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庁議議事要旨 平成30年8月21日

更新日:2018年9月3日

その他報告事項

【「認知症にやさしいまち堺」の取組について】

健康福祉局長 
 今後ますます高齢者が増加し、国の推計では、2025年には3割の方が高齢者になるとされ、認知症高齢者の割合も増加するものとされている。
 堺市では、認知症の方がいつまでも安全・安心に、住み慣れた地域で暮らすことができるよう、様々な取組を通じて、認知症の方にやさしいまちづくりをめざしていく。
 認知症は誰にでも起こりうる病気だが、社会的な理解が十分とは言えない。これまで、職員に対しては、新規採用者や新任役職者向けに認知症に関する研修を実施してきた。まずは、職員の認知症対応に関するさらなる資質向上と意識の醸成を図る。そのための取組を2点報告する。
 1つめは、世界アルツハイマー月間である毎年9月を「認知症にやさしいまち堺」月間とし、名札に「認知症にやさしいまちSAKAI」のロゴを表示したカードを市民の方に見えるように付けてもらう。このカードの裏には「認知症の方と接する時の心構え」や「気づきのポイント」などを記載している。市民の方への対応に活用してもらいたい。
 2つめは、認知症についての正しい知識や、認知症の方への対応等を示したテキストを配布する。各局の職員においては、テキストの内容を学習し、認知症に関する理解をさらに深め、窓口での対応等に活かしてもらいたい。
 今後、様々な取組やイベントを展開し、認知症にやさしいまちづくりを進めていく。各局においても協力をお願いする。
 あわせてお知らせするが、昨年4月に施行した「堺市手話言語の普及及び障害者のコミュニケーション手段の利用を促進する条例」に基づき、職員向けの「手話と障害者のコミュニケーション研修」を8月に3回に分けて実施しているので、積極的に参加してもらいたい。

 
【堺市立男女共同参画センターの愛称の決定について】

市民人権局長
 今年度、教育委員会から市民人権局に移管した堺市立男女共同参画センターの愛称を5月1日から5月31日まで募集し、3,747通の応募があった。有識者の意見も参考に愛称名を「コクリコさかい」と決定した。
 コクリコは堺を代表する歌人与謝野晶子の短歌から引用したもので、フランス語でヒナゲシを意味している。ヒナゲシは様々な色の花を咲かすことから、ダイバーシティや多様性を感じられる。男女共同参画の推進に関する施策を実施する男女共同参画センターの名称に相応しいと考えている。
 愛称は9月1日(土曜)に開催する、オープニング記念式典で発表する。

市長
 愛称を説明する際には、堺が生んだ歌人・与謝野晶子さんの短歌も紹介してもらいたい。

市民人権局長
 「ああ皐月(さつき)仏蘭西(フランス)の野は火の色す 君も雛罌粟(コクリコ) われも雛罌粟(コクリコ)」という短歌で、フランスの野原に咲くひなげしの赤色で喜びを表現しているもの。

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