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石綿(アスベスト)対策について

 アスベストは、天然の鉱物繊維で、石綿(いしわた、せきめん)とも呼ばれます。アスベストの繊維1本は、最も細かいものが直径0.02マイクロメートル(1mmの1,000分の1)であり、髪の毛の約5,000分の1と非常に細かいのが特徴です。
 また、熱、摩擦、酸やアルカリに強く、丈夫で変化しにくいという特性を持っており、安価であることから、建築材料、産業機械や化学設備など幅広く使用されてきました。
 日本では、昭和30(1955)年頃から建材製品で使われ始め、昭和40年代(1960~1975年)に最も多く使われましたが、アスベストを吸入することによる健康被害の問題が明らかになり、平成18(2006)年にはアスベストの新たな製造、使用等が全面的に禁止されました。
 アスベストを使用した建物は老朽化が進んでおり、今後、建て替えのための解体等が増加し、令和10(2028)年にピークを迎えると予想されています。
 このような中、建物の不適切な管理や解体工事によって、アスベストを飛散させないことが重要です。
 そのため、堺市では、堺市アスベスト対策取組方針を定め、アスベスト対策を総合的かつ効果的に推進しています。また、建物の所有者又は管理者、健康に不安を抱える方などへの支援や情報提供等を行っています。

アスベスト対策の推進

堺市アスベスト対策取組方針

 本市のアスベストに関するこれまでの取組等を踏まえ、庁内共有の認識のもと、部局間の連携により、本市におけるアスベスト対策を推進するため、今後の対応をまとめた「堺市アスベスト取組方針」を令和3年6月に策定しました。その後、アスベスト対策全般について取組を進めるにあたり、この間の市有建築物における教訓や国の動向等を改めて総括し、方針の再整理を行った改定版を策定しました(令和6年1月改定)。

堺市アスベスト対策推進本部会議

 「堺市アスベスト対策推進本部」を設置し、堺市におけるアスベスト対策について、総合的かつ効果的に推進しています。

建物の適切な管理をお願いします

アスベストの除去等に活用できる補助金・融資制度

 アスベストの分析調査及び除去等工事に活用できる補助金や、融資制度についてご案内します。

災害時のアスベスト飛散に備えてください

 災害発生時に初動対応にあたる際には、建物の倒壊等によりアスベスト含有建材が露出している可能性があります。建物所有者の責務として、アスベストを飛散させないよう注意してください。

建物の解体時に必要な届出等

建物の解体時の注意事項

 アスベストを含む建築物等の解体時には、法令に基づく届出が必要になる場合や、特別な規制が適用される場合があります。必要な届出等を確認し、法令等を遵守してください。

アスベストを使用した建築物等の解体等に関する届出

 大気汚染防止法及び大阪府生活環境の保全等に関する条例(アスベストの届出関連)の概要や、届出様式等を掲載しています。

アスベスト関連情報

 アスベストの関連情報を掲載しています。

近くで解体工事をしていて心配な場合

 近くで解体工事をしていて、アスベストが飛散していないか心配な方への相談先などをご案内します。

健康に関する支援・相談

 アスベストは、目に見えないほど細かい繊維であり、丈夫で変化しにくいという特性から、吸い込むと肺がんや悪性中皮腫などの健康被害を起こすおそれがあることが知られています。
 過去にアスベストを吸引したことで、健康に不安を抱える市民に対し、そも不安を解消することを目的に、下記の施策を実施しています。

堺市内のアスベスト濃度について

 堺市では、平成17年度からアスベストによる大気汚染状況を把握するため、市内の各調査地点において、アスベスト大気環境調査を行っています。

市民・事業者向けの研修会

 アスベスト対策の現状や制度について、建築物所有者や工事等施行者への研修会を実施しています。

研修会の開催予定

 現在、ご案内している研修会はありません。

研修会の開催状況(配布資料)

市有建築物のアスベスト対策

堺市公共建築物等におけるアスベスト含有建材点検・管理マニュアル

 市有建築物のアスベスト対策に関して、施設管理担当職員が施設管理業務において理解すべき事項を「堺市公共建築物等におけるアスベスト含有建材点検・管理マニュアル」としてまとめています。

吹付けアスベスト対策

 アスベストが含まれる吹付け材(レベル1)が確認された市有建築物と、その対策について掲載しています。

水道管の石綿セメント管(アスベスト繊維を含む)について

問合せ窓口

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