庁議議事要旨　平成26年8月18日

・財政局長　案件説明

（質問・意見等なし）

・建築都市局長　案件説明

（質問・意見等なし）

・教育次長（指導担当）　案件説明

（質問・意見等なし）

市長公室長
　地方分権改革に関する提案募集の状況について報告する。
　5月27日の庁議で説明したが、内閣府の取りまとめでは、7月15日までの募集期間のうち、全国の126団体から953件の提案があった。
　堺市からは「幼保連携型認定こども園以外の認定こども園の認定権限の移譲」など6項目の提案を行った。また、指定都市市長会としての共同提案として、「災害対応法制の見直し」など、10項目の提案を行った。今後のスケジュールは、8月下旬以降に、内閣府から、提案主体である本市への意見照会が予定されているので、所管部局においては、対応をお願いする。その後、有識者会議での調査・審議や、国と地方間での最終調整を経て、12月には閣議で所要の法改正など、対応方針が決定することとなっている。
　なお、提案募集については、次年度以降も実施される予定。
　企画部から各局に、提案募集結果を情報提供したが、今回提案がなかった局についても、他都市の提案内容なども参考に、是非次年度以降の提案募集に備えてもらいたい。

危機管理監
　第3回大阪880万人訓練について報告する。
　本年度の大阪880万人訓練については、『9月5日午前11時に南海トラフ巨大地震が発生し、堺市内においても震度6弱を観測した』という想定で、市民の方一人一人が、地震発生情報をどのようにして取得するか、災害が起こる前の準備、災害が起こった時の行動を確認するための訓練をする。
　堺市としては、現時点で、危機管理センターと区役所間での情報伝達訓練に加え、全ての学校園、保育所での訓練実施や建設局による水門の閉鎖訓練、緊急交通路、橋梁等の点検パトロールなど各部局で取り組みが実施されることとなっている。
　また、9月5日については、平成26年第3回市議会の大綱質疑の3日目となることから、議場においても訓練を実施する。
　具体的には、11時に館内放送にて地震発生の合図を流すので、議場にいる者は、その場で机の下に潜る、しゃがむ、頭を守るなど身の安全を図る行動をお願いする。地震は1分間揺れが続くという想定で、放送に続いて1分間サイレンが吹鳴するので、鳴り終わるまでそのままの状態でいるようお願いする。その後、危機管理センターからの災害情報の即報を私から市長へ報告する。その報告を受けて市長が議長に至急対応の必要があると発言し、議長から暫時休憩の指示があるので、一旦議場の外へ出る。議場内で議会事務局が傍聴者の安全確認などの訓練を行った後、11時20分から議会を再開する予定。以上、よろしくお願いする。

総務局長
　幹部職員の公募について報告する。
　本市においては「堺市職員及び組織の活性化に関する条例」に基づき、民間の発想と感覚、専門性、人的ネットワークを活用し、市の重点分野の施策をより一層推進することを目的として、平成24年度から幹部職員の外部人材の公募を行っている。
　本年度は、本市の重要課題である中心市街地の活性化の分野で活躍してもらえる人材を公募することとなった。部長級若しくは課長級の役職として採用し、建築都市局に配置する予定をしている。
　中心市街地活性化については、市民、事業者、業者などが一体となってハード・ソフト両面の取組みを推進していく必要があり、特にソフト施策を継続的に実施し、賑わいを創出していくことが重要となっており、集客イベントのノウハウなどを有する人材が求められているところ。
　採用した職員には、中心市街地でのイベントなどのソフト施策の企画立案、イベントの実施、市の魅力発信などで活躍してもらいたいと考えている。
　スケジュールについては、9月1日から申し込みの受付を開始し、9月末までを申し込みの受付期間としている。郵送のみの受付で、12月上旬に最終選考で決定し、来年4月1日付けで任用をする予定。
　8月26日から市役所本庁、各区役所、東京事務所などにおいて募集要項を配布する。また、外郭団体や関係機関へのポスターの掲示やチラシの配布も予定しているので、各局においても、協力をお願いする。

文化観光局長
　市長の海外出張について報告する。
　本市とニュージーランドの首都・ウェリントン市とは、本年、姉妹都市提携20周年を迎えたところ。これを記念して、本年5月にはウェリントン市のブラウン市長が来堺され友好交流を深めるとともに、ニュージーランドの物産展や留学フェアなどの事業を実施した。
　今般、ブラウン市長から、現地で開催されるジャパンフェスティバルへの招待を受けたことから、市長が文化団体の皆様とともに同フェスティバルに参加することになった。
　あわせて、ニュージーランド航空の路線計画担当者と運航を休止している関空の直行便の再開について意見交換をするほか、ニュージーランドラグビー協会を訪問し、ラグビーのワールドカップ日本大会で、オールブラックスのJグリーンでのベースキャンプの利用についてトップセールスを行う予定。なお、訪問日程は、8月21日から25日までの5日間の予定。

市長
　議会も迫っているが、今年、堺市との姉妹都市提携20周年を迎えたウェリントン市のブラウン市長からの招待を受けて、8月21日から25日までウェリントンへ出張する。留守中よろしくお願いする。

狭間副市長
　前回（8月5日）の庁議でも話があったが、現在、インターネット・ミュージアムというサイトにおいて、「ミュージアム・キャラクター・アワード2014」というイベントが開催されており、堺市博物館の公式キャラクター『サカイタケルくん』がエントリーしているが、現在4位になっている。
　世界文化遺産登録を前に、堺市の博物館のキャラクターが1位を取るという勢いで、各局においても協力をお願いしたい。