このページの先頭ですサイトメニューここから
このページの本文へ移動
堺市
  • 音声読み上げ・文字拡大・ふりがな
  • サイトマップ
  • くらしの情報
  • 子育て・教育
  • 健康・福祉
  • 観光・歴史・文化
  • 産業・ビジネス
  • 市政情報


本文ここから

平成30年度 新規採用職員辞令交付式(平成30年4月2日)

更新日:2018年4月5日

 おはようございます。市長の竹山でございます。

 今、新規採用者の皆さん全員から、服務の宣誓をしていただきました。私も40年前の新入職員の時の清々しい気持ちがよみがえったところです。地方自治の本旨に則り、全体の奉仕者として誠実かつ公正に職務を遂行することを力強く述べていただきました。頼もしく感じました。

 今日から皆さんは堺市職員の一員です。心からおめでとうと申し上げたい。歴史と伝統を誇る自由自治都市・堺の職員として、皆さんと一緒に仕事ができることを嬉しく思います。本日の誓いを忘れることなく、しっかりと職務にあたっていただきたいと思います。

 堺は、奈良や京都をもしのぐ、長く輝かしい歴史のあるまちです。私が常に申し上げているのは、堺人(さかいびと)には、3つの遺伝子(DNA)があると言っています。

 1つ目は、「挑戦の遺伝子」です。中世には、呂栄助左衛門がフィリピンのルソン島に渡り、当時の茶の道具であった壺を持ち帰り、大きな富を得ました。そうした進取の気風、海外に飛び立つ挑戦の遺伝子を、堺っ子は持っていると私は常に言っています。

 2つ目は、「匠の遺伝子」です。1600年前に堺の人は、仁徳天皇陵古墳を造営しました。2000人で15年8カ月もの年月をかけて作られたと考えられています。こうした古墳築造を支えた銅器や鉄器、須恵器などの、ものづくりの粋が集められています。その技術は、その後、鉄砲の技術や刃物、今日では自転車などの技術へと受け継がれています。そうした「ものづくりの遺伝子」を持っていることを忘れてはならないと思います。

 3つ目は、「自由の遺伝子」です。権威に頼らず、多様性を受け入れる自由の遺伝子を持っています。中世、堺のまちは、世界に飛び立つ貿易都市として、世界の国々と自由の魂をもって、交易していました。「貿易都市・自治都市」として栄え、その繁栄ぶりは「東洋のベニス」と呼ばれるほどでした。

 また、堺ゆかりの偉人で、わび茶を大成した千利休は、時の権力者である信長や秀吉におもねることなく自らの茶道を追求しました。その茶道は、今も三千家に引き継がれています。さらに、『みだれ髪』の著者で知られる情熱の歌人 与謝野晶子は、その当時の伝統的歌壇から反発を受けながらも、自由で活発な女性の自立運動を進めた晶子は、私は自由の遺伝子をもって活動したと考えています。生誕140年を迎えた今日でも、その表現世界は高く評価されています。

 これら3つの遺伝子を受け継いだ堺市では、政令市としての権限・財源を最大限に活かして、現在「子育て」「歴史文化」「ものづくり」や「安全安心」「都市内分権」の5つに積極的に取り組んでいます。

 1つ目の「子育て」については、民間調査の共働き子育てしやすい街ランキングでは、関西1位2位に3年連続選ばれています。将来の堺を担う子どもを地域全体で育むという施策を通じて、「子育て日本一のまち」をめざします。

 2つ目の「歴史文化」については、今年1月に「百舌鳥・古市古墳群」の世界文化遺産登録のための推薦書が、日本政府から正式にユネスコに提出されました。今後さらに、百舌鳥古墳群の歴史的な価値をしっかりと発信しながら、来年の世界文化遺産登録の実現をめざします。そして、市民の機運を盛り上げていきたいと思います。
 また、フェニーチェ堺の愛称を持つ堺市民芸術文化ホールも、来年秋のグランドオープンに向け整備を進めています。
 
 3つ目の「ものづくり」では、本市の製造品出荷額は全国6位を誇っています。政令市では市民一人当たり、ナンバー1です。刃物や線香、注染和晒など、堺が誇る伝統産業に、新しい先端産業をしっかりと連携させながら、ものづくり力を、堺はこれからも伸ばしていきたいと思います。

 4つ目の市民の「安全・安心」は、私はすべての政策に優先すると思っています。安全・安心で災害に強いまちづくりをしていく。これが、堺市として、今後の持続可能性を図っていくために、大事な施策です。「自助」、「共助」の取組を推進します。併せて「公助」の役割として、有事の際の安全対策も含め、さらなる防災・減災対策の取組強化を図ります。
 堺市では、東日本大震災や熊本地震の被災地支援の対応に、採用して2年、3年目の職員を派遣しています。自らが手を上げて、被災地支援に行きたいと言っていただいた若手職員に、私は敬意を表します。

 5つ目の「都市内分権」については、政令市の中で地域に密着した行政を行うためには、各区の実状に応じて、その特性や地域に合った行政をしていく。その事業のために、区民評議会並びに区教育・健全育成会議をつくりました。都市内分権を充実させることにより、かゆいところに手の届く行政を、しっかり取り組んでいく。そして、各区役所がより緊密に連携した行政を行ってまいります。

 堺市の職員となった皆さんには、これから市民に密着した市民サービスを提供していただくことになります。市民に喜んでいただくために、私は、皆さんに次の3つのことを約束していただきたいと思います。

 1つ目は、「市民目線・現場主義」です。絶えず現場に出て、市民目線でものを考え、行政を執行していただきたいと思います。現場で色々な課題があります。その課題を、しっかりと市政の中で活かしていく。それが、最前線の皆さんのお仕事です。

 2つ目は「報連相確確」です。報告・連絡・相談・確認・再確認をしていただきたい。再確認することで、上司と部下、職員同士のコミュニケーションがしっかりと結ばれると思います。これは、市民の皆様に対しても同じです。
 そうしたことで、行政は一つ一つ進歩していくものだと思います。そのためには、その主旨の確認、再確認が必要です。何かわからないことがあれば、職場には皆さんの先輩であるルーキートレーナーが、各一人ひとりついていますので、聞いていただきたい。

 3つ目は、「自己啓発、勉強を忘れない」ことです。時代はどんどん新しくなり、技術も新しくなっています。行政の相談事もニーズも新しくなっています。その新たなニーズに対応するためには、勉強することを忘れてはなりません。新聞をしっかり読んで知識を広げ、必要なことについては、専門書も含めてしっかりと勉強することを行っていただきたいと思います。
 職務に関係する、しないに関わらず、今、日本で起こっていることや世界で起こっていることについて、興味を持っていただきたいと思います。

 最後に、私が皆さんに言いたいのは、「おもしろおかしく」仕事をするということです。人生の先輩として敬愛する、堀場雅夫さんが創業者である堀場製作所の社是は、「おもしろおかしく」です。

 皆さんは、人生の一番良い時期に、堺市の職員として仕事をするわけですから、おもしろおかしく仕事をしなければもったいないと思います。堺市の仕事も、おもしろおかしくすることを、市職員あげてやっていきたいと考えています。
 ぜひとも、皆さんの色んな仕事の中で、どうしたら、おもしろおかしく仕事ができるかということを考えていただきたいと思います。

 また、自分の仕事と家庭を上手くバランスをとること、ワーク・ライフ・バランスが大事です。仕事ばかりでは人間の幅が広がりません。色んな方と話し、勉強する。そして、家庭も大事にする。
 今、堺市では「SWITCH(スウィッチ)」という働き方改革を推進しています。皆さんもぜひ、男女共同参画で、働き方改革を進めていくことを忘れないでほしいと思います。

 皆さんには、ぜひ、休日など時間があるときを利用して堺のまち巡りをしてほしいと思います。たくさんおもしろいところがあります。歴史や文化も豊かです。休みの時には、出かけて、色んな方々の声を聞いていただきたいと思います。

 皆さんが堺を好きになることで、きっと市民の皆さんも堺のことを好きになってくれると思います。「わたしたちのまち堺」への愛着と誇りをもたらすように、新入職員の皆さんが率先して行っていただきたいと思います。私も一緒になって取り組みたいと思います。
 一緒に頑張りましょう。皆さんに期待しています。よろしくお願いいたします。

このページの作成担当

市長公室 秘書部 秘書課
電話:072-228-7401 ファックス:072-222-8441
〒590-0078 堺市堺区南瓦町3番1号 堺市役所本館4階

このページの作成担当にメールを送る

本文ここまで

サブナビゲーションここから

市長の言葉

情報が見つからないときは

世界文化遺産を大阪に 百舌鳥・古市古墳群

サブナビゲーションここまで


以下フッターです。
Copyright © Sakai City. All Rights Reserved.
フッターここまでこのページの上へ戻る