このページの先頭ですサイトメニューここから
このページの本文へ移動
堺市
  • 音声読み上げ・文字拡大・ふりがな
  • サイトマップ
  • くらしの情報
  • 子育て・教育
  • 健康・福祉
  • 観光・歴史・文化
  • 産業・ビジネス
  • 市政情報


本文ここから

所信表明(平成25年11月27日)

更新日:2013年11月27日

<1> はじめに

 本日ここに、歴史と伝統を誇る堺市議会議場において、市議会議員の皆様、理事者並びに傍聴されている市民の皆様に対して、市長2期目の所信を表明させて頂けることは、私にとりましてこの上ない名誉であり、同時にその責任の重さに身の引き締まる思いであります。

 先の市長選挙では、大阪都構想への参加の是非が最大の争点となりました。そして、市民からは「ストップ大阪都構想」と明確に示されたところです。それとともに、私が市民に訴えたかったのは、市民サービスの向上と堺市の将来展望についてでありました。市民に身近な基礎自治体として、最高の行政効果を発揮し、きめ細やかな住民サービスを提供していくこと、そして将来にわたって市民の安全・安心を保障していくこと、これが堺市のめざす姿であります。

 そのために、我々堺市民が50年近くかけて実現した「政令指定都市」としての権限と財源を活かしながら、私が公約に掲げた3つの挑戦、「子育てのまち・堺」、「歴史文化のまち・堺」、「匠の技が生きるまち・堺」、さらに「市民が安心、元気なまち・堺」の実現に全力で取組み、市民サービスの向上と堺市の発展をめざしていくことを、改めてお約束いたします。

 我が国の経済は、アベノミクス、あるいは東京オリンピック・パラリンピック招致の成功などにより、前途に明るい兆しが見え始めております。しかし、社会を覆う閉塞感が払拭されたわけではありません。皆様方とともに、「自由自治都市・堺」の力を結集して、黒い雲を取り除き、発展し続ける堺市の礎をより強固なものにするよう、取り組んでまいる所存であります。

 以下、私の「堺ビジョン1・3・1」の内容に沿って、今後の具体的な取組みをご説明申し上げます。

<2> 堺ビジョン1・3・1

(1)大阪都構想・府市との連携・都市内分権・市政改革

 「ストップ大阪都構想」、堺市民は政令市としての「自由自治都市・堺」の継続と発展を選択しました。しかし、当然のことですが「堺モンロー主義」になることなく、広域自治体である大阪府との適切な役割分担を進め、市民サービスの向上に全力を尽くすとともに、大阪全体の成長・発展にも積極的に貢献していきます。とりわけ、長年要望しておりました「教職員の給与負担、教職員定数や配置、学級編成等に係る権限」については、道府県から政令市への移譲が両者の間で合意されました。この権限移譲を活かし、市民のニーズに応じた教育を行ってまいりたいと切望しております。

 私は、地域の課題は地域が一番よく分かっていると思っています。その上で、地域、小学校区で解決できないことは行政区で、行政区で解決できないことは本庁で解決することが「市民が中心となるまちづくり」の姿であると考えます。そこで、現在の校区まちづくり協議会や区民まちづくり会議などを発展させ、それぞれの地域の実情に応じた住民参加の仕組みとして、「(仮称)区民ボード(区民評議会)」を各区に順次設置します。「地域のことは地域で決める」「堺のことは堺で決める」このことをこれからも地道に、実直に進めてまいります。

 現在は、政令市トップクラスの健全財政を誇る堺市ですが、引き続き徹底した行財政改革を実行してまいります。市民目線、現場主義をモットーに、また、顧客志向、コスト意識、スピード感といった視点も取り入れながら、少数精鋭主義のもと日本一費用対効果の高い行政運営をめざします。これからも市役所を真に「市民のために役立つ所」にするという思いを持って、市政改革を続けてまいります。

(2)-1 「3つの挑戦」 子育てのまち堺

 次に、「堺ビジョン1・3・1」の「3」として、堺・3つの挑戦を掲げました。

 第1は、子育てのまち堺です。私は引き続き「子育て」に徹底的にこだわりたいと思います。

 少子高齢社会、人口減少社会の中で、堺市がさらに発展していくためには、将来の堺市を担う子どもを、地域全体で育てていくことが何よりも大切です。そのための新たな教育の取組みとして、地域に根差した教育を推進するため、各区に公募委員も含めた「(仮称)区教育審議会」を立ち上げます。これは、今年の6月に安倍首相に答申された第30次地方制度調査会の内容を先取りするものにもなります。

 中学生の昼食では、栄養面や利便性、経費そして食育など、総合的に見て学校給食法の選択制給食にも負けない「第三の給食」を導入します。これは、堺市が提案する新たな給食のかたちです。また、「小中学校全学年へのエアコン導入」による子どもの学習環境の向上、授業日数の増加や特色ある英語授業をはじめとした学力向上の取組みの推進などにより、学力府内トップクラスへの挑戦を進めます。さらに、子どもを育てるうえでの安全・安心という面では、府内トップの「子ども医療費助成」を現在の水準のまま継続します。

 また、今議会に補正予算として提案させていただいていますが、堺東駅前の高島屋堺店9階に行政と民間事業者とのコラボレーションによる「(仮称)キッズサポートセンターさかい」を来年4月に開設します。この事業は、複数の民間事業者との適切な機能分担、応分の負担のもとに、「遊び」を出発点とし、多くの親子が集い、交流し、相談できる環境を創出するものです。この施設への来訪が、地域の「まちかど子育てサポートルーム」などを活用するきっかけとなる、といった相乗効果も期待したいと思っています。

 こうした様々な取組みにより、「子育てするなら堺」といわれるまちづくりの実現に努めてまいります。

(2)-2 「3つの挑戦」 歴史文化のまち堺

 第2は歴史文化のまち堺です。

 現在、堺市、羽曳野市、藤井寺市、そして大阪府と一体となって、百舌鳥・古市古墳群の世界文化遺産登録の実現をめざしています。行政がしっかりと連携し、市民や議会、事業者とも一緒になって、登録の実現に向けた機運を盛り上げ、是非とも早期の世界文化遺産登録をめざしたいと思います。また、堺市としても、仁徳天皇陵古墳を中心とした周辺整備を進めます。

 堺駅から堺東駅までの旧市街地を中心とする都心のまちづくりでは、一期目に蒔いた種を花咲かせていきたいと思います。27年春には、堺旧港近くの市有地、いわゆる三角地に新しい「商業施設」が、旧堺病院跡地に「文化観光拠点」が、それぞれオープンする予定です。

 都心の中でも堺東周辺につきましては、ハード整備とソフト事業の連携、また、行政と地元と民間事業者の協力などにより、まちづくりが動き出していることを実感できる、具体的な事業を進めてまいります。行政としても、市民交流広場の整備や市民会館の建替えを着実に進めますが、まちの活性化のためには、市民や民間事業者の取組みが欠かせません。今、堺東商店街連合会と吉本興業がタッグを組んで大浜少女歌劇団の復活に向けたプロジェクトを進めています。正に民間主導の象徴的な事業です。堺市としても、しっかりと応援していきたいと考えています。また、先ほど申し上げました「(仮称)キッズサポートセンターさかい」の中に設置される室内遊び場である「キドキド」は、年間10万人を超える来場者を集める人気の高い施設です。現在、大阪府内には、グランフロント大阪と北大阪(千里丘)に設置されていますが、南大阪では初めてとなります。この「キッズサポートセンターさかい」を、堺東のにぎわいづくりにもつなげていきたいと考えています。堺東商店街と隣接する市民交流広場では、地域の活動団体、地元の商業者、学生など様々な担い手の皆様に、ワクワクドキドキするような取組みを進めていただきます。少女歌劇団の定期ライブ会場としても利用される予定です。堺東界隈が、市内外の方々から、「何か面白そうなことをやっている」「ここで何かしてみたい」「行ってみたい」と思われるようなまちにしていきたいと思います。

 また、長年の課題である都心地域の公共交通のあり方については、現在、専門家による会議で、具体的な路線、採算性や費用対効果などを議論してもらっています。今後、専門家会議からの提言や議会での議論、そして市民の意見をしっかり踏まえて、対応していきます。中心市街地活性化と都心の公共交通網の整備については、これからの堺市の発展に欠かせない事業です。費用対効果にも十分に留意しながら、堺の将来の発展に向けた布石を着実に打ってまいります。

 また、長期的なまちづくりの観点から、堺が連綿と受け継いできた歴史と文化を後世に引き継ぐという思いを込め「環濠都市堺の再生」に着手します。これは、数年後という短期ではなく、堺100年の計として、長期的な視野に立って取組んでまいりたいと考えています。

(2)- 3 「3つの挑戦」 匠の技が生きるまち堺

 第3は匠の技が生きるまち堺です。

 堺は古来より匠の技が息づく、ものづくりのまちです。江戸幕府から「堺極(さかいきわめ)」の印を受けた打刃物をはじめ、注染和晒や線香などの魅力あふれる伝統産業品が数多くあります。

 特に、鉄砲鍛冶をルーツに持つ刃物職人が作り出す堺の打刃物は、国内外のプロの料理人からも認められるほど、高い技術力を誇っています。私自身がセールスマンとなって、世界に向けてPRしていきたいと思います。

 また、堺市内の企業の99%を占める中小企業の中には、匠のDNAを受け継いだ高い技術力を持った企業がたくさんあります。新商品開発や販路拡大など、基礎自治体として地元産業をしっかりと支援してまいります。

 一方、広域的な産業政策については、これまでと同様、大阪府と適切な役割分担・連携を進めながら、大阪全体の成長に貢献します。また、関西広域連合の一員としても、成長産業分野を中心とした企業誘致や投資の促進など、関西圏全体の成長戦略の中で、堺市が果たすべき役割に取り組んでまいりたいと考えています。

(3) 市民が安心、元気なまち堺

 そして「1・3・1」の最後の「1」は、「市民が安心、元気なまち堺」です。

 市民に安心して暮らしていただくことが、行政として最大の責務であると考えています。また、こうした取組みに特効薬はありません。地道な努力の積み重ねが、何よりも重要です。

 学校の耐震化の前倒しや地域一体となった防災対策、警察と連携して中区・西区で取り組んでいる地域安全対策重点推進事業など、堺市がこれまで重点的に進めてきた取組みを着実に進め、地域の皆様との連携を強めてまいります。

 また、高齢者や障害者をはじめ、すべての市民がいきいきと暮らせるよう、また市民一人ひとりが尊重される平和と人権のまちとして、堺に住みたい、住み続けたいと思われるまちづくりを進めてまいります。

<3> おわりに

 以上、市長としての決意と、今後4年間で取り組むべき政策の一端について申し上げました。

 ちょうど4年前、「自他共栄(じたきょうえい)」という言葉を申し上げました。
「相手に対し、敬い、感謝することで信頼し合い、助け合う心を育み、自己のみでなく他人と共に栄える」というこの言葉を常に胸に刻み、全力で市長の職を務めてまいりました。

 これからの4年間につきましても、堺で生まれ、堺で育ち、これからも堺で生き、堺で朽ちていく者として初心を忘れず、また、堺市の発展、市民の幸せを一途に追求する「一以貫之(いつをもってこれをつらぬく)」の精神で、誠心誠意、将来世代に恥じることのない、公正公平な堺市政を運営してまいる所存でございます。

 議員各位並びに市民の皆様のご理解、ご協力を賜りますことをお願いしまして、私の所信の一端とさせていただきます。

このページの作成担当

市長公室 秘書部 秘書課
電話:072-228-7401 ファックス:072-222-8441
〒590-0078 堺市堺区南瓦町3番1号 堺市役所本館4階

このページの作成担当にメールを送る

本文ここまで

サブナビゲーションここから

市長の言葉

情報が見つからないときは

世界文化遺産を大阪に 百舌鳥・古市古墳群

サブナビゲーションここまで


以下フッターです。
Copyright © Sakai City. All Rights Reserved.
フッターここまでこのページの上へ戻る