低周波音について
更新日:2018年1月15日
低周波音とは
一般的に人が聞くことができる音は、周波数が20Hzから2万Hzの音波です。低周波音とは、周波数の低い音のことでおよそ100Hz以下の音波を指し、このうち、20Hz以下の音波は超低周波音と呼ばれています。
低周波音の発生源
物体の振動や、気体の急激な膨張を伴う乱れなどのような直接的な空気の圧力変化によって発生します。
発生源の例
- 自然現象:滝、地震、雷、風
- 工場機械:圧縮機、送風機、エンジン、ボイラー、ポンプ
- 交通機関:自動車、鉄道(トンネル突入時)、航空機、船舶、高架道路
- その他:風力発電、ダムの放流
低周波音がもたらす現象
低周波音による現象は、低周波音がある大きさ以上ならないと発生しません。
物理的・心身への影響があるような大きさの低周波音は稀にしか存在しないと言われています。
物理的影響
家具や建具(戸、窓ガラス)の振動
心身への影響
睡眠妨害、気分のイライラ
頭痛、耳鳴り、吐き気、胸・腹の圧迫感など
低周波音の影響を防ぐには
- 機器類や構造物は、定期的に点検・調整をすることで有効な場合があります。
- 機器類に消音器や防音カバーを取り付けることが有効な場合があります。
- 機器類と周辺住居までの距離をできるだけ離すことが有効な場合があります。
- 空調室外機や給湯機器等を設置する場合は、周辺住居の生活環境に影響を及ぼす場合があるので、影響を未然に防止するため、販売業者、設置業者とよく相談し、周辺に配慮しましょう。
家庭用ヒートポンプ給湯機の据付けガイドブック(PDF:1,224KB)
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