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堺市指定有形文化財
石津太神社

北本殿・南本殿・拝殿・一の鳥居・二の鳥居

所在地:堺市西区浜寺石津町中4丁12−7

所有者:(宗)石津太神社

建物の構造と時代

 ◎北本殿:一間社流造17世紀中期
 ◎南本殿:一間社春日造17世紀中期
 ◎拝殿:桁行八間、梁間二間、入母屋造18世紀後期
 ◎一の鳥居:石造明神鳥居寛永19(1642)年
 ◎二の鳥居:石造明神鳥居嘉永2(1849)年

指定年月日:平成9年12月15日

説 明
 本殿は、屋根のかたちを流造(ながれづくり)、春日造(かすがづくり)と違えていますが、破風(はふ)などで装飾をおこない正面から見ると全く同じ形としていることが大変特徴的です。
 17世紀の中頃に建てられたと考えられ、同時代の本殿が2殿とも現存し、拝殿は馬道(めどう)という通路が二つある珍しいものです。
 一の鳥居は石造の鳥居で寛永19年(1642)の銘文が柱に刻まれていることから建てられた年代がわかり、市内で最も古い鳥居のひとつといえます。二の鳥居にも銘文があり、神社境内の変遷や建設に関わった人々を知ることができます。
 このように石津太(いわつた)神社は本殿、拝殿、鳥居という江戸時代の神社境内の構成要素がよく残り、また都市部の中では緑豊かな歴史的な空間として貴重です