「みんなの食堂」
更新日:2017年4月5日
「みんなの食堂」が実施されました
イベント内容について
3月30日(木曜)に中区の久世校区にある社会福祉法人 福生会(中区伏尾196)の主催で、「みんなの食堂」が実施されました。
この事業は、孤食の防止と地域における居場所づくりとして、子どもたちへ食事の提供を行う「子ども食堂」の考え方をベースにしながら、対象世代を子どもから高齢の方にまで広げた独自の取り組みです。参加対象世代を広げたことにより、地域住民の世代を超えたつながりをうみだすことを期待できます。イベントのプログラムは、大阪府立大学の学生ボランティアや学習支援団体による学習サポート、カレーライスなどのお昼ご飯、最後にゲーム遊びという、盛りだくさんな内容です。
今回の事業は、中区で実施している、まちづくりについて話し合う『ラウンドカフェ』に参加し、そこで出会い、つながった人たちが協力し、実現しました。また、社会福祉法人同士の横のつながりで組織する“中区まちづくりネットワーク”『つむぎの会』や民生委員、ボランティアのほか大阪府立大学の学生ボランティアの方々も、地域一体となって開催に向けて協力を行いました。
事業周知については、久世校区自治連合会や久世小学校も協力してくださったことで、当日は定員を超える申し込みがありました。
当日の様子
朝11時から、事前に申し込んだ22人の中区内の小学生が、学生ボランティアや中区内の学習支援団体のサポートを受けながら、おのおのが持ってきた計算ドリルや漢字ドリルなどを用いて、学習を進めました。12時からのお昼ご飯の時間には、高齢の方と一緒に同じテーブルで食事をとり、午後からはゲーム遊びなどを行いました。会場には「計算ドリルのあとは猫の絵を描きたい!」「カレーライス完食できたよー!!」など、子どもたちの元気な声が飛び交っていたほか、高齢の方も笑顔でいっぱいでした。
