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庁議議事要旨 平成24年2月13日

更新日:2012年12月19日

案件1 堺市立児童自立支援施設基本構想(案)の策定について

  • 子ども青少年局長 案件説明

田村副市長
 議会などへの説明の状況は。

子ども青少年局長

 この児童自立支援施設については、市内の子どもを市内で育てていく、地域の中で育てていくという考え方、いわば、基礎的自治体の中で育てていきたいという考え方で議会にも説明している。
 議会では、堺市独自で、このような少人数の入所施設に対して、大きな予算をかけるよりも、より合理的な進め方、取り組み方で、広域的に対応すべきではないかという意見もある。

芳賀副市長

 基本的には、市内の子どもを市内で育てていくという方針については、一定の理解をしていただいていると思っている。全議員が広域的に対応すべき事案だと言っているわけではない。

市長

 この児童自立支援施設は、本来、基礎自治体でやるべきものを、基礎自治体の規模ではなかなか難しいため、都道府県が担っている、いわゆる補完事務にあたる。法により、児童自立支援施設は政令市が設置すべきものとなっており、その権限を持っているのだから、きちっとそれをやっていく。この施設は、広域事務ではない。本来、すべての市町村が設置すべきだが、規模によって設置しづらいところがあるから、都道府県が補完しているだけである。そのあたりをきちっと認識しておかないといけない。「子育てするなら堺」と言っているのだから、子育てをトータルに見ていくことが我々の責務である。その中で、このような施設も必要であるということを、議会に対してきちっと説明しないといけない。

技監

 大阪府との協定は、この3月に締結期間が切れてしまうが、その期限は延長するということか。

子ども青少年局長

 この2月議会に、引き続き1年間延長する提案をする。大阪府も同じように議会に提案する予定である。

案件2 堺臨海部再生・創造ビジョン(案)の策定について

  • 建築都市局長 案件説明

産業振興局長
 このビジョンだが、計画名を見ると、産業構造等も含んだ今後のあり方を示すような臨海部全体のビジョンのように思えるが、主に親水空間の内容となっている。このあたり、計画名と内容についてどう考えるか。

建築都市局長

 誤解を生じないような計画名を検討したい。

芳賀副市長

 親水空間を作るということだが、津波対策などの防災対策との整合性はどう考えているのか。また、大阪府と堺市とで役割分担して計画を進めていくのか。その辺の関係は整理できているのか。

建築都市局長

 防災対策だが、国の直轄の防災拠点がこのエリアの中にある。今、国とも話をしており、国は、概ね現行計画で事業を進行し、大きな方針が示された時点で、計画を見直すと言っている。その方針と併せた中で、見直すべき点は見直していただかないといけない。大阪府との関係だが、特に7-3区とか、浜寺水路、浜寺公園などの整備については、連携が必要であると考える。事業主体はあくまでも大阪府という認識をしている。地元市として大阪府に意見を言い、堺市として担うべき役割は担っていきたい。例えば、7-3区である施設を整備したときに、交通アクセスをどうするのか、そういうことは、堺市の役割だと思っている。

技監

 以前に泉北ニュータウン再生指針を策定したが、あの指針は、基本的には大阪府に色々行ってもらわなければならないものが多々ある中で、堺市としてはどういうことをやっていきたいかという大きな方針をまず示すということが、大きなテーマであった。このビジョンも似たようなところがあり、堺市としての方向性を強く打ち出すことによって、国や大阪府に、その方向に則り、一緒に考えていってほしい事項を示すところにポイントがある。
 堺は元々海から発達した都市だが、臨海部の開発が進み、企業には活用されているが、一方で、市民にとっての海というのが、少し縁遠いものになりつつあるのではないかと思う。そこを市民の手に取り戻すということを本ビジョンのコンセプトとして示してはどうかと考えている。
 市外から人を呼んでくるということももちろん大事だが、市民に親しめる海域をどうやって造っていくのかが大事である。そういったことを国や大阪府、企業に働きかけるという姿勢を打ち出すことが、このビジョンのポイントである。
 臨海部全体のビジョンなのだが、親水空間を一生懸命打ち出しているのは、そういうことであると理解いただきたい。

その他報告事項

健康福祉局長

 4月に開所を予定している「堺市立健康福祉プラザ」の開設について報告する。障害者の地域生活を総合的に支援する支援施設として、平成20年度から整備を進めてきた。
 健康福祉プラザには、「健康福祉センター」、「重症心身障害者(児)支援センター」、「行政機関」が入る。
 健康福祉センターは、市民交流センターをはじめとする8つのセンターで構成される。障害者の社会参加の促進や、地域リハビリテーションの強化などを図っていく予定。
 また、重症心身障害者(児)支援センターは、入所50床、短期入所10床の入所機能に加え、通所・相談支援等の機能を備えた、堺市で初めてとなる施設である。
 行政機関については、「障害者更生相談所」、「こころの健康センター」、「子ども相談所」の3つの専門、相談機関が移転し、プラザ内に集約し、相談・支援体制の強化を図っていく。今後のスケジュールだが、3月には竣工し、4月2日から行政機関の業務を開始する。また、4月11日には、開所の記念式典を予定している。

子ども青少年局長

 4月の開所に向け、事前に市民向けにPRを十分にやっておく必要があると思うが、そのスケジュールについて教えてほしい。

健康福祉局長

 「広報さかい」4月号において、見開きカラー版で健康福祉プラザ全体をPRする予定。
 子ども相談所など入所する施設の紹介をしたい。特に、障害者だけでなく、健常者もご利用いただけ、健常者と障害者(児)が交流できる施設であることをPRしたい。

子ども青少年局長

 4月2日の開所で、4月1日の広報では直前になって初めて知る方もいると思う。できるだけ早くから、様々なPRをしてはどうか。

健康福祉局長

 それぞれの関係施設については、事前に周知をしている。近々、入所者を決定する予定であり、事前に十分な周知ができるものと考えている。その他の市民の方々へのPRについては、再考したい。

消防局長

 朝日放送の「探偵ナイトスクープ」という番組で、堺区の堺消防署が取り上げられる。内容は、消防署のすぐ近くに住む4歳の男の子が、消防が非常に好きで、親御さんから一日消防士を体験させてほしいという依頼に協力をするというもの。消防局の仕事をPRできるということを考え、撮影を承諾した。先日撮影が終わり、2月17日(金曜)に放送予定。

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