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庁議議事要旨 平成24年10月2日

更新日:2012年12月19日

議会を終えて

市長

 8月定例会も終了し、皆さんのご助力により、補正予算についても全会一致で可決いただいた。特に、子育て施策及び総合がん検診体制等の取組みについては、議会での議論を踏まえて、より充実したものにしていきたいと思っている。
 議員提出議案のがん対策条例についても賛成多数で成立したが、ここにおいて問題提起されたのは、いわゆる受動喫煙の問題。庁舎における受動喫煙の問題についても、我々は最大限配慮していかなければならない。たばこの煙によって被害を受ける方の立場に立って、対応していかなければならないと思う。喫煙の際のマナーについて、各所属においても徹底してほしい。
 また、本会議において一問一答方式が試行された。今後いろんな意味で、市民にとってより分かりやすい質疑になるようにしていかなければならない。議長や副議長とも意見交換させていただきたいと思っている。「こうすれば良い」というアイデアがあれば、皆さんとともに議論をし、議会に申し入れていきたいと思っている。

田村副市長

 今回の議会に直接関係することではないが、議会に至る過程等、職務を行ううえで感じたことを2点申し上げる。
 1点は、「報告・連絡・相談」をいま一度、徹底してほしい。「ホウ・レン・ソウ」が滞っていると感じる事例が散見される。全局に共通することだと思うので、「ホウ・レン・ソウ」の徹底について、局内会議等で改めて強く言っていただきたい。
 もう1点は政令市にふさわしい態度について。政令市の職員であるという誇りや矜持を強く持って、政令市の名に恥じない仕事をしないといけない。大阪府とのやり取りにおいても、必要以上に引き下がるということが良いことだとは思わない。「堺市民のために頑張るんだ」という誇りを持って、頑張らないといけないケースもあると思う。その際にはきちんと正論を述べてほしい。抽象的な話だが、よろしくお願いしたい。

その他報告事項

危機管理監

 平成24年度近畿地方整備局・堺市合同震災総合防災訓練の実施について報告する。
 実施の目的は、震災発生直後における自助・共助の促進、行政及び各防災機関の連携による災害対応能力の向上、基幹的防災拠点活動体制確立の促進、そして防災教育の推進。
 11月5日(月)の津波防災の日に今年度から運用を開始した国土交通省近畿地方整備局の基幹的広域防災拠点(堺市堺区匠町3番2地先)において、近畿地方整備局と堺市が合同で実施するもの。
 訓練概要だが、第一部では住民による救出救護消火訓練を行う。地元の月州中学校から2年生約230人が参加するほか、大阪労災病院看護専門学校の学生40人も参加し、地元自主防災組織と連携して訓練を実施する。その他警察、消防、自衛隊、海上保安庁など、関係機関による救出救助訓練を実施する。
 第二部では、この基幹的広域防災拠点の機能でもある物資の輸送訓練を行う。近畿地方整備局が中心となり、陸上及び海上で実施する。
 第三部として、中学生が訓練参加機関の隊員に、日頃の仕事に関することや東日本大震災での活動についてインタビューを行うほか、中学生を対象とした防災講演や救命講習、消火体験などを予定している。
 基幹的広域防災拠点における初めての大規模な総合訓練となるので、各局の危機管理センター員の協力をお願いする。

芳賀副市長

 今年度は大阪労災病院看護専門学校の学生の皆さんにも参加いただけるということだが、次回は、市内の他の看護専門学校からも参加いただけるようお願いしてはどうか。

危機管理監

 承知した。

上下水道局経営企画部長

 行財政改革の取組みの一つとして新たな財源の確保を図るため、「ご使用水量のお知らせ」(検針票)の裏面に掲載する広告を10月23日から31日まで募集する。
 広告を掲載した検針票は、平成25年2月から7月検針分までの間に3回、市内約33万の世帯や事業所の郵便受けなどに投函する形で配布する。
 広告は、検針票の裏面に横6.2センチメートル、縦8.5センチメートルの大きさで掲載する。現在その部分には上下水道局の広報を掲載しているが、その代わりに広告を掲載する。
 広告主の決定は、最低広告料を税込みで25万2千円と定めており、それ以上で最も高い金額で申し込まれた方を広告主とする。
 掲載できない広告としては、上下水道局が推奨していると誤解されるおそれのあるものや誇大な表現、根拠のない表示など。また今回は検針票ということで、氏名などの個人情報が記載されていることから、クーポンや粗品引換券として使用するものなどは掲載できないこととしている。

議会事務局長

 第一回堺市議会 議会報告会の開催について報告する。
 これまでは、市民の皆さんが議会に参加する方法としては、陳情や請願を出すか、あるいは本会議や委員会に傍聴に来ていただくという手段しかなかった。それを議員が直接市民の皆さんに議会活動について報告をして、市民の皆さんと直接、意見交換を行う場を設けようというのが今回の議会報告会の目的である。
 会場は堺市役所本館11階の本会議場を予定しており、先着の52人には11階の議員席をご用意させていただく。それ以降の先着80人については、12階の傍聴席で参加していただく。それに対し、各会派から選ばれた18人の議員が理事者席に着席し、市民からの質問にお答えする。
 開催日時は10月14日(日)、午後1時から。堺市内にお住まいの方ならどなたでも参加いただける。

技監

 参加者の年齢制限などはないのか。

議会事務局長

 年齢制限は設けていない。また、傍聴席横には防音設備がある子ども室があり、小さいお子さんをお連れの方も参加いただくことが可能である。

技監

 お子さんも先着人数に含まれるのか。

議会事務局長

 子ども室を利用されるお子さんは、先着人数には含まれない。小さいお子さん連れの方の中でどうしても議員席に座りたいという方がおられた場合には、議員席横の通路にお子さん用の小椅子などをご用意させていただくことなども考えている。

芳賀副市長

 この議会報告会は試行なのか。それとも、今後も定例的に実施するのか。

議会事務局長

 今後、議会基本条例を策定する際において、この議会報告会を規定することを検討しており、今回はそれに向けての試行となる。
 先着130余名の中に間に合わなかった場合でも、本館1階のエントランスホールや11階の委員会室のテレビモニターで映像を流す。傍聴だけになるが、ご覧いただけるようにする。

市長

 最近、シンポジウムやフォーラムを実施する時に、パワーポイントで作成した資料を用意してくれている。ただ、どうも堺市のパワーポイント資料は字ばかりで、市民に訴える力が弱い。
 同じフォーラムなどで民間の方が使用するパワーポイント資料を見ると、大きな字で簡潔に記載されていて、図表や写真などもたくさん使われている。かたや、堺市のパワーポイントは全部「文字」。特に、パワーポイント資料を使う際には会場を暗くするので、そんな所で小さい文字は読めない。
 パワーポイント資料を作る時には、一度、何のためにその資料を作っているのかをよくチェックしていただきたい。
 また、それはパワーポイント資料だけじゃなく、その他の市民向けに作成している資料にも言えること。文字ばかりで何を訴えているのかわからない。こういったものは、市民の目線できちっと作らなければならないと思うので、ぜひ、改善してほしい。
 それと、8月7日の庁議で職員の身だしなみに関する議論があったと思うが、それを受けて、女性の幹部職員がいろいろ意見を出してくれ、この度、改めて総務局から全庁に通知を行う。
 私もその内容を事前に見たが、「職員の身だしなみとはこういうものだ」とすっきりした。市民から見て清潔であって、市民に嫌な感じを与えないという服装に徹していかなければならないということで、具体的な例でそれを示してくれている。
 その通知を見て、我々も正すところはきちっと正していくべきである。例えば、男性ならば髭なども、きれいに整った髭ならよいが、むさ苦しい髭を生やしている職員も中にはいる。それらを上司は指導しないといけない。
 女性の場合なら、かかとの高い靴を履いている職員がいるが、実際に災害の時にそれで対応できるのかということも、その通知には記載がある。その通りだと思う。仕事の時に実用的でない靴を履くのは好ましくない。自分のプライベートでおしゃれするのは構わないが、おしゃれと仕事を行ううえの身だしなみは違うこともきちっと記載してくれている。
 その通知文を皆さんもきちっと読んでいただき、部下に対する指導を行ってほしい。

市長公室長

 9月30日(日)に東京の都市センターホテルで、東京・さかい交流会を開催した。
 当日は、東京・さかい交流会の会員を中心に約200人の方にご参加いただいた。堺名誉大使である日本サッカー協会の最高顧問の川淵三郎さん、堺親善大使である脚本家の今井雅子さん、作家の中谷彰宏さん、堺ブレイザーズチーム部長の小田勝美さん、版画家の安井寿磨子さんにもご出席いただいた。皆さんそれぞれ、ユーモアあふれる面白い挨拶をしてくれた。
 参加された会員の方々も喜んで各大使と記念写真を撮るなど、楽しんでいただけたのではないかと思っている。
 現在、東京・さかい交流会の会員は406人となっている。今後も、交流会の会員をどんどん増やして、首都圏から堺のPRの輪を広げていきたいと思っているので皆さんにもご協力の程よろしくお願いしたい。
 次回の東京・さかい交流会は、5月10日(金)の夜に開催する予定。日曜日には参加できないという方にも参加いただけるようにしたい。各局からも新たな企画等のアイデアがあれば、聞かせていただきたいのでよろしくお願いする。

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市長公室 政策企画部 政策推進担当

電話番号:072-340-0468

ファクス:072-222-9694

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