ギューと強く・・・ネ (キャップを締めて安全確認)
更新日:2018年12月18日
火災調査ファイル3
石油ストーブの異常燃焼実験
朝晩が急に冷え込んできた11月初旬の夕方、住宅で石油ストーブが原因で火災が発生しました。
火災になったときの状況を火元の住人から聴いたところ、石油ストーブのカートリッジタンクに給油した後、ストーブに入れようとしたとき、タンクの給油キャップの締めつけが緩かったために、タンクからこぼれた石油がストーブにかかったので、油を拭き取ってから点火。約2から3分後にストーブ全体から火が噴き出したということです。
幸いにも、この火災は備え付けの消火器を使って消火したため、石油ストーブが燃えただけにとどまりましたが、この年の1月には、石油ストーブのカートリッジタンクのキャップの緩みが原因で2件の火災が発生し、2人の尊い命が奪われています。十分注意しましょう。
防火のポイント
石油ストーブ火災
- ストーブに給油するときは、カートリッジタンクのキャップを十分に締め、給油口から漏れ出さないか確認する。
- 万一誤ってストーブなどに灯油がかかった場合は、目に見える表面だけでなく、こぼれた油を完全に拭き取ってから使用する。
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