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庁議議事要旨 平成23年7月5日

更新日:2012年12月19日

報告案件1 職員表彰制度の見直しについて・・・総務局

  • 総務局長 案件説明

上下水道事業管理者
 2つに分かれている職員表彰制度を一本化するということで、非常に良いことである。部局長表彰について、「市長表彰に準じ」とあるが、一定の基準は設けないのか。局長の感性だけでいくと難しい面もあると思うが、表彰委員会を部局内で設ける方が良いのか。

総務局長

 確かに、各局長の感性や思いの度合いだけでは難しい面があるということは理解できるが、今回の表彰制度の見直しは、頑張る職員を褒めていこうという趣旨である。全庁的な基準を設けることや表彰委員会の設置は考えていない。市長表彰については、組織から推薦いただき、最終は市長が判断する。
 市長表彰まで至らないが、局内で非常に頑張っている職員がいるという場合には、今後の全職員のやる気を高めるために、部局長表彰を活用していただきたい。

上下水道事業管理者

 同じ基準を用いても評価には違いが出るものであるが、局長が「市長に推薦するほどの貢献ではないが表彰をする」という判断をすればよい、ということであれば理解できる。

市長

 消防局ではどのような表彰をしているのか。

消防局長

 消防局内で一番上は消防長表彰。また、署長表彰もやっている。

市長

 表彰委員会を設けているのか。

消防局長

 消防長表彰に関しては委員会で決定している。署長表彰については、署長が判断すれば、随時行っている。
 署長表彰、消防長表彰、市長表彰のどの表彰が適切かについて、統一的な見解は、消防局の人事部局で持っている。

市長

 年間の件数はどれくらいか。

消防局長

 消防長表彰は年間で4、5件程度。少ないときは無いこともある。署長表彰は各署長の判断でやるので、年間に1件や2件あるかないかという所もある。
 それとは別に、一般市民の方を表彰することは多い。人命に関わる業務をしているので、そのあたりを表彰の中心にしている。

市長

 総務局長が言うように、それぞれに独自の基準があってもよい。例えば健康福祉局では、生活保護の立入調査などを熱心にやっており、非常に成果を挙げたという人、建設局では公共事業を効率的に進めたという人というように、基準に差はあってよい。
 全庁的に一律の基準は設けづらい。それぞれの局のルールがあってもよい。各局でよく考えてほしい。うちの局はどのくらいまで行ったら局長表彰するのか、市長に推薦するのか、それぞれの局が考えてほしい。

田村副市長

 今回の表彰制度は、頑張る職員を褒めて、やる気を出してもらうというものである。客観的な基準が確立するまでの間は、部局長の独自の基準について差があってもよい。
 どのような内容で褒めたのかということは他の職員に見える方がよいと思うので、部局長の表彰制度を活用して、職員のやる気を出してもらえばよいのではないか。

上下水道事業管理者

 言葉や態度で褒めることも重要だが、これに表彰状を付けることができれば、ありがたいと思う。

健康福祉局長

 健康福祉局が所管している業務を行う区役所職員について、必要なら健康福祉局でも表彰して構わないか。

芳賀副市長

 区役所職員は区長の部下になる。区長と本庁の局長の思いが違うということが、これまでもあった。
 本庁から見て、他の区にも応用してもらいたいような非常に頑張っていることがあれば、区長にどんどん提言してほしい。そうすることで、区長は区役所職員が頑張っているというのが分かるということもある。そういったシステムの方がよいのではないか。

南区長

 区役所は、一つの建物の中に、福祉や税務部局が入っている。税務については、区長権限ではない。区長の所管外の部署と日常的に話が出来ているかというと出来ていない部分がある。
 福祉関係でいえば、子ども、障害者、高齢者の方を区役所において、ワンストップで対応しようとしており、様々な部局が一緒になっている。本庁と区のどちらで表彰するのかも含め、もう少し整理をする必要があるのではないか。

美原区長

 表彰制度は本来モチベーションを上げることが目的であって、各区でその取扱いに差があると、逆にモチベーションが下がる場合も考えられる。
 したがって、業務に応じて、消防であれば人命救助であるとか、生活保護であれば具体的にこういうことをしたといったような基準は必要と考える。

市長

 各区の独自基準を作ればよい。他の区とは違ってよい。例えば、美原区長は多く表彰するという方針でやってもよい。ただ、区役所内の表彰基準は必要。

芳賀副市長

 表彰というのは長年の懸念事項であった。一つ確認したいのは、長年組織で対応してきて、やっと実を結んだというのがたくさんある。そういったものを表彰するときに、どこまで遡るかという議論があった。この際、結実した時に割り切って表彰してはどうか。
 その時に、表彰を受けた部局が、これまで長年やってきた人に報告してねぎらうという制度にしてほしいと思う。
 また、区役所職員は区長の部下であるので、日常的に頑張っている職員を評価するのは、本来区長でないといけない。区長がきちんと所属職員を見ているというメッセージを発するためにも、区長から表彰すべき。

市立堺病院事務局長

 報告案件となっているが、様々な意見がある中で、実施時期というのは決まっているのか。それと、今回はじめて人事評価に基づき夏季ボーナスの勤勉手当への反映を行ったが、どういう状況になっているのか報告してほしい。結果が全体の中でどうだったのかということを職員に説明する必要もある。それにより仕事に対する姿勢やモチベーションに繋げることも必要だと思うので、できればその状況も検証していただきたい。

総務局長

 1点目、新たな制度として報告させていただいたが、もう少し肉付けする部分があるかと思う。ただ、基本的な制度の方向性は、従来の業務改善表彰と職員表彰を一本化し、頑張る職員に光を当てようということで進めたいと思っている。
 2点目の人事評価の結果だが、初めての取組みでもあるので、どういう形で報告できるのか検討する。

会計管理者

 係なりチームで改善に取り組んだ場合、個人というのを特定するのが難しい場合もあるので、それらを対象としていただきたい。あと、表彰状とあわせて図書券などの副賞を考えているのか。部局長表彰も含めて考えがあるのならば伺いたい。

総務局長

 個人だけではなく、チームあるいは組織としてということだが、組織も表彰の対象としている。副賞だが、確かに褒めるときに言葉だけでなく形になるものがあれば、より効果があると思う。市長表彰には記念品を考えているが、もう少し詳細について検討したい。

消防局長

 記念品よりも額縁を考えてあげたほうが、表彰してもらう人はありがたいと思うのでは。

総務局長

 それも踏まえて検討する。

健康福祉局長

 部局長表彰の場合、副賞を各局で考えてもいいと思うが、部局によって副賞に差が出るおそれもある。

田村副市長

 横並びを気にしていると、いつまで経ってもできない。

政策調整監

 先ほど、詳細をもう少し検討するとあったが、市長表彰は来年1月目途に詰めていくということだと思うが、随時になっている部局長の表彰は、制度設計に影響があるような検討をされるのであれば、すぐさま部局長表彰に取り掛かっていいのか、総務局の方から改めて通知があるのか、その辺りをはっきりさせておいた方がよいのでは。

総務局長

 若干の検討を行うが、制度の根幹にふれるものではない。したがって、部局長表彰に取りかかってもらうことには影響のないものと考えている。

市長

 各部局ですぐにやってもらったらよい。

政策調整監

 各局・区の独自基準を作るなら作っていただき、部局長表彰については本日をもって始めていただくということでお願いする。

財政局長

 表彰時期の1月までまだ期間があるが、部局長表彰を先に行い、後からまた市長表彰に推薦してもよいのか。

市長

 市長からの業務功績表彰に関しては1月でなければならないわけではないので、順次褒めることをやりたいと思っている。

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