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庁議議事要旨 平成25年1月29日

更新日:2013年1月30日

案件1 おでかけ応援バスの充実及びコミュニティバスの廃止について

  • 建築都市局長 案件説明

美原区長
 美原区としては、一市二制度の解消や公共交通利用の促進ということを考えると、今回の案件については賛成。しかし、「みはらふれあい号」を廃止するということについて、美原区民の皆さんに対して、区役所とも連携して、丁寧な説明や対応をするようにお願いしたい。

建築都市局長
 美原区については鉄道駅が無く、また、「みはらふれあい号」が無料で利用できていることからも、十分な説明が必要と考えている。昨年度実施したアンケート調査結果によると、美原区民の方が日常で最も多く外出時に利用する交通手段としては、自家用車が51%と最も高く、次に路線バスが35%、みはらふれあい号は全体の3%に過ぎないという状況。税金の効率的な使い方としてどうか、という課題もある。そういったことも含めて、丁寧な説明をする必要がある。
 路線バスの利用については、おでかけ応援バスを拡充することで、かなり利用促進効果がある。区内に鉄道駅がないので、バスターミナルをどう活用するのかということも含めて、区役所と連携して進めていきたいので、よろしくお願いする。

南区長
 南区の特性として、バスの起終点が各鉄道駅という交通ルートになっている。バスだけではなく、鉄道も含めた利用の改善を考える必要がある。例えば、南老人福祉センターは、栂・美木多駅からバス一本で行くことができるが、光明池駅や泉ケ丘駅周辺にお住まいの方については、鉄道駅までバスを使って移動し、電車で栂・美木多駅へ行き、そこからバスに乗ることになる。そうするとバスだけなく、電車もセットで考えないといけない。
 担当部局が、効率性や利便性、費用対効果等を含めて検討したうえでの今回の提案となっており、これで良いと思う。ただ、区ごとに様々な課題があると思うので、説明にあたっては、とりわけ高齢者の利用という観点に配慮をお願いしたい。

建築都市局長
 南区の場合は老人福祉センターへのアクセスについて課題があるので、その辺の対応については健康福祉局と連携しながら対応を考えていきたいと考えている。

健康福祉局長
 南老人福祉センターについては、現在あり方を検討しているので、その中でアクセスについても考えたいと思っている。
 おでかけ応援バスについては、現在は健康福祉局の所管だが、議会でも多くの質問を受けており、市民の声でも「もう少し回数を増やしてほしい」という声が多くあった。今回、建築都市局とともに、公共交通の利用促進、維持・活性化という観点から、両事業を再編して、おでかけ応援バスの利用日を平日すべてに拡充するということにした。高齢者の方は大変喜ばれる施策になると思う。

市長
 老人福祉センターについては、機能のあり方が今後問われてくる。むしろこれを問わないといけない。限られた財源を効率的に使うという観点からも、必要なサービスはどうあるべきかという議論をしないといけない。「区役所に高齢者が憩えるような場所を作った方が良い」などといった議論に、これから発展させていかないといけないと思う。
 おでかけ応援バスは、老人福祉センターに行くためだけの機能ではない。「元気老人づくり」のために、市内の様々なところへのお出かけをアシストするということなので、総合的に議論をしていかないといけない。

市長公室長
 おでかけ応援バスの充実及びコミュニティバスの廃止については、案のとおり進めていただく。老人福祉センターの機能のあり方については、別途議論することと整理させていただきたい。

その他報告事項

市長公室長
 シティプロモーションの取組みについて説明する。
 これまでのシティプロモーションでは、行政が中心になって、著名人やメディアと連携を取って、堺の魅力発信に取り組んできた。今後はこうした取組みに加えて、市民の方々に堺のまちをよく知っていただき、堺のまちに誇りを持っていただく、いわゆる「シビックプライド」の醸成が重要であると考えている。
 広報部シティプロモーション担当として、様々な方との協力・連携を図りつつ、堺のまちへの興味喚起や魅力発信に努めていくが、あらゆる部局が同様に堺の良さを市民に体感していただける取組みを進めていただきたいと考えている。
 その一環として、今回、本市の持つ歴史・文化の魅力を再発見するイベントを民間の方から提案いただいている。
 イベントの内容は、大仙公園、仁徳天皇陵古墳周辺のウォーキングをメインにする堺の魅力や歴史の魅力をPRするというもの。徳川記念財団の方の協力もいただき、徳川家のお宝も堺に持ってきていただくような話も調整している。東映とも協力し、テレビ時代劇で水戸黄門役や助さん役をしていた里見浩太朗さんに来ていただける予定。
 また、広報さかい2月号に、イベントで助さん・格さんに扮していただく方を市民の方から募集するということを掲載する。

市長
 昨年10月に箕面市が同様の企画をしたとのこと。箕面市の倉田市長の話では、非常に盛り上がったとのこと。やはり、地域の様々な事業者の方に店を出してもらったり、協賛してもらったりというところから盛り上がりが出てきたとのこと。日程はタイトだが、地域でいろいろ「こういうイベントをするので協力していただけませんか」というような誘いを各局長にやっていただきたい。事業者やNPOの方と一緒にやることで、かなり面白いウォークラリーができたとのことなので、是非、堺市全体として盛り上がりをここで作っていきたいと思っている。

技監
 民間の方から提案があったとのことだが、どういった方なのか。

市長公室長
 提案していただいているのは特定非営利活動法人「情熱の赤いバラ協会」。平成10年に設立されたNPO法人。

技監
 以前から、こういったイベントを開催している実績がある団体ということか。

市長公室長
 そのとおり。

堺区長
 堺区でも4月6日、7日に「内川・土居川環濠桜ロマン」というイベントがある。それにあわせて、堺区として「タイムトリップ堺」というテーマで、内川・土居川の魅力創出や美化に関連した大きなイベントを行うので、連携しながら進めていただきたい。

市長公室長
 タイアップしたような形で開催したいと考えているので、協議させていただきたい。

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