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堺市
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平成26年6月3日開催(「職場の人材育成」ルーキートレーナー職員対象)

更新日:2014年6月18日

 「職場の人材育成」をテーマとして、市長とルーキートレーナー職員12人が意見交換を行いました。

市長メッセージ

はじめに

 新規採用職員の育成担当者である、ルーキートレーナーの皆さんと人材育成について意見交換することを楽しみにしていた。
 今から話す内容は、講演の時などにいつも話している。たくさんの人に自覚してほしいし、ルーキートレーナーの皆さんは新規採用職員にもこの話を伝えてほしい。

私たちに宿る3つのDNA

 私たちには特別なDNAが宿っていると考えている。1つ目は、世界に飛び出し挑戦する、冒険者としての「南蛮貿易の遺伝子」、2つ目は古墳群造営の頃から脈々と受け継ぐものづくりの「匠の遺伝子」で、鉄砲、包丁、自転車と受け継がれている。3つ目は、会合衆からつながる自由・自治都市の歴史で、これも千利休、与謝野晶子というように、権力者に迎合せず、多様性を受け入れる「自由の遺伝子」として受け継がれている。このことは作家でタレントの中谷彰宏氏が話していたことで、私も「堺の3つのDNA」と言っている。
 堺で生まれた人、堺に住む人はもとより、さらに堺に関わりのある人にはこのDNAがあると考えている。

堺市発展の軌跡「堺はひとつ」

 明治元年に、堺県が設置されたが、その後奈良県全域を合併し大きな区域となった。この頃には、大阪府よりも経済力があった。しかしながら、堺はその後大阪府に編入され、堺県は廃止されることとなった。大阪府が堺の経済力を求めたからであり、堺とつながって経済力を高めようという点に、大阪都構想に通じるものを感じる。
 明治22年には、堺を含む全国31都市で、最初の市制が施行された。この当時は、市域は土居川の内側のみで、人口も4万7千人程度であったが、その後周辺の町村と合併を繰り返し、市域を拡大していった。私の地元である黒土町(当時の金岡村)も堺市と合併するかどうか真剣に議論し、将来を考えて昭和13年に合併したのである。各地域も同じように熟議を重ねて合併を選んできた。
 また、昭和36年当時の市長、河盛氏は100万都市構想を唱え、政令指定都市になることをめざした。美原町と合併し今の市域となったことで、45年後の平成18年に政令指定都市へ移行することができた。
 大阪都構想では、人口20~30万人が最適、合理的なので堺を分割しようということだった。しかし堺には合併の結果、歴史的、地理的、文化的に一体の共同体としてのアイデンティティが出来上がっている。政令指定都市に対する思いもある。過去からの歴史や先人の思いに反して分割することはできない。我々は歴史を踏まえて市政を行わないといけない。

人材育成とは

(1)何故あなたはルーキートレーナーになったのか

 なぜ皆さんはルーキートレーナーになったのか。上司からなるよう言われたという人もいるだろうし、自分で手を挙げた人もいるだろう。
 きっかけは色々でも、ルーキーに教えることで自分自身が学ぶことができる。新しい気付きがある。
 私は今朝4時に起きて、今日この場でどのように話をするか考えた。わかりやすく話をするためにはどうすればいいか考えたことで、気付きがあった。
 人に教えるためには勉強が必要で、そこから気付きが生まれ、自分のためになる。無意識で行っていたことが意識化され、明確になる。
 今後、皆さんが管理職になるに当たっては、人の気持ちに鋭敏でないといけないが、この経験が生きてくる。

(2)新入社員あれこれ

 新入職員と皆さんは世代が違えば価値観も違っている。新入職員は、その時代を映す鏡だと思う。最近の新入職員は怒られた経験のない人が多い。また、指示を待つ傾向がある。まず自分がやって見せて、実際にやらせてみることである。
 最近の新入職員はSNSによって一般に知識は豊富である。しかしその知識をどう使ったらいいかわかっていない。皆さんは情報の取捨選択についても教えてあげないといけない。

(3)OJTの必要性

 ルーキートレーナーの皆さんが職場で行うOJT(On The Job Training)は人材育成の基本である。対するOff-JTは集合研修で、座学が中心であり、OJTのように適宜適切に指導しづらい。ルーキートレーナーの皆さんはOJTにおける指導者でなければならない。

期待される堺市及び職員とは

(1)外部人材登用の有効性と限界

 外部人材の登用ということについて、大阪市の民間校長についても世間で議論になっているところである。
 外部人材は基本的に組織の潤滑油、スパイスであるべきで、メインディッシュであってはならない。外部人材には、組織を変えていくための専門性や先見性が求められる。
 ルーキートレーナーの皆さんは、新入職員を育成することに力を注いでほしい。内部で人材育成することが大事である。外部人材の登用は、組織にとって一定のカンフル剤になるが、職員の人材育成を基本にしなければならない。その中で、堺市が将来どうなるかを見ておかないといけない。

(2)2030年の堺市から考える

 マスタープランで堺市の将来像について予測しているが、シビアな予測から緩めの予測まで数値を出している。最近の人口動態でも南区ではコンスタントに人口が減り続けている。また市域全体でも人口減の月が増えている。堺市も我が国の人口減少社会と無縁ではない。
 日本創成会議の増田座長によると、2040年には5百数十の市町村が無くなるということで、原因として地方都市では若い女性がいなくなるとの予測をしている。東京一極集中の問題とともに、我々は人口減少社会にどう取り組んでいくか、生産年齢人口と年少人口(子ども)が転入しやすいような施策を考えていかないといけない。
 先日、富山市に出張してきた。森市長は人口を過疎地から都心部に引っ張ってきて、駅前の開発を進める施策を行っており、このことをコンパクトシティと呼んでいた。全ての地域をこのまま維持し続けることはできなくなっており、地域によって差別化しないと成り立たないと言っていた。
 このような中では行政の役割も変わってくる。2030年の堺市の予測数値を見ると、生産年齢人口率はそれほど減らないが、その次の世代である年少人口率は下がっている。これからも少子化対策を進めなければならない。
 皆さんは新入職員に2030年を見据えた仕事をしてもらわなければならない。皆さんが2030年に活躍する人材を育てていることを意識してほしい。

意見交換

 市長のメッセージの後、「職場の人材育成」をテーマとして率直な意見交換をしました。また、テーマ以外のことについても参加者から市長へたくさんの質問がありました。一部を抜粋してお知らせします。
職員
 ルーキーと共有のノートを作って記入している。その日にあったことをお互い確認しあうことができて効果的。徐々にいいノートになってきた。
市長
 書くことは大事。書くことでお互いに頭の整理ができる。今後もノートのチェックを続けてください。
職員
 コミュニケーションを重んじる人材にしたいと考えており、経過報告や挨拶などの基本を徹底させることを心がけている。
市長
 報告の仕方は、まず結論、次に理由、最後に経過の順でするようにルーキーに指導すること。忙しい上司に報告する上で大切である。
職員
 先に結論を言ってしまうと自分で考えなくなることがある。その場合どう工夫すればいいでしょうか。
市長
 相手によって教え方も変わる。習熟度が高い人には自分で考えさせることが必要だが、習熟度が低い人には、こうしなさいと具体に指導すること。また、人によってキャパシティも広い狭いがあるので考慮が必要。
職員
 意欲が低くなった時の接し方、寄り添い方はどうすればいいですか。
市長
 ポジティブシンキングに持っていくため褒めること。そういう時には上から押さえつけず、励まし褒めて持ち上げてやる方がいい。
職員
 市長が新人時代に心に残った指導はなんですか?
市長
 大阪府では最初、職員研修所で仕事をしたが、そこではまずやって見せてやらせてみる、そして振り返りの指導をしてもらった。PDCAと同じで、それを教わってよかったと思っている。
職員
 市長は忙しい中、仕事、柔道(趣味)、家庭の3つをどのように成り立たせていますか。
市長
 一年をトータルで考えること。同時期に全て行うのは難しいが、一年サイクルの中でやること。1月から4月中旬ぐらいまでは忙しかったら、4月下旬から夏までは家族と過ごす時間を大切にする等。また、時間についても同じようにメリハリが必要。リラックスの時間、集中の時間、家族との時間というように。メリハリと集中が全てにおいて大事である。

このページの作成担当

総務局 人事部 人材開発課
電話:072-228-7194 ファックス:072-228-8823
〒590-0078 堺市堺区南瓦町3番1号 堺市役所本館5階

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