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堺市
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【2】3.重点観光エリア調査結果の概要

更新日:2012年12月19日

 堺の重点観光エリア3ヵ所に対して、資源調査を踏まえた実地調査等を行い、観光企画の可能性や今後の活性化方策について分析・検討を行った。

重点観光エリア 集客資源調査 集計対象
<1> 旧市街地エリア ~北旅籠町周辺~ 4事業所で実施、集計対象なし
<2> 旧市街地エリア ~南宗寺・大安寺周辺~ 5事業所で実施、4事業所分を集計
<3> 大仙公園周辺エリア 9事業所で実施、8事業所分を集計

(1)旧市街地 ~北旅籠町周辺エリア~

〈1〉現状と課題

  • 歴史的文化的資源が集積している旧市街地北部(北旅籠町周辺)には、江戸前期の町家として国の重要文化財に指定されている山口家住宅をはじめ、井上家住宅[鉄砲鍛冶屋敷]、修験場の歴史をもつ清学院など、貴重な歴史的建造物が存在している。
  • 刃物や線香など古くからの伝統産業の活動は続いており、特に刃物製造事業者では、工房の見学、製作実演、製作体験などのメニューを用意して積極的に観光客を受け入れているところも多い。
  • 市内で戦災を免れた数少ない地域であるため、歴史的な町割が残されている。
  • 堺の歴史と伝統を伝える地区として、歴史的町並みの保存と活用に向けた検討がされている。
  • 歴史的建造物の所有者にとって補修、維持の負担が重く、保存が困難となっており、 建替え進み、歴史的な町並みの佇まいは失われつつある。
  • 市の中心部から約2km離れており、市内の他の観光資源との周遊利便性は高くない。

〈2〉集客資源調査結果

  • 北旅籠町周辺エリアにある観光集客資源として、線香小売店、刃物小売店、刃物の販売・制作体験施設、うなぎ料理店の4事業所について集客資源調査を実施したが、いずれも回答が規定数に達せず、利用者の評価値は測定できなかった。

〈3〉今後の活性化の方向性

  • 体験型ミュージアム等が市場で人気を集めており、旅行業者に対するヒアリングから、堺打ち刃物の製作体験なども有力な観光メニューのひとつになりうるとの意見があった。
  • 本エリアではないが、今回資源調査の対象となった近隣の体験型ミュージアムは、立地環境や施設が低評価であるにも関わらず、製作体験メニューの評価が高く、旅行代理店の企画した観光旅行商品のコンテンツに加えられている。本エリアの伝統産業も、製作体験等のメニューを練り上げ、内容、消費時間、費用、PR方法などを工夫すれば、有力な集客資源となりうる。

(2)旧市街地 ~南宗寺・大安寺周辺エリア~

〈1〉現状と課題

  • 本エリアには、一休宗純、沢庵宗彭、武野紹鴎、千利休、津田宗及、徳川家康など全国的に知られた文化人、商人、武将などの足跡が残されている南宗寺、豪商呂宋助左衛門の邸宅を本堂にしたとされる大安寺など、戦災を免れた名刹が残り、門前町を彷彿させる町家が残る一画がある。
  • 南宗寺周辺から宿院停留所付近にかけて、長い伝統を持つ有名飲食・菓子店がある。
  • 石碑、墓、建築物などの豊富な遺構、遺物の意義が伝わっていなかったり、見過ごされたりしている可能性があり、地域としての魅力が潜在している。

〈2〉集客資源調査結果

  • 南宗寺、和菓子2店舗、甘味処、日本料理店の5事業所を対象に集客資源調査を行い、回答が規定の票数に達しなかった日本料理店を除く4事業所について集計を行った。
  • 4事業所全体では、市外からの一見客が多い。
  • 南宗寺近隣の和菓子店は、2店舗とも「商品」の評価が高い。
  • 南宗寺は、施設(飲食施設、売店、トイレ等)、接客 (近隣観光情報、寺の由緒・行事の情報提供等)等の点で評価が低い。

〈3〉今後の活性化の方向性

  • 現在、市外からの一見客を中心とする南宗寺への来訪者に対して、近隣観光情報の提供を積極的に行うことで、高評価和菓子店など周辺への回遊効果と、本エリアの魅力資源を経験することによる満足度向上、リピート率向上が期待できる。
  • 南宗寺には歴史上の有名人(文化人、商人、武将など)の足跡が多く残され、様々な伝承の舞台となったが、そうした情報資源が十分に活かされていない。物語の持つ影響力を活用し、来訪者の期待を充足させるという観点で、施設の改善を図るとともに、伝承を収集・整理し発信方法を工夫することが重要である。
  • 4事業所全体では、市外からの一見客が多い。
  • 南宗寺近隣の和菓子店は、2店舗とも「商品」の評価が高い。
  • 活用が考えられる伝説例 ― 家康影武者説(「南宗寺」にある家康の墓)

「大阪夏の陣の時、真田幸村の奇襲を受けて逃げ出した家康は、通りかかった葬式の行列の棺桶の中に隠れたという。この棺桶を大坂方の猛将・後藤又兵衛は怪しいと睨んで槍でついた。その槍は家康の脇腹をついたが、悲鳴をかみしめながら穂先を袖でぬぐって、血を残さず気づかれずに済んだ。しかし、この傷が命取りで、堺の南宗寺で家康は息絶えたと言う。」

この伝承は歴史の定説ではなく、風説の域をでることができない。しかし、真実味を増すような話も下の1)から4)ように複数ある。

1)秀忠、家光と相次ぐ将軍の参詣
2)山岡鉄舟筆の墓碑
3)水戸徳川家家老の子孫が家康公の終焉の地を表す石碑を建立
4)南宗寺から北へ通じる道を権現道と云うのは家康の遺体を堺から日光へ運んだ証拠

この伝説は一部「南宗寺」内でも紹介されているが来訪者の期待を充足させるという観点からみれば、工夫・活用の余地は多い。

(3)大仙公園周辺エリア

〈1〉現状と課題

  • 大仙公園は、世界三大古墳の一つといわれる仁徳陵古墳と、履中陵の間に広がる33haの公園で、園内及び周辺には堺市博物館、中央図書館、自転車博物館サイクルセンター、都市緑化センター、茶室、日本庭園など、みどころが多い。
  • 仁徳陵古墳は日本最大の前方後円墳で、5世紀中頃の築造と考えられ、三重の濠が巡っている。
    一周できる散策路が整備され、外濠周遊には40分から50分程度かかる。
  • 仁徳陵古墳は巨大であるため、地上からは樹木に覆われた森にしか見えず、教科書などの航空写真で見慣れた前方後円墳の陵の姿は想像できない。
  • 仁徳陵古墳は内部への立ち入りが禁止され、学術調査も認められていない。

〈2〉集客資源調査結果

  • 仁徳陵古墳見学、観光案内所、日本庭園、堺市博物館、自転車博物館サイクルセンター、都市緑化センター、茶室・喫茶、和食レストラン、レンタカーの9事業所を対象に集客資源調査を行い、回答が規定の票数に達しなかったレンタカーを除く8事業所について集計を行った。
  • 仁徳陵古墳、堺市博物館への来訪者の4分の3以上が市外在住者で占められ、広商圏であった。
  • みどころが多いエリアだが、特に評価が高い資源は見当たらない。
  • 仁徳陵古墳は低い評価、都市緑化センターはやや低い評価、観光案内所は極めて低い評価で、今後の改善が望まれる。それ以外の事業所は可もなく不可もないという評価であった。
  • 仁徳陵古墳隣接の和食レストランは「施設」「価格」面で高い評価であったが、利用者の95%が市内在住者で、7割が固定客である。市外からの来訪者が多いエリアにあって、観光施設としての連動がなされていない状況にある。

〈3〉今後の活性化の方向性

  • 本エリアは世界的な歴史遺産「仁徳陵古墳」と一体となった総合公園であり、博物館、茶室をはじめ、堺の歴史文化を象徴する施設が集積している。「堺観光のシンボル」エリアとして、各施設の魅力を高めるとともに、市内の各観光資源に接続する集客ハブ機能の整備を戦略的に検討する必要がある。

各事業所の所在地

各事業所の所在地

このページの作成担当

文化観光局 観光部 観光企画課
電話:072-228-7493 ファックス:072-228-7342
〒590-0078 堺市堺区南瓦町3番1号 堺市役所本館2階

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