このページの先頭です

本文ここから

庁議議事要旨 平成23年10月4日

更新日:2012年12月19日

市長挨拶

 皆さん、第3回定例会の対応ありがとうございました。条例改正の提案で否決されたもの、継続審査となったものが1件ずつあったが、皆さん方の努力のおかげで、その他の議案は可決された。95号議案(平成23年度補正予算)については、賛成が1票多いだけの僅差であったが、可決された。
 これについての一番の問題は、議会と事前の意見交換をもう少し密にしないといけないということ。特に、議会が始まるまでに、こういう意図を持ってこの施策をする、条例を作る、改正するということをきちんと説明しておくことが必要ではないか。また、各会派のすべての議員の皆さん方に周知するような方法も必要ではないか。それが、議会が開会してから円滑な議事及び審議をお願いするためにも必要であると思っている。
 そういう意味で、今回は非常に反省すべき点も多かった。今後、皆さんとどんなシステムが良いのかよく考えていきたい。また、議員の皆さん方と勉強会のようなものを、もう少し組織立てて行っていくことも考えないといけない。特に、議会でも話したとおり、阪堺線支援をどういった形で10年間やっていくのかという課題についても、合意形成を図っていく必要があり、早急に勉強会を立ち上げていきたい。
 事前の調整、意見交換、さらには、議会が終わってから次に向かっての事後の調整、そしてそれが次の事前の調整に繋がる、と言ったサイクルを意識してやらないといけないと思う。

 もう一つは、少し苦言を呈したいのだが、事務処理関係のミスが非常に多い。先月の生活保護費の過払いという問題、99万9,999円という大きな額を毎月振り込むというミスが起こった。これについては、異常値としてチェックリストも打ち上がっているにも関わらず、それをチェックできなかったという問題があった。これは、初歩中の初歩のミスだと思うが、こういったミスがチェックをすり抜けて、処理されていたという大きな問題である。
 それと、6月や7月にも事務処理関係のミスがあった。一つの事務処理上の小さなミスが、市政全体に対して大きな信頼を損なう事になる。漫然と仕事をするのではなくて、小さなミスも許さないという気持ちでやっていただきたい。これはまさに危機管理に繋がることであると考える。99件の小さなミスは、1件の大きなミスに繋がっていくと思うので、日頃からの危機管理という意味で、細かいミスも許さないような仕組みを考えていただきたい。私は職員の意識しかないと思う。いくらマニュアルを作っても、意識がなければマニュアルどおりにはならない。意識付け、動機付けを各局において共有していただきたい。

案件1 泉北ニュータウン公的賃貸住宅再生の方針(素案)の策定について

  •  建築都市局長 案件説明

(質問・意見等なし)

その他報告事項

市長公室長

 この度、晴美台エコモデルタウン創出事業の優先交渉権者が決定したので報告する。
 6事業グループからの応募のうち、参加資格要件を満たす5事業グループの提案について、選定委員会において審査いただき、その審査結果を踏まえ、優先交渉権者を決定した。
 優先交渉権者には、代表法人大和ハウス工業株式会社、構成員として、株式会社哲建の2社からなる事業グループを選定した。
 優先交渉権者からの提案内容は、総区画数65戸、平均敷地面積179.23平方メートルで、住宅はネット・ゼロ・エネルギーの実現はもとより3電池(太陽電池、燃料電池、蓄電池)を備えるとともに、カーシェアリングをはじめ、環境に配慮した取組みが示されている。
 また、街区計画でも周辺の里山との連続性が担保されているなど、環境モデル都市に相応しい住宅開発の在り方を示す先進的な提案がなされたと考えている。
 今後の予定であるが、契約の成立には、本事業用地の処分に関し、堺市議会の議決を要するため、11月議会での議決後、所有権移転及び土地の引渡しを行う予定である。

市立堺病院事務局長

 現在、堺病院の後利用についても、同様の手法で手続きを進めているが、審査項目における価格の点数については、あまり差が付かなかったということか。
 また、各社が提案した価格は公表するのか。

市長公室長

 そのとおりである。
 また、優先交渉権者以外の提案価格については、公表しない。

田村副市長

 価格に配分されている20点の付け方については、事前に公表していたのか。

市長公室長

 事業者に対する説明会などで説明している。

市長

 価格での評価点では大きな差が生じにくいということだな。

市長公室長

 本件の評価については、提案内容のうち、特に環境にやさしいまちづくりの考え方を重要視しているということ。

南区長

 現在、東日本大震災の支援物資の保管場所として、旧晴美台東小学校の体育館を活用しているが、優先交渉権者への引き渡しまでにどうするのか。

危機管理監

 現状では、毛布や紙おむつなどについて、かなりの在庫がある状態。遠野市にあるNPO法人「遠野まごころネット」を通じて、毛布と紙おむつ(大人用)については、全て現地で受け入れてもらえる予定。今週中には、岩手県に向けて搬送する。
 それ以外の物資については、NTT西日本と施設使用の協定を交わしており、12月までにNTT西日本の泉北ビルなどに運ぶ予定となっている。

総務局長

 例年、春と秋に「堺文化財特別公開」が行われているが、我々職員としても、堺の歴史・文化の魅力に触れる良い機会である。そこで、今回、管理職の職員を対象に「堺文化財特別公開学習会」を企画したので参加を呼びかけたい。公開期間中(10月28日から11月6日)の土曜・日曜、祝日、希望するいずれか1日に参加していただければと思う。この機会を大いに活用してほしい。なお、費用は全額自己負担となる。

教育次長(指導担当)

 堺の伝統文化を活かして教育の指導に活かしていくうえで、総務局長から報告のあった同じ内容を、各学校園を通じて全教職員にも周知している。

芳賀副市長

 職員の家族なども参加できるのか。

市長

 良いのではないか。

総務局長

 参加していただいて結構。申込み用紙に同行される方の人数を記載していただきたい。

市長

 多くの方々に堺の歴史・文化を知ってもらったら良い。また、職員のワークライフバランスにも取り組んでもらわないといけない。そういう意味で、ご家族も一緒に参加してもらえればいいと思う。

田村副市長

 家族で参加してもらうことで、口コミの宣伝効果も期待できる。

市長

 昨日、ユネスコアジア太平洋無形文化遺産研究センターの開設記念式典に出席したが、出席者の中に河口慧海が堺に生まれたことを知らない方がおられた。堺市の発信力がいかに弱いかがわかる。皆さん方にも、もっと堺の情報を発信してほしい。

芳賀副市長

 この学習会が好評であれば、将来的には、管理職以外も対象にして実施してはどうか。

総務局長

 管理職以外でも希望者が多ければ、文化観光局と調整したい。

文化観光局長

 要望があれば、今後対応を検討させていただきたい。

堺区長

 関連して報告する。11時30分から放送(月曜から金曜、土曜は11時15分から放送)されているNHK番組の「ぐるっと関西おひるまえ」で、ゆるキャラの特集があり、今回、堺区のマスコットキャラクターである「サカエル&みそさかい」へ生出演の依頼があった。放送日は、堺まつりの前日の10月14日(金曜)である。
 10月15日、16日には堺まつりが、そして10月28日からは秋の文化財の特別公開も控えているので、この機会にPRする予定。現在、文化観光局とも連携しながら、NHKと調整しているところである。
 ロケが10月6日にあり、河口慧海像、清学院、月蔵寺、祥雲寺、阪堺線、旧堺燈台あたりをNHKのスタッフに紹介する予定である。

市長

 何分間の番組なのか。

堺区長

 30分の番組だが、ゆるキャラの部分が5、6分程度かと思う。多くの方に是非ご覧いただきたい。

市長

 10月11日から14日まで韓国に出張する。11、12日は、「都市環境協定2011光州サミット」に、堺が環境モデル都市であり、先進的な取組みをしているということで招待いただき、私からプレゼンテーションをさせていただく予定である。
 13日は、慶州市にある大陵苑などの新羅時代の古墳を見せていただき、14日には、釜山から堺に帰る予定である。

健康福祉局長

 乳がん検診の早期発見・早期治療を推進するピンクリボン運動に関する報告である。先般、全職員に対し、名札に、小さなピンクのリボンをつけるようお願いしている。また、今月初めから、本館一階のエントランスホールに、ピンクリボンの大きなタペストリーを掲出している。あわせて、パネル展示を10月18日から28日までの期間に実施する。
 また、高島屋において、10月26日から11月1日まで、パネル展示を行い、乳がんについての医師の講演会も予定している。大阪府立大学の学園祭においても、乳がんをテーマにした映画の上映を予定している。
 さらには、乳がんの自己触診のポイントなどを記載したカードサイズのリーフレットを、女性の来客が多い化粧品店や美容院などに置き、持って帰ってもらうことを考えている。
 乳がん以外の“がん”についても、様々な場面で啓発を行ってまいりたい。

PDF形式のファイルを開くには、Adobe Acrobat Reader DC(旧Adobe Reader)が必要です。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。
Get Adobe Acrobat Reader DCAdobe Acrobat Reader DCのダウンロードへ

このページの作成担当

市長公室 政策企画部 政策推進担当

電話番号:072-340-0468

ファクス:072-222-9694

〒590-0078 堺市堺区南瓦町3番1号 堺市役所本館4階

このページの作成担当にメールを送る
本文ここまで