少ないとのこと。自治体行政出身の人は実務を熟知して理論立てて話ができると言っていたので、これまでの経験が活きていると思い嬉しい。

 私たちは歴史から学ぶことが大切。ビスマルクの言葉で、「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」という。賢者は古今東西の歴史やまちの歴史から学ぶ。中国やヨーロッパや日本の歴史から学んで行動することが大切である。

(2)堺市発展の軌跡“堺はひとつ”  
 皆さんには堺の歴史をしっかり学んでほしい。堺は明治元年には堺県であり広域自治体だった。明治14年に大阪府に吸収されたが、その前は奈良をも含む堺県であり、大阪府より経済力が高かった。その誇りがある。

 明治22年の市制施行当時は堺の人口は4万7千人だった。それから合併を重ね、地域の連帯感を一緒にしてきて、平成17年に美原町と合併することで、平成18年4月1日政令指定都市になった。

 そのような歴史をたどっていくと、合併を重ねることで地域の連帯感を高めてきたが、美原とも10年経ってやっと市民の意識が一つになったと感じる。市民意識調査において、このまちに住み続けたいという項目は、合併後一旦下がったが、また上がってきた。

 美原と堺とアイデンティティをひとつにして進んでこられたのは先人のおかげである。だから、適正な人口が30万なので2つや3つに分割すべきと言うのは机上の空論である。大阪市を30数万人から69万人の人口で分割する、その区域も歴史性を考慮しないで人口で決めると言うのは大阪市民に対する冒涜だと思う。

 堺は進取の気風を持ってまちを作ってきたので、若い方にも進取の気風を持ち続けてほしいと思う。堺の発展の歴史は5世紀の仁徳天皇陵の時代に遡り、この時代から歴史を学ぶことも大事であるが、近代の歴史を学ぶことも勉強になる。市民の連帯感が生まれる。

 皆さんには堺を知り、また仕事も人も愛する職員になってほしいと思う。

意見交換


 市長のメッセージの後、「新たな業務のやりがいと抱負」をテーマとして活発な意見交換をしました。一部を抜粋してお知らせします。

職員
 新しい職場では業務の範囲が広く、これまでは知識分野に偏りがあったと感じている。仕事と子育てで忙しかったため、自己啓発の時間があまり取れていなかった。これから意欲的に自己啓発に取り組みたい。
 採用面接ではゼネラリストとしてのPRをしたが、これからはスペシャリストに転換を図りたい。
市長
 40歳まではゼネラリスト、それ以後はスペシャリストになること。若い時は幅広い経験を積むことが必要。自分では気づかなかった分野で適性が発揮されることがある。その後は、この分野は彼・彼女が詳しいので任せよう、と言われるように専門分野を持つこと。
 皆さんには今携わっているそれぞれの仕事でプロをめざしてほしい。

職員
 以前の部署に比べ仕事のテーマが広いので、もっと市のことを知る必要を感じている。以前はインターネットで情報収集していたが、今は新聞で広く詳しく知るようにしている。
 また、地方自治法等の法令も勉強しないといけないと感じている。
市長
 地方自治法と地方公務員法は必須事項。全部覚える必要はないが、どこにどんなことが書いてあるかを把握し、すぐに調べられることが必要。分かりやすい本でしっかり勉強してください。

職員
 前の業務では、市民を助けるために今ある制度等をどう活用するかを考える仕事だった。今の業務では、市民のためにどのような施策が必要か、先を見据えて考え、そのための制度を作っていく仕事であり、目線の違いを感じている。
 今の業務での優先順位の付け方がまだわからないときがある。今はひたすらインプットに努めている。
市長
 優先順位をつけるためには、まず全て書き出してみること。そしてグルーピングを行う。また、何のためにそれをするのか、目的を考えて行うこと。頭の中で考えたことを書き出して整理する。見える化することが大事。
職員
 業務内容が大きく変わり、まるで転職したかのように感じる。用語もわからないので勉強中である。基本的なことを質問するのは気おくれすることもあるが、新鮮な気持ちで取り組んでいる。
市長
 わからないことは正直にわからないと言えばいい。私は常にわからない言葉を書き出して、後で調べるようにしている。書いて調べて覚える。分からないことをそのままにしないことが大事。
職員
 初めての分野で、全てが勉強の毎日。ワーク・ライフ・バランスも意識していきたい。男女共同参画の視点があらゆる施策に必要であると再認識している。男女共同参画社会の実現に向けた取組の一翼を担っていることにやりがいを感じている。
市長
 私もイクボス宣言をした。イクメン、イクジイであることが大事だと思っている。男女が一緒に働いていくために保育所を整備し、働き方の選択肢を増やすことが大切である。いわゆるM字カーブは解消しないといけない。
職員
 百舌鳥古墳群のガイダンス施設の計画に携わっている。例えば木造にするとか、あまり他では無いような素晴らしい施設にしたい。
市長
 堺らしい景観をどう作っていくかを考えないといけない。仁徳天皇陵古墳の周辺で堺の歴史、文化をどのように感じてもらえるか。田辺市の世界遺産のガイダンス施設は木造だった。京都市の門川市長も「京都は小東京にはならない」とおっしゃっていたが、京都の人のまちに対するプライドを感じた。
 ぜひ素晴らしい施設を作ってください。
職員
 中心市街地の活性化に携わっている。これまで建築と開発の業務を行ってきたので、それら現場での知識・経験を今の職場で活かしたい。
 また、自己啓発のために、業務に関連した資格を取得してきた。これからも学びながら業務に取り組んでいきたい。
市長
 堺東のまちの魅力をどう高めていくかについて、ハード整備だけではなく、ソフトの投入も必要である。そのためにはマンパワーが要るが、行政だけでなく、堺市民全体のマンパワーが必要である。
 先日、市民交流広場でブルースフェスティバルやロックフェスティバル等を行ったが、土日は全て何かやっていることが必要だと思う。銀座商店街も活気が出て賑わうと思う。
職員
 市長はツイッターをよく更新されていますが、政令指定都市の市長として、広報活動をしていくにあたり心がけていることは何ですか。
市長
 SNSでは誹謗中傷もたくさん来る。あまり政治的ではいけないが、自分らしいことも発信しないといけない。
 しかしSNSで議論してはいけない。SNSの便利さ、有効性を知って使うことは大事だが、一歩間違えると誤解もされるので気を付けないといけない。
 皆さんも情報発信は重要なので、うまくツールを活用してください。

このページの作成担当

総務局 人事部 人材開発課
電話:072-228-7194 ファックス:072-228-8823
〒590-0078 堺市堺区南瓦町3番1号 堺市役所本館5階

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