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令和元年度第3回堺市教育委員会指定管理者候補者選定委員会会議録

更新日:2019年12月26日

開催日時 令和元年10月15日(火曜)  13時開会 15時30分閉会
会場 堺市役所本館3階 第3会議室
出席委員

委員長 初田 茂樹(堺市総務局行政部行政管理課総括参事役)
委員  今西 幸蔵(桃山学院教育大学客員教授)
委員  岩本 洋子(岩本法律事務所 弁護士)
委員  栂井 丈治(大阪狭山市文化会館館長)
委員  林 紀美代(林紀美代公認会計士事務所 公認会計士)

欠席委員 なし
事務局 総務部 総務課 課長 安野 勝 ほか
所管課

博物館 副館長 志摩 哲也
みはら歴史博物館 館長 赤澤 明 ほか

案件名

1 堺市立みはら歴史博物館の指定管理者候補者選定に係る書類審査について
2 堺市立みはら歴史博物館の指定管理者候補者選定に係る面接審査の基本質問について
3 堺市立みはら歴史博物館の指定管理者候補者選定に係る面接審査について
4 堺市立みはら歴史博物館の指定管理者候補者の選定結果について

会議資料

会議次第(PDF:65KB)

面接審査における基本質問項目(案)(PDF:60KB)

審査点数表(PDF:152KB)
選定審査方法について(PDF:178KB)

開会

事務局

 令和元年度第3回堺市教育委員会指定管理者候補者選定委員会を開催する。

定足数報告

 出席5人、欠席者なしで、会議の開催に必要な定足数を満たしていることを確認。

応募団体との関係の有無確認

事務局

 委員長及び委員が、自己、配偶者又は3親等内の親族が、選定の対象となる団体の役員その他これに類する地位にある場合、又は当該団体と直接の利害関係にないことを確認。

応募団体からの接触等の有無確認

事務局

 応募団体から委員長、委員及び市職員に対して、本件応募について、自己の有利となる目的のために、接触等の働きかけがないことを確認。

配付資料の確認

事務局

配付資料を確認。

本日の予定の確認

事務局

 本日の会議では、案件1「堺市立みはら歴史博物館の指定管理者候補者選定に係る書類審査について」、案件2「堺市立みはら歴史博物館の指定管理者候補者選定に係る面接審査の基本質問について」、案件3「堺市立みはら歴史博物館の指定管理者候補者選定に係る面接審査について」、案件4「堺市立みはら歴史博物館の指定管理者候補者の選定結果について」を審議することを確認。

案件審議

委員長

 それでは案件の審議に入る。まず、案件1「堺市立みはら歴史博物館の指定管理者候補者選定に係る書類審査について」に関して施設所管課から応募団体の概要等の説明をお願いする。

施設所管課説明

施設所管課

 応募団体の概要について説明。
 応募比較提案内容については、比較資料を参考に比較提案の項目ごとに説明。

委員長

 説明について、質問はあるか。

林委員

 ホールの半面利用は可能か。

施設所管課

 規則の改正がいるが、可能な範囲と思う。仕切りをどうするのか、半面利用の確認等、課題はあるが、運用によっては可能と考える。

岩本委員

 収支計画でA団体は収支プラスマイナス0だが、それは構わないのか。

施設所管課

 構わない。

栂井委員

 指定管理料の総額に対する個々の予算の内訳がわかる資料はあるか。

施設所管課

 収支計画書がある。

栂井委員

 印象としては、A団体は組織として対応しているが、細かい部分についてどのような気持ちを持っているか、B団体は自社対応という手作り的な内容を持っているという違いがあると思う。

岩本委員

 自主事業でA団体の方が『歴史』の事業はないが、地域社会に貢献しようということが書いてあるように見えた。

今西委員

 他の公民館等で実施している事業の成功事例を持ってきているように感じた。一番心配するのは両方とも本当にできるのか、良い数字を挙げているが実現できるのかを聞きたい。

林委員

 財政的にはB団体の規模は小さいが、賃貸収入でカバーできている。A団体は全国展開されていていろいろな企画を持っていて、その企画力がどれだけ美原に活かされるのかは期待できる。その他のところは甲乙つけがたい。

委員長

 他に質問はないか。         

(質問なし)

委員長

 書類審査を行う。審査表により仮採点を行うが、事務局から注意事項の説明をお願いする。

注意事項説明

事務局

 資料「選定審査方法について」により説明。

委員長

 仮採点をお願いする。

案件審議

委員長

 案件2「堺市立みはら歴史博物館の指定管理者候補者選定に係る面接審査の基本質問について」に入る。事務局より説明をお願いする。

面接審査の進め方の説明

事務局

 応募団体からのプレゼンテーションを受けた後、まず委員長から基本質問を行い、その後各委員から個別に質疑応答を行う。すべての団体の面接が終わった後、比較検討のための意見交換を行い、採点を行う。

基本質問項目の内容の説明

施設所管課

 資料「面接審査における基本質問項目(案)」の内容の説明。

委員長

 説明について、質問はあるか。

(質問なし)

委員長

 本件は原案のとおり承認することに異議はないか。

全委員

 異議なし

委員長

 異議なしと認め、本案は原案のとおり承認する。

案件審議

委員長

 案件3「堺市立みはら歴史博物館の指定管理者候補者選定に係る面接審査について」に関し、事務局に進行管理をお願いする。

面接審査(A団体)

事務局

 それでは、A団体に入室してもらう。

(A団体入室)

事務局

 委員の紹介を行い、面接審査の進め方について説明。
 団体名、出席者の役職と名前の紹介をお願いする。

(A団体の出席者紹介)

事務局

 それでは応募書類に基づきプレゼンテーションをお願いする。

(A団体のプレゼンテーション)

質疑応答(A団体)

委員長

 それでは、質疑に入る。まず私から質問をする。
 来館者増やホールの稼働率アップを達成するための具体的な取り組みについて、貴社としてはここが重要だと考えている点を示されたい。

A団体

 第一に、博物館を多くの方に知ってもらう広報活動が大事と考える。続いて来館者の興味をひく事業を展開する。もう一つは、また来たいと思う仕掛けを作る。日常的に博物館に気軽に来ることができる事業や仕掛けを作りたいと考えている。

委員長

 人員体制・配置について、先程の質問に対して説明された取り組みを十分に実現できるものになっているかどうか、考え方を示されたい。

A団体

 事業の展開も含めてできる体制と考えて提案している。

委員長

 それでは、各委員から質問があればお願いする。

今西委員

 観覧者数等が多くなっているが、具体的に戦略があるのか教えていただきたい。

A団体

 日常的に来る方を増やしていくのが手段だと思っている。堺市と協議が必要だが、常設展示の空間の中に利用できるフリースペースを作ることで日常使いができないかと考える。もう一つが、地域外からの方にどうPRしていくのか、ワークショップ等をしていくことで、大幅に増やしていきたいと思っている。

今西委員

 収支が0だが、プラスになることは考えられないか。

A団体

 入館者数を増やし、自主事業を展開して、収益を生んでいく。その収益で、何かサービス向上の備品を購入する等は堺市と協議していきたい。最初から収支をプラスとするよりは、最低限必要な経費を計上した上で、どう人数を増やし、プラスに持っていけるかで勝負したいと思う。

林委員

 どういったところに委託するのか。

A団体

 施設の維持管理については外部に委託を考えている。地域の方とつながっていくのは、直接の職員でないと難しいので、自社雇用の職員で対応したいと考えている。

林委員

 ホールの半面利用とはどういったことを考えているのか。

A団体

 ホールの利用で席があるときは難しいが、そこまで面積はいらないが軽運動利用したい方に使っていただくということで、半面利用で料金も半額で、まずは使ってもらえる人に使ってもらうということで提案している。

林委員

 利用料金を下げるということか。

A団体

 そのとおり。

林委員

 半面ということは、二組利用可能な半面利用を考えているのか。

A団体

 理想としてはそのとおり。まずは取り入れてみてどれくらい効果が出るのか検討したい。他の施設で実績もある。

林委員

 アクセスが悪いが、そのことに関しては何か方策を考えているか。

A団体

 近隣の自転車利用の方や駐車場や広報をうまく利用しながら考えていきたい。

今西委員

 ISO14001の認証を受けていないのは理由があるのか。

A団体

 会社の方針として検討段階。

今西委員

 自主事業について、子どもの学びはいいが、青少年や成人の学びが弱いと思っている。工夫していただいて賑わいを作っていただきたい。

A団体

 ぜひ取り組んでいきたい。

事務局

 それでは、退室をお願いする。       

(A団体退室)

意見交換(A団体)

委員長

 プレゼンテーション及び質疑応答について、意見交換を行う。
 ご意見等あるか。

今西委員

 料金を下げるということと、使用頻度を上げようという試みがある。

岩本委員

 ホールの稼働率が悪いことは気にしている。そこでこの団体は半面利用の提案をしている。

栂井委員

 博物館本体をどのようにPRしていくのかはもう少し具体的に提案がほしい。

林委員

 『歴史』について違った面で展示をする等、視点を変えた展示をするなど新しいやり方を考えないといけない。

面接審査(B団体)

委員長

 それでは、B団体に入室してもらう。

(B団体入室)

事務局

 委員の紹介を行い、面接審査の進め方について説明。
 団体名、出席者の役職と名前の紹介をお願いする。

(B団体の出席者紹介)

委員長

 それでは応募書類に基づきプレゼンテーションをお願いする。

(B団体のプレゼンテーション)

質疑応答(B団体)

委員長

 それでは、質疑に入る。まず私から質問をする。
 来館者増やホールの稼働率アップを達成するための具体的な取り組みについて、貴社としてはここが重要だと考えている点を示されたい。

B団体

 子どもたちが喜び集まるような事業を行いたい。

委員長

 人員体制・配置について、先程の質問に対して説明された取り組みを十分に実現できるものになっているかどうか、考え方を示されたい。

B団体

 地域などにサポートしてくださる方がたくさんおり、その方々を大切にし、力を借りている。人数的に大丈夫かと言われるが、事業の日は様々な専門家の方がたくさん来て事業を実施している。

委員長

 それでは、各委員から質問があればお願いする。

今西委員

 常勤職員が2人ということに不安感がある。

B団体

 別の施設も2人で他はパートで実施している。優秀なパートが揃っており、正職を1人増やすよりよいと考えている。

今西委員

 自主事業について3つ上がっている。サラリーマンがアフターファイブに寄れるか心配。また、歴史的な自主事業がないが、考えはあるか。

B団体

 自主事業をメインでするよりも、指定されている歴史・文化事業等を指定されている回数以上実施したい。無料で来ていただけるというのがあるので、利用者側にとってはよいのではないかというのが一つと、自主事業は収支を考えてしまい、利用される方が減ったことがある。今回は、自主事業は賑わいづくりで考えて、メインとしては歴史・文化事業等の事業で楽しんでいただくのがよいかと思っている。

栂井委員

 毎日博物館にいる人員は何名か。

B団体

 事務所にいるのが3人で受付が1人、最低で4人。

栂井委員

 常勤職員の休日はどう考えているか。

B団体

 事業をする際は本社から応援人員を出す。

栂井委員

 責任者が交代の時は2人で大丈夫か。

B団体

 責任者が同時に休むことはない。1人になることはある。

事務局

 それでは、退室をお願いする。

(B団体退室)

意見交換(B団体)

委員長

 プレゼンテーション及び質疑応答について、意見交換を行う。
 ご意見等あるか。

今西委員

 小さな会社で目標を大きくしていないので信頼性は高いと思うが、財務が心配。

林委員

 賃貸収入で利益が出ているので大丈夫と思う。

岩本委員

 2人常勤とパートでは、アイディアが出るのか不安。

栂井委員

 周りにいろいろな人材がいるのはわかるが、基本的な組織がないと心配。

林委員

 企画に関してはどこかの会社と連携するという答えがあれば安心する。

意見交換(比較検討)

委員長

 ここで2団体のプレゼンテーション、質疑応答等の結果を踏まえ、比較検討のための意見交換を行う。
 ご意見等はあるか。

今西委員

 B団体は小さな会社なのでそのメリットが出ればいいが、デメリットが出たら心配。A団体も大きすぎて地域密着として心配はある。

林委員

 企画力や組織体制、ノウハウは規模の違いが出ている。

(採点・審査表の回収)

案件審議

委員長

 それでは、案件4「堺市立みはら歴史博物館の指定管理者候補者の選定結果について」に入る。

 当委員会では、得点が最上位のものを指定管理者候補者として選定することとなっている。各団体の得点を最も高いものから順に読み上げる。

 1位 A団体 総合計得点 297点
 2位 B団体 総合計得点 269点

 第1位のA団体の総合計得点は、満点の60%以上に達しているため、総合計得点の最も高いA団体を堺市立みはら歴史博物館の指定管理者候補者として選定する。
 以上で、本日の案件の審議は全て終了した。
 なお、本日の選定結果については、事務局から堺市へ書面で報告をお願いする。

閉会

委員長

 以上で、令和元年度第3回堺市教育委員会指定管理者候補者選定委員会を閉会する。

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教育委員会事務局 総務部 総務課

電話番号:072-228-7435

ファクス:072-228-7890

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