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マムシに注意してください

更新日:2020年10月9日

マムシは街ナカでも茂み等に生息しています。
咬傷を負う救急事案が発生していますので注意してください。

マムシについて

特徴

●琉球列島を除く日本全土に生息しています。
●体長45から60センチメートル程度の毒蛇で保護色をしているため、気づきにくいです。
●マムシ毒の毒性はハブより強いですが、注入量が少ないので死亡率は低いです。(ただし、ヘビ咬傷による死亡のほとんどはマムシが原因です。)
●マムシによる咬傷により年間数名の死亡事例が発生しています。

マムシ咬傷による影響

症状

●出血傾向(血が止まりにくくなること)
●筋肉の腫れ
●壊死(組織や細胞が死ぬこと)
●血管拡張
●血圧低下
●霧視(視覚に霧がかかった様に見える状態)や複視(物が2つ以上に見える状態)
●視力低下
※重症になれば、死亡してしまうこともあります。

マムシに咬まれたときは

注意点

●意識がしっかりしていても動かさない。
●咬まれた部分は心臓より下にする。
●咬まれた部分を安静にし、できるだけ動かさない。
●咬まれた側の指輪や腕時計等のアクセサリーははずしておく。(そのままにしておくと身体が腫れて外せなくなる可能性があります。)
●咬まれた部分を洗浄して滅菌ガーゼで被覆する。
●できるだけ早く医療機関を受診する。

早期に医療機関での治療が必要です

 症状が安定している場合でも悪化することがありますので、かならず安静にしましょう。歩行は絶対にしないでください。
 また、できるだけ咬まれたヘビの特徴を記憶したり携帯電話、スマートフォン等で写真を残しておいてください。咬まれたヘビがマムシであるのかマムシ以外であるのかを判断する材料になります。マムシに咬まれた場合、医療機関で血清等による治療が必要になります。そのためにも、咬まれたヘビがマムシであると確信が持てる情報が必要です。
 そして、患部を冷やし、安静にした状態で119番通報をして救急車を呼んでください。(患部より心臓に近いところを縛ったり、毒を吸い出したりする必要はありません。)
 死亡率は低いですが、少しでも早く医療機関で治療をする必要がありますので、症状が軽くても甘く見ず、絶対安静にして救急車を呼んで医療機関を受診するようにしてください。

タッシー

このページの作成担当

消防局 高石消防署

電話番号:072-266-0119

ファクス:072-263-5295

〒590-0976 高石市西取石1丁目27番23号

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