令和2年度 実施事業
更新日:2020年11月30日
この事業は「地域の皆さんが自分たちの地域課題を主体的・自己完結的に解決するための取組み」に対して、補助金を交付することにより、市民協働・市民参加による地域のまちづくりを支援するものです。
地域まちづくり支援事業制度を活用される校区では、校区自治連合会が中心となって、地域の各種団体の参画を呼びかけ、自主的に「まちづくり協議会」を立ち上げています。
各校区のまちづくり協議会は、それぞれの地域課題を掲げ、その課題解決のために、さまざまな事業に取り組んでいます。
各事業の採択にあたっては、堺市地域まちづくり支援事業美原区審査会(庁内委員4人:美原区副区長、美原保健福祉総合センター所長、美原区役所企画総務課長、美原区自治推進課長)で審査しています。
◇令和2年度 地域まちづくり支援事業の実施状況
八上校区
<事業名>
要配慮者の支援を中心としたコロナ禍における避難所運営訓練
<開催日>
令和2年11月21日(土曜)
<場 所>
八上校区内 5地区会館
<内 容>
依然、新型コロナウイルス感染症が猛威を振るう中、当校区の喫緊の課題となっている「コロナ禍における避難所運営体制」の確立を目的として、夜間に台風等の風水害が発生したといった状況を主に想定し、避難所運営訓練を実施しました。
当事業では、車いす等を利用する要配慮者の支援に焦点を置き、支援者は雨天時を想定し防災用レインコート着用のうえ、感染症対策に留意した避難者受付の流れや、身障者用ベッドまでの導線等を確認しました。
また、避難所運営に際して必要となる人員や役割分担を明確にし、防災に関する基本的な知識の習得も図りました。
感染症対策としては、避難者受付時の検温やアルコール消毒、避難者情報の管理を徹底し、そして「3密」の回避を目的とした避難所レイアウトを検討しました。
今回、集団感染リスク等従来の防災訓練では対応しきれないケースを想定した訓練を実施したことで、新たな発見や様々な課題を見出すことができ、コロナ禍であっても、災害に強い地域づくりに向けて、より効果的な事業を実施することができました。
<審査会>
【日 時】 令和2年9月24日(木曜) 午後4時から4時40分
【場 所】 美原区役所 本館3階 302B会議室
【委 員】 全員出席
【補助金交付申請額】 703,784円
【主な意見】
・要配慮者に参加してもらい、かつ夜間を想定するとあるが、安全面に問題はないか。
⇒ ・以前から校区内では、各地区から指定避難所までの距離が遠く、実際に災害が発
生した際、本当に要配慮者を助けることができるのかといった不安の声が上がって
いるという背景がある。
・各地区で事前に要配慮者を把握し、実際にどのように助け、避難所まで連れていく
かを検討するといったことは非常に意義深いものであり、更なる自助・近助・共助に
繋がる。安全面に十分考慮して実施してもらいたい。
【審査結果】 「適」
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