危険物施設及び高圧ガス施設の風水害対策について
更新日:2023年7月11日
近年、全国各地の危険物施設や高圧ガス施設において、梅雨前線や台風による風水害の被害が頻発しています。
施設関係者の皆様には、日常的に施設の点検を実施していただいているところですが、予期せぬ風水害に対してその被害を軽減するためには、より一層の備えが必要となります。
危険物施設の関係者の皆様へ
総務省消防庁より公表されている、「危険物施設の風水害対策ガイドライン」(令和2年3月27日付け消防災第55号・消防危第86号)を活用し、風水害対策の実施計画を作成することで、今一度、風水害に備えていただきますようお願いします。
また、本ガイドラインには風水害対策の実施計画作成のためのチェックリストがついており、大きく分けて
(1)平時からの事前の備え
(2)風水害の危険性が高まってきた場合の応急対策
(3)天候回復後の点検・復旧
の3つの段階ごとに災害リスクと対策を確認していく様式となっています。
詳しい実施計画の作成手順等については当局作成のリーフレットや風水害対策の実施計画(作成例)に記載していますので、各施設の形態や危険物の貯蔵・取扱い等の状況に応じ、必要な措置を講ずるに当たっての参考としてご活用下さい。
風水害対策リーフレット
危険物施設の風水害対策ガイドライン(令和2年3月27日付け消防災第55号・消防危第86号)
危険物施設の風水害対策ガイドライン(ver2)(PDF:1,404KB)
危険物施設の形態別のポイント及びチェックリスト
【別紙13】風水害対策における初動対応のフローチャート1~3(PDF:387KB)
【別紙14】危険物施設の対応タイムラインに対応したフローチャートの活用(PDF:520KB)
高圧ガス施設の関係者の皆様へ
ハザードマップを確認していただき、風水害の被害が予想される場合は、ロープ、鎖又はネットなどを活用した高圧ガス容器の固定強化や、高圧ガス容器置場の扉やシャッターを閉鎖するなど、当該施設の規模・構造及び想定される浸水リスクに応じた風水害対策をご検討ください。
また、大雨や台風の通過後に高圧ガス施設の使用を再開するときは、再開前に被害の有無及び技術基準に適合していることを確認するなど、施設の安全を確認してください。
建築物における電気設備の浸水対策ガイドライン
令和2年6月に、国土交通省・経済産業省から「建築物における電気設備の浸水対策ガイドライン」が公表されました。危険物施設や高圧ガス施設の電気設備に対する風水害対策の参考としてご活用ください。
建築物における電気設備の浸水対策ガイドライン(PDF:8,430KB)
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このページの作成担当
消防局 予防部 危険物保安課
電話番号:072-238-6006(音声ガイダンス)
ファクス:072-228-8161
〒590-0976 堺市堺区大浜南町3丁2番5号
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