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里親って?(中学校2年生 Sさん)

更新日:2013年4月1日

 私は「里親ってどんなの?」って聞かれても何と答えたら良いのか分かりません。だって、私にしてみればどこの家庭でも同じだと思うし、変わったことは何ひとつないと思うからです。

 私は0歳のときからこの家庭で暮らしています。だから何も覚えてないし、人と違うところを見つけることもありません。私が里子だということを伝えられたのは幼稚園の頃でした。4歳の子がそんなことを理解できるはずがありません。なので私はずっとそれが当たり前のことだと思ってきたし、気がついたらいつの間にかそのことを受け入れていました。

 自分と友達は何が違うのか?そんなことを考えたことは一度もありません。それに考えたところで違うのは親と血がつながっていないというだけです。

 血のつながりなんてあっても無くてもいっしょなんじゃないかなって思います。いくら血がつながっていても親の愛情を受けていない子だっているだろうし、逆に血がつながっていなくても親の愛情をたくさん受けている子だっています。子どもはみんな優しくしてもらうことを求めています。それは誰でも一緒です。もちろん私もです。

 たくさんの愛を受けていれば人にも優しくすることができます。私はこの家に来て、たくさんの愛をもらっています。それはとてもすばらしいことだと思います。親とはたくさんケンカもします。言い合いだってするし、時には手を出すケンカをすることもあります。でもそれは相手のことを信頼しているからだと思います。たまには他の子みたいに「あの子のお母さんの方が良かったな」って思うことだってあるし、逆に「あー、うちの親で良かったな」って思うこともあります。結局はみんな一緒なんです。考えることもやることも何ひとつ変わらないんです。

 でも私は友達によく「めっちゃ現実的やんなあ」とか「ちょっと大人びてるよね」とか言われます。里子という現実を知っているからかも知れません。自分のことを話すこともあまりありません。

 でも本当は、たくさんの人に自分のことを知ってほしいとも思います。それは誰でも同じです。

 小さい頃からつながり会の行事に年に一度か二度親と一緒に参加してきました。日帰り旅行や新年の食事会は楽しく、そのとき顔を合わせる小さな子どもたちはとてもかわいいです。親は知っていると思っていたようですが、私はつい最近までこの会が里親の会って知りませんでした。そのことを聞いたとき「あ~、私だけじゃないんだ、仲間がたくさんいるんだ」ってうれしくなりました。

 また同級生の女の子とは時々お互いの家に遊びに行き、好きな音楽やいろんな話をします。私にとって学校で何でも言い合える仲の良い友達とも違う大切な友達です。

 最後に私はこの家に来れて良かったです。自分のことを大切に想ってくれる人に出会えて本当に良かったと思います。

このページの作成担当

子ども青少年局 子ども青少年育成部 子ども家庭課
電話:072-228-7331 ファックス:072-228-8341
〒590-0078 堺市堺区南瓦町3番1号 堺市役所高層館8階

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