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北区まちづくりアンケート調査結果 1 調査目的本調査は、地域活動における経験や関心、今後参加したいこと、活動の課題、これから地域で取り組んでいきたいことなどをたずね、「北区区民まちづくり会議」で策定が進められている「北区まちづくりビジョン」や今後の北区のまちづくりに役立てていくために北区区民まちづくり会議が実施しました。 2 調査対象と方法本アンケートは、北区内に居住する20歳以上の方から、合計4,000名を無作為に抽出しました。 配布方法は調査票を郵送する方法を取った。回答者には調査票への記入後、郵送で返送してもらう方法で回収を行いました。 調査は平成21年3月に行いました。 3 回収状況郵送による配布調査票数 4,000件 住所不明・転居先不明 131件 有効回収票数 1,914件 回収率 49.5% 4 集計結果 回答者の属性 (1)性別 ・性別で見ると、女性が60.1%、男性が39.1%となっており、男性と女性がおよそ4:6の割合である。
(2)年齢 ・年齢別で見ると、60歳代が25.9%で最も多く、4分の1を占め、次いで、50歳代20.3%、40歳代19.1%と約5分の1ずつを占めた。以下、30歳代16.8%、70歳以上11.9%、20歳代5.4%と続く。 ・50歳未満の回答者が6割強を占めている。 ・なお、19歳以下はサンプル数が少ないため、各設問の分析において文章記述はしていない。
(3)お住まいの地域(小学校区) ・地域別に見ると、中百舌鳥校区が13.0%で最も多かった。以下、百舌鳥校区が10.3%、新金岡校区と東三国丘校区が8.3%、金岡校区が8.2%で続いている。 ・回答割合が少なかった校区は、大泉校区と北八下校区が3.1%、光竜寺校区が3.6%、新金岡東校区が4.1%、新浅香山校区4.3%となっている。
(4)家族構成 ・家族構成を見ると、「親と未婚の子ども」が36.2%で最も多く、約3分の1を占めている。次いで、「単身者」が26.3%、「夫婦のみ」が 20.2%で続いている。
<就学前の子どもの有無(B、D、Eを選んだ方)>
(5)職業 ・職業を見ると、「会社員」が30.7%で3割強を占め、次いで「無職(学生、家事・育児を除く)」が24.1%で4分の1近くを占めている。以下、「パート・アルバイト」が13.9%、「家事・育児」が8.0%「自営、自由業」が6.5%で続いている。
(6)現在の住宅の居住年数 ・居住年数を見ると、「5年以下」が27.2%で最も多く、「10年以下」が22.1%で続いており、居住年数が10年以下の回答が約5割(49.3%)を占めている。 ・以下、「20年以下」が15.6%、「30年以下」12.6%、「40年以下」が12.3%で続き、「41年以上」も9.3%の回答があった。
(7)現在の住宅の居住形態 ・居住形態を見ると、「戸建て住宅(自己所有)」が30.7%で最も多かった。・以下、「集合住宅で持ち家」が23.3%、「集合住宅で借家」が22.8%、「公団・公社等の集合住宅で借家(賃貸)」が16.4%で続き、集合住宅居住者が6割強(62.5%)を占めた。
設問回答の分析 ●近隣や地域への関心についておたずねします。 問 1:隣近所に住んでいる人や地域のことについて、あなたが次のことをご存知かどうか、「知っている」「知らない」のいずれかに○をつけてください。
・「知っている」の割合が比較的高かったのは、「地域の小・中学校」90.0%、「隣人」84.8%、「隣近所の高齢者や子ども」83.0%で、「地域の会館」77.5%や「回覧版」70.0%は、比較的認知度が低かった。生涯学習活動や地域行事などで利用される「地域の会館」は、地域活動に参加する機会が少ない人の認知度が低く、「回覧版」は、集合住宅などで回覧されていないケースがあり、そうした要因により認知度が低くなったと思われる。 【年齢別】 ・20歳代では全般的に認知度が低く、特に、「回覧板」31.1%と「地域の会館」36.9%は、3割台となっている。「隣近所の高齢者や子ども」51.5%、「隣人」60.2%も、他の世代よりも回答割合が低く、近所づきあいが希薄化していることがわかる。 ・30歳代でも、「回覧版」の認知度は49.8%で約5割にとどまっている。回覧板や地域の会館の掲示板は、地域の活動情報や行政情報の主要な伝達手段となっているが、若い世代では目にする機会が少ないことがうかがえる。 ・60歳代や70歳以上では、「隣人」や「隣近所の高齢者や子ども」を「知っている」とする回答が9割強を占めており、近隣への関心が高い。 ■隣近所や地域への関心【隣人について】×年齢
■隣近所や地域への関心【回覧板】×年齢
■隣近所や地域への関心【会館の所在地】×年齢
問 2:あなたがお住まいの地域で、もっとも仲の良い人、またはもっとも親交の深い人についておたずねします。その人と知合う(会話する)ようになったきっかけは何ですか。近いものに1つ○をつけてください。 ・地域で親交の深い人と知り合ったきっかけについては、「近所なので顔を合わせるうちに」が30.8%で最も多かった。日常的にあいさつを交わしたり、立ち話をしたりする相手と、親しくつきあうようになることがわかる。 ・次いで、「自分の子どもや孫が幼稚園・保育園や学校で一緒になって」13.3%が続き、子育てや教育など、子どもを通したつきあいがあると親しくなりやすいことがわかる。 ・以下、「町会や自治会などの地域活動やお祭りなどを通じて」(9.9%)、「子どもの頃からの知り合いだから」(8.8%)の地縁型のつきあいが計18.5%ある。「趣味やスポーツ」(5.0%)や「ボランティア活動」(1.2%)は回答が少ない。 ・一方で、「つきあいはしていない」は22.8%と2割強を占め、地域でつきあいのない住民も一定数存在する。 ・その他としては、「職場が同じ・仕事仲間」「親類」「妊娠や育児がきっかけ」「学生時代の同級生や友人」「出身地が同じ」「友人・知人の紹介」「生協活動」「自治会や管理組合で同時期に活動していた」「飲み友達」「同じ宗教を信仰」「犬の散歩」といった回答があった。 【性別】・男性は、「町会や自治会などの地域活動やお祭りなどを通じて」が12.6%で女性(8.3%)よりも高く、地域活動への参加がきっかけになっていると考えられる。一方、女性は、「自分の子どもや孫が幼稚園・保育園や学校で一緒になって」が15.2%で男性(9.7%)よりも高く、子育てがきっかけになっていると考えられる。
【年齢別】 ・「つきあいはしていない」が20歳代で39.8%、30歳代で37.1%で他の世代に比べて回答が多い。地域外から転入してきて居住年数が短いことや、働きに出ていて地域の活動に参加する機会が少ないことが原因であると考えられる。 ・「自分の子どもや孫が幼稚園・保育園や学校で一緒になって」は、子育て世代が多いと考えられる30歳代で18.7%、40歳代で26.5%と回答が多かった。 ・「近所なので顔を合わせるうちに」は、年齢に応じて高くなり60歳代で41.3%、70歳以上で43.9%と4割を超えている。
【地域別】 ・「つきあいはしていない」は、回答者全体が22.8%だったのに対して、大泉校区が8.3%、北八下校区が10.0%、金岡校区が13.4%、新浅香山校区が14.5%、光竜寺校区が15.9%と全体平均を大きく下回り、比較的近所づきあいが活発な地域であると考えられる。一方で、中百舌鳥校区は34.9%と全体平均を大きく上回り、3分の1を超えた。
問 3:問2でおたずねした、地域でもっとも仲の良い人、親交の深い人とは、どの程度までの近所づきあいをされていますか。 近いものに1つ○をつけてください。 ・地域で仲の良い人との近所づきあいの程度について、「立ち話や世間話をする」が31.6%で最も多く、ついで、「顔をあわせた時などは挨拶をする」が19.0%で続く。以下、「買物や趣味、スポーツなどに連れ立って行動する」12.9%、「家族ぐるみの付き合いをする」13.1%あわせると26.0%と4分の1を超え、親密な近所づきあいをしている人の割合も少なくない。 ・その他としては、「食事をともにする、家の行き来をする」「旅行などに一緒に出かける」「地域の活動に一緒に参加」「相談に乗ってもらう、お互いに安否確認をする」といった回答があった。 【性別】 ・男性は「顔をあわせた時などは挨拶をする」が25.9%で、女性(14.6%)よりも割合が高かった。一方、「立ち話や世間話をする」(男性28.3%、女性33.7%)、「買物や趣味、スポーツなどに連れ立って行動する」(男性8.7%、女性15.6%)では女性の割合が高かった。しかし、「家族ぐるみの付き合いをする」は男女(13.4%、12.7%)にほとんど差はなかった。 【年齢別】 ・20歳代や30歳代で「つきあいはしていない」が3割強(32.0%、31.8%)あり、若い世代で近所づきあいが希薄化していることがわかる。20歳代では、「買物や趣味、スポーツなどに連れ立って行動する」が19.4%で他の世代より高く、趣味のあう仲間と行動することが多いと思われる。 ・「家族ぐるみの付き合いをする」は40歳代で16.1%と他の世代より高く、「買物や趣味、スポーツなどに連れ立って行動する」も15.6%で回答の割合が高い。子どもを通した家族同士の付き合いが多いと考えられる。
【地域別】 ・「家族ぐるみの付き合いをする」は、新浅香山校区が21.7%、五箇荘校区が20.7%、西百舌鳥校区が17.0%あり、全体平均(13.1%)を大きく上回った。 ・「つきあいはしていない」は、中百舌鳥校区25.7%、五箇荘東校区が21.8%で全体平均(15.9%)を大きく上回って目立つ。 問 4:あなたはこの1年間のうちに、ご自宅の周辺地域で起きている問題やご自身の悩みについて、誰かに伝えたり相談したりしたことがありますか。2つまで○をつけてください。 ・問題や悩みを抱えていた人の回答では、「近隣の人達と話し合った」が23.5%で最も多く、身近な問題は隣近所の人に相談する人が多いことがわかる。 ・次いで、「特に誰にも伝えなかった」が17.8%と多く、「行政機関(区役所など)に相談した」(6.4%)や「自治会の関係者や民生委員などに相談した」(5.4%)に相談した人は少ない。 ・その他としては、「家族」「友人(他地域)」「大家・管理人(管理会社)・管理組合理事会」「職場の人」「警察」「ケアマネージャー」「医者」といった回答があった。 【性別】 ・「近隣の人達と話し合った」は男性と比べて女性の割合が高く(男性17.9%、女性27.2%)、女性の方が隣近所に悩みや問題を話し合う付き合いがあることがわかる。
【年齢別】 ・20歳代〜50歳代では、「特に誰にも伝えなかった」の割合が約2割であるのに対して、60歳代、70歳以上では10%台前半だった。「近隣の人達と話した」は、30歳代〜50歳代で約2割、60歳代、70歳代で3割近く(28.6%、28.9%)あった。
問 5:問4で「問題や悩みを誰かに伝えた」という方(@〜B、Eを回答された方)におたずねします。どのような悩み・問題を感じていましたか。3つまで○をつけてください。 ・問4で問題や悩みを誰かに伝えた人について、問題や悩みの内容をたずねた問いでは、「地域の治安の向上(防犯対策など)」が34.6%と最も多かった。近年、地域の安全確保には、地域ぐるみの取り組みが必要となっており、そうした問題について、近隣者や地域の役員、行政などに相談している方が多かった。 ・以下、「高齢者・障がい者の健康維持や生活支援」(25.4%)、「子どものしつけや教育など」(24.0%)、「環境保全・美化(ごみの不法投棄など)」(22.0%)が2割を超え、「ごみや不用品の再資源化(分別や廃棄の仕方など)」(17.2%)、「交通安全対策」(10.9%)が1割を超えている。 ・その他の回答としては、「騒音や嫌がらせなどの近隣トラブル」に関するものが多く、「ペット・野良猫等の問題」「駐輪問題、子どもの夜遊び」「マンション建設などの地域のまちづくりの問題(ハード面)」「保健・福祉・医療関係」「家族や自分のことを相談」「防犯および犯罪行為に関すること」「地域活動(組織)や管理組合に関すること」「デジタル放送への切り替え」といった回答があった。 【性別】 ・男性は、「地域の治安の向上(防犯対策など)」や「環境保全・美化(ごみの不法投棄など)」のほか、「ごみや不用品の再資源化(分別や廃棄の仕方など)」、「交通安全対策」などで回答割合が高く、一方、女性は子育てに関する項目「子どものしつけや教育など」、「乳幼児の保育や子育て」(男性2.4%、女性7.6%)で回答割合が高かった。
【年齢別】
問 6:問4で「C」を回答された方におたずねします。伝えなかった理由は何でしょうか。主な理由を2つまで○をつけてください。
・問4で問題や悩みを特に誰にも伝えなかった(選択肢C)を選んだ回答者について、その理由では「伝える相手や方法を知らなかったから」が24.6%で最も多く、約4分の1を占めた。問題や悩みに応じた相談先を選ぶための情報が不足しているために相談できなかったことがわかる。 ・次いで、「自分の生活に直接関連がないから」24.0%、「めんどうだから」20.2%、「忙しかったから」19.9%が続いている。 【性別】 ・男性では、「自分の生活に直接関連がないから」が29.3%で最も多く、女性は「伝える相手や方法を知らなかったから」が28.8%で最も多かった。
【年齢別】 ・20歳代〜40歳代では「伝える相手や方法を知らなかったから」が最も多く、50歳代〜70歳以上では「自分の生活に直接関連がないから」が最も多かった。地域での居住年数に比例して適切な相談先の情報を入手していることがわかる。
●自治会との関わりについておたずねします。このアンケートでは、地域の単位自治会(単位町会)または校区自治連合会への加入についてお答えください。 問 7:お住まいの地域の自治会(※)に加入していますか。1つ○をつけてください。 ・自治会への加入および参加状況について、「加入しているが、地域活動にはほとんど参加していない」が34.6%で最も多く、「加入しており、地域の行事などには参加している」(20.2%)と「加入しており、活動の担い手としても参加している」(11.3%)を合わせた約3分の2の回答者(66.1%)は、自治会に加入をしている。しかし、実際に活動の担い手として参加している人はその6分の1にとどまっている。 【性別】 ・「加入しており、活動の担い手としても参加している」「加入しており、地域の行事などには参加している」は男性の回答割合が比較的高く、選択肢@Aの合計は男性が34.4%、女性が29.6%だった。
【年齢別】 ・20歳代では、「加入していない」が37.9%と多く、「加入している」の合計(選択肢@ABの合計)25.3%を大きく上回った。また、「わからない(自治会を知らなかった)」が35.9%に上り、他の世代に比べて、自治会活動に関わらずに生活していることが多い。 ・30歳代も、「加入していない」が31.8%と多いが、「加入している」の合計は43.3%あり、「加入していない」を上回った。「加入しており、担い手としても参加している」は5.0%で、20歳代の4.9%と差はなく、40歳代〜70歳以上が10%台になっていることと比べると、若い世代では担い手として参加することが難しいことが伺える。 ・「加入している」の合計は、60歳代で80.0%、70歳以上で79.8%と8割あった。「加入しており、活動の担い手としても参加している」の割合も14.1%、13.6%と他の世代よりも高く、この世代が自治会活動の中心となっていることがわかる。
【地域別】(グラフは次頁) ・「加入している」の合計(選択肢@ABの合計)を見ると、新浅香山校区が94.0%、大泉校区が91.6%、新金岡東校区が83.3%、北八下校区が83.8%と全体平均よりも高くなっている。特に新浅香山校区や北八下校区では、「活動の担い手としても参加」と「地域の行事などには参加」の合計が5割を超えており(50.6%、55.0%)、活発に活動している地域であると考えられる。 ・一方、中百舌鳥校区は40.9%、五箇荘東校区は45.3%、新金岡校区は57.6%と、「加入している」の合計が全体平均よりを大きく下回っている。 問 8:問7で「@」「A」を回答された方におたずねします。地域活動を通じて、あなたが得られたと思う成果は何ですか。主なものを2つまで○をつけてください。 ・地域活動への参加を通して得られた成果としては、「活動を通して地域に知り合い、友達ができた」が46.6%、「地域についてよく分かるようになった」が46.1%でほぼ同率でそれぞれ半数近い回答があった。豊かな地域生活を送るために必要となる、知人・友人づくりや地域の情報の入手には、地域活動への参加が最も効果的であることがわかる。 ・次いで、「地域活動が住民にとって大切なものだと分かった」が29.7%、「地域に貢献することができた」が19.7%あり、地域活動への参加意義を確認できた回答者も多い。また、「楽しい時間が過ごせた」とする回答者(16.3%)も少なくない。 ・「特に得るものはなかった」は5.3%にとどまり、活動を通じて何らかの成果が得られたと考える回答者がほとんどだった。 ・その他では、「若い人の名前と顔が覚えられた」といった回答があった。 【性別】 ・上位3位までの回答については、男女で大きな差は見られなかったが、「地域に貢献することができた」は男性27.5%に対して女性13.8%、「楽しい時間が過ごせた」は男性10.9%に対して女性20.3%と男女で回答割合に大きな差があった。
【年齢別】 ・「地域についてよく分かるようになった」は30歳代(55.6%)と50歳代(56.4%)で回答割合が高く5割を超えた。「活動を通して地域に知り合い、友達ができた」は30歳代以上の各年代で40%を超えているが、20歳代では10.0%しかいない。一方、「楽しい時間が過ごせた」は20歳代で30.0%、40歳代で25.2%と他の世代よりも多い
問 9:問7で「B」を回答された方におたずねします。地域活動についてどのような考えをお持ちですか。主なものを2つまで○をつけてください。 ・自治会に加入しているが、地域活動にあまり参加できていない理由としては、「時間などの都合であまり参加できない」が46.2%で最も多かった。次いで、「人づきあいや役を頼まれるのが面倒なので参加したくない」が29.8%と続いており、仕事などで活動参加の時間がとれないことや役を任されることを避けたいことが主な理由となっている。また、「健康上の理由であまり参加できない」(15.0%)、「知り合いがいないので参加しにくい」(14.5%)も一定数の回答があるが、「関心がないので、地域活動などに参加したくない」は12.1%で比較的回答が少ない。 ・その他では、「高齢」「仕事上の都合など、時間的に余裕がない」「内容を知らない」「転居して日が浅い」「自治会が閉鎖的に感じる」「自治会が機能していない、活動をしていない」「家族が参加している」「役員時には参加する(義務感から、強制だから)」「宗教勧誘がわずらわしい」といった回答があった。 【性別】 ・男女間の回答割合に大きな差は見られなかった。
【年齢別】 ・「時間などの都合であまり参加できない」は20歳代〜60歳代までで最も回答割合が高く、特に20歳代62.5%、40歳代60.8%で6割を超えた。70歳以上では、「健康上の理由であまり参加できない」が57.3%で最も高かった。 ・「人づきあいや役を頼まれるのが面倒なので参加したくない」は30歳代〜60歳代で割合が高く、40歳代32.5%、50歳代33.1%、60歳代37.8%と3割以上の回答があった。
問10:問7で「C」を回答された方におたずねします。あなたが自治会に加入していない理由をお答えください。主なものを2つまで○をつけてください。
・自治会に加入していない理由としては、「居住している集合住宅の管理組合が地域の自治会に加入していない」が36.7%で最も多かった。 ・「加入して得られるメリットがない」が20.1%あり、地域活動に参加することで時間的な制約を受けるなど、自分にとってデメリットとなるというイメージがあることがわかる。 ・次いで、「一時的に住んでいるだけ」の18.7%は、単身者等の一時住まいのため加入の意思がない。「役員をしなければならなくなる」の16.9%は、負担の多い役員はなりたくないので加入しない。 ・「自治会費を払いたくない」は4.4%しかなく、費用面を問題とする意見はほとんどなかった。 ・その他では、「仕事をしている」「隣人や役員とのトラブル、自治会や活動への不信感」「自分の健康や家族の介護など」「家族が参加している」「留守にしがち」「参加できるかどうかわからない、誘われない」「自治会がない」「管理組合がない」といった回答があった。 【性別】 ・男女で大きな差は見られないが、女性は「一時的に住んでいるだけ」と「役員をしなければならなくなる」の回答割合が比較的高くなっている。
【年齢別】 ・「居住している集合住宅の管理組合が地域の自治会に加入していない」は30歳代〜70歳以上で最も割合が高かった。20歳代では、「一時的に住んでいるだけ」が53.8%と5割を超えており、ワンルームなどの賃貸マンションに居住しているケースや就職などを期に地域から離れる可能性があることが未加入の理由となっている。「加入して得られるメリットがない」は50歳代で29.8%と他の世代と比べて高い割合になった。「役員をしなければならなくなる」は50歳代〜70歳以上で20%台前半の回答割合があった。
●地域活動への関心や参加意欲についておたずねします。 問11:あなたは、自治会が今後どのような活動に力を入れることを期待しますか。期待する活動にいくつでも○をつけてください。 ・自治会活動に期待する内容では、「防災、防犯、交通安全の面で安心して暮らせる地域づくり」が66.4%と約3分の2の回答があった。近年、防災や防犯では地域ぐるみの取り組み(共助)の重要性が言われており、自治会に防災・防犯を推進する役割が期待されている。 ・次いで、「高齢者や障害を持つ人に対する福祉活動」が47.3%、「ごみ、リサイクル、清掃、環境保護に関する活動」が44.7%で続いている。 ・その他では、「自治会自体の改善の取り組み:自治会加入を義務づける、会計報告の適正など」「建替え等への対応」「一人暮らし高齢者への対応」「地域の安全対策」「環境関連」といった回答があった。 【性別】 ・上位回答の割合は男女にほとんど差は見られなかった。 ・「慶弔や親睦など」「スポーツや文化・学習活動、お祭りや運動会など」「青少年の健全育成に関する活動」について、男性の回答割合が高かった。
【年齢別】 ・全ての世代で「防災、防犯、交通安全の面で安心して暮らせる地域づくり」が最も回答割合が高く、自治会は安全・安心の地域づくりの担い手として期待されていることがわかる。20歳代、30歳代では「子育て支援、子どものための活動」、50歳代〜70歳代では「高齢者や障害を持つ人に対する福祉活動」と自分を含む世代の課題への対応を望む回答割合が高くなっている。
問12:あなたが今後、地域活動に積極的に参加するためには、どんな問題が克服されるべきだと考えますか。あなたのお考えにもっとも近いものに3つまで○をつけてください。
・地域活動に参加するためには、「活動内容や役割を選べるなど個人負担を軽減するようにする」が45.7%で最も多く、「活動の曜日や時間を参加しやすいように設定する」が42.7%で続いている。自営業など、地域にいる時間が比較的長く、地域のネットワークを有する人が担ってきた自治会活動だが、勤めに出ていた人、出ている人が活動を担うためには、時間的な制約やネットワーク不足を補うような仕組みづくりが求められる。 ・その他では、「参加する側の問題:個人のモラル・意識の向上、暇ができるなど」「活動内容や活動場所の提案:成果が目に見える活動をもっと増やす、若い人の参加、元気な60代(リタイアした人)を積極的に活動に誘う、住人の声を聞ける意見箱を設けるなど」「広報面の充実」「受け入れ側(自治会組織)の問題:マンネリ化、よそ者意識をなくして新住民を受け入れる、公平性・透明性の確保など」といった回答があった。 【性別】 ・女性は、「活動内容や役割を選べるなど個人負担を軽減するようにする」の回答割合が比較的高く、男性は、他の選択肢で女性よりも回答割合が高く、回答が分かれた。
【年齢別】 ・30歳代〜60歳代で「活動内容や役割を選べるなど個人負担を軽減するようにする」の回答割合が最も高く、40歳代と50歳代では5割を超えた。仕事と両立ができるよう負担軽減が望まれている。 ・参加経験が浅い20歳代〜40歳代では「インターネット上での参加など、多様な参加方法を用意する」や「参加した人が、何らかのメリットを得られるようにする」の回答割合が高く、一定の参加経験がある50歳代〜70歳以上では「活動の内容がマンネリ化しないようにする」や「行事の企画の時期や話し合いの場についての情報などを事前に提供する」の回答割合が他の世代より高かった。
問13:より住み良い地域づくりに向けて実践する地域活動についておたずねします。@〜Fの項目について、あなたの参加意向や関心の度合いについて、一番近いものをA〜Dから選び、○をつけてください。
・参加意向や関心の度合いについて、「既に参加・活動している」が最も多かったのは、「盆踊りや祭りなど、地域の伝統行事」13.1%で、以下、「地域の問題などについて、定期的に住民全体が話し合う場」8.1%、「公園や道路などの美化・清掃、公園の花壇づくりなどのまちの花や緑を育む活動」8.0%、「防犯パトロールや登下校時の子どもの見守りなど安全な地域をめざした取り組み」7.7%が続いている。 ・「参加してみたい」が最も多いのは、「地震や水害に備えた訓練や研修など災害時に対応した地域づくり」33.3%だった。しかし、「既に参加・活動している」が3.3%にとどまっていることを考えると、より広汎な参加が得られるよう開催方法等に工夫が必要であると考えられる。 ・「参加してみたい」については、「公園や道路などの美化・清掃、公園の花壇づくりなどのまちの花や緑を育む活動」22.9%、「高齢者や障がい者などに対するボランティア活動」18.3%で回答の割合が高かった。 【年齢別】 ・@〜Fの全ての項目について、年齢が上がるにつれて「既に参加・活動している」の割合が高くなっているが、「防犯パトロールや登下校時の子どもの見守りなど安全な地域をめざした取り組み」については50歳代3.6%と比べて30歳代6.2%、40歳代10.9%の割合が高かった。小学生の登下校の見守りなどの活動に参加している回答者が多いと思われる。 ・「地震や水害に備えた訓練や研修など災害時に対応した地域づくり」については、70歳以上を除き「参加してみたい」が30%台の回答があった。多くの世代が関心を持ち、参加したいと考えている。 ・「盆踊りや祭りなど、地域の伝統行事」については、20歳代で28.2%、30歳代で26.8%が「参加してみたい」と回答しており、40歳以上と比べて参加意向が高かった。 ■@地域の問題などについて、定期的に住民全体が話し合う場×年齢
■A高齢者や障がい者などに対するボランティア活動×年齢
■B防犯パトロールや登下校時の子どもの見守りなど安全な地域をめざした取り組み×年齢
■C子育て相談や総合的な学習など、子育てや青少年育成を支援する地域的な取り組み×年齢
■D地震や水害に備えた訓練や研修など災害時に対応した地域づくり×年齢
■E公園や道路などの美化・清掃、公園の花壇づくりなどのまちの花や緑を育む活動×年齢
■F盆踊りや祭りなど、地域の伝統的な行事×年齢
●情報の入手手段についておたずねします。 問14:行政からの情報や地域活動に関する情報を主にどのような手段で入手していますか。よく活用している手段を3つまで○をつけてください。 ・情報の入手手段としては、「広報さかい」が86.7%で最も多く、ほとんどの回答者が、情報入手手段として活用していることがわかる。次いで、「自治会の掲示板・回覧版」が54.3%と半数以上の回答者が活用していることになる。 ・以下、「新聞・地域情報誌などの印刷物」28.2%、「家族・隣人・知人からの口コミ」21.0%と続いており、「堺市・北区のホームページ」も12.0%の回答があった。 ・その他では、「区役所や図書館に行く、たずねる」「子どもの通う保育園」「デイサービスの職員」「喫茶店で耳にする」といった回答があった。 【性別】 ・上位回答の割合には男女間にほとんど差は見られなかった。 ・男性は「堺市・北区のホームページ」、女性は「家族・隣人・知人からの口コミ」の回答割合が比較的高かった。
【年齢別】 ・「広報さかい」は全世代で最も割合が高いが、20歳代では69.9%と他の世代に比べると低かった。 ・「自治会の掲示板・回覧板」は30歳代〜70歳以上で回答割合が高く、特に40歳代〜70歳代では5〜6割台の回答があった。また、「自治会などの地域の集まり」は50歳代〜70歳代の高い年齢層で回答割合が高かった。 ・20歳代や30歳代では、「駅や公共施設のポスター・チラシ」や「堺市・北区のホームページ」の回答割合が比較的高かった。
●北区のまちづくりの取り組みについておききします。 問15:北区の魅力を生かしたまちづくりとして、今後どのようなことに取り組むべきだと思いますか。
・まちづくりの取り組みとしては、「大泉緑地をはじめとした公園や寺社林など、まとまった緑の空間や民有地などの緑を保全し活用する、うるおいのあるまちづくり」が43.4%で最も多く、豊かな緑地を保全・活用して、居住環境の魅力を高めていくとした回答者が多い。 ・「地下鉄駅の機能や駅周辺の商業などを活かした、にぎわいや交流のあるまちづくり」が30.3%で続いており、利便性の高い駅周辺での取り組みが望まれている。以下、「堺市内で最も人口増加率が高く、若年世帯も増えている北区の特性に対応した、子育てしやすいまちづくり」26.3%、「市民センターや公民館などを活用した、文化・学習活動を身近に楽しめるまちづくり」23.3%、「古墳や旧街道などを活用した、歴史と伝統を感じるまちづくり」22.6%が2割台で続いている。 ・その他では、「交通面関連:バス路線、自転車道整備など」「環境関連:花緑整備、エコロジー対策、ドッグランの整備、公害対策など」「安全・安心関連:街灯や防犯カメラ設置による治安対策など」「保健・福祉関連」「イベント・行事関連」「子育て・青少年育成関連」「にぎわい・商店街の活性化関連」「ハード整備関連」「行政関連」の回答があった。 【性別】 ・男性は「古墳や旧街道などを活用した、歴史と伝統を感じるまちづくり」や「区民の持つ知識や経験を資源として、ボランティア活動やまちづくり活動など多彩な市民活動が広がるまちづくり」で比較的回答割合が高かった。一方、女性は「市民センターや公民館などを活用した、文化・学習活動を身近に楽しめるまちづくり」や「地下鉄駅の機能や駅周辺の商業などを活かした、にぎわいや交流のあるまちづくり」で比較的回答割合が高かった。
【年齢別】 ・「大泉緑地をはじめとした公園や寺社林など、まとまった緑の空間や民有地などの緑を保全し活用する、うるおいのあるまちづくり」は全世代で回答割合が高く、緑地やうるおいのあるまちが北区の魅力となっていることがわかる。 ・「堺市内で最も人口増加率が高く、若年世帯も増えている北区の特性に対応した、子育てしやすいまちづくり」は20歳代〜40歳代の子育て世代で回答割合が高かった。一方、50歳代〜70歳以上では、「古墳や旧街道などを活用した、歴史と伝統を感じるまちづくり」や「区民の持つ知識や経験を資源として、ボランティア活動やまちづくり活動など多彩な市民活動が広がるまちづくり」で比較的回答割合が高かった。
●行政に求める支援や取り組みについておたずねします。 問16:住民が地域での活動にさらに参加しやすくするために、行政はどのような支援や取り組みを行うべきだと考えますか。特に重要だと思うことに2つまで○をつけてください。 ・地域活動に参加しやすくする行政の支援や取り組みとしては、「行政が持つまちづくり課題などの情報を広く公開し、わかりやすく広報する」が42.7%で最も多く、現在行われている地域活動や行政の情報を公開して伝えていくことが望まれている。 ・次いで、「様々な分野が関連する地域問題に対処するため、行政の窓口を一本化する」21.8%、「地域人材バンクづくりなど、地域づくりのための人材やグループの情報を集め広報する」21.2%が2割台で続いており、窓口の一本化や人材グループ情報の提供など、間接的な支援を必要とする回答が多かった。「先駆的な取り組みへの助成など、地域活動への財政的支援を行う」(17.3%)や「地域活動のリーダー育成や知識習得のための研修支援など」(14.5%)などの直接的な支援を求める回答者も一定数存在する。 ・その他では、「交流の場づくり:引っ越してきた人、就学前の子を持つ親同士、無関心の人でも参加、住民と行政の話し合いの場など」「わかりやすいメリットをつける」「景気対策・仕事の斡旋」「情報提供」「地域会館の開放」といった回答があった。 【性別】 ・男性は「地域活動のリーダー育成や知識習得のための研修支援など」や「先駆的な取り組みへの助成など、地域活動への財政的支援を行う」といった、地域活動の強化に結びつく直接的な支援を求める回答割合が比較的高かった。
【年齢別】 ・全ての年代で「行政が持つまちづくり課題などの情報を広く公開し、わかりやすく広報する」の回答割合が最も高かった。 ・「地域人材バンクづくりなど、地域づくりのための人材やグループの情報を集め広報する」は、40歳代〜60歳代で比較的回答割合が高く、地域の多様な人材や活動を活かすための仕組みづくりが望まれている。
問17:生涯学習活動へのニーズをお聞きします。あなたが参加したいと思われる講座、講習、講演などにどのようなものがありますか。参加したいと思うもの3つまで○をつけてください。 ・生涯学習活動へのニーズとしては、「パソコン」が29.4%で最も多く、以下、「料理」24.0%、「ガーデニング」19.9%、「外国語会話」19.1%と続いている。単なる趣味的なものよりも、実生活に役立つ内容へのニーズが高い。 ・以下、「ヨガ」16.5%、「シニア世代向け活動講習」15.7%、「書道」15.5%、「農業体験講座」15.2%が10%台で続いている。 ・その他では、「堺の歴史(講座、ツアーなど)」「スポーツ関係」「太極拳」「資格取得」「家庭の医学や薬の知識等が学べるもの」「茶道」「アロマセラピー」などの回答があった。 【性別】 ・男女ともに、「パソコン」が最も回答割合が高かった。以下、「料理」や「ガーデニング」、「外国語会話」、「シニア世代向け活動講習」などで男女ともに回答割合が高かった。 ・男性は女性と比べて、「農業体験講座」や「写真」へのニーズが高く、女性は男性と比べて、「ヨガ」や「書道」、「フラワーアレンジメント」へのニーズが高かった。
【年齢別】 ・「パソコン」は40歳代〜60歳代で最も回答割合が高かった。 ・「料理」は20歳代と30歳代で最も回答割合が高かった。「子育てに関する講演、講習」は20歳代と30歳代で、「外国語会話」や「ヨガ」は、20歳代〜50歳代を通して回答割合が高かった。 ・「ガーデニング」は50歳代〜70歳以上の年齢層の高い回答者の割合が高かった。
●市の制度などの認知度についておたずねします。 問18:平成20年の自転車盗の発生件数が862件、車上ねらい発生件数が590件など、北区でも犯罪が多発しています。あなたはご存知ですか。 問19:平成13年に「家電リサイクル法」が施行され、「エアコン」「テレビ」「冷蔵(冷凍)庫」「洗濯機」は粗大ごみとして市が引き取れなくなりました。あなたはご存知ですか。 問20:急病や災害などの緊急時にボタン一つで消防本部に通報できる装置を65歳以上の病弱な一人暮らしの高齢者や高齢者だけの所帯、また、一人暮らしの重度身体障がい者の方などに貸与してい ます。あなたはご存知ですか。 問21:台風などの風水害災害が発生した時には、最寄りの小学校などが緊急避難所となります。あなたはご存知ですか。
・認知度について、問18「北区の犯罪状況」について「よく知っている」は18.7%、問20「緊急連絡装置の貸与」について「よく知っている」は18.0%と2割に満たず、認知されていない。「緊急連絡装置の貸与」は「全く知らない」が53.7%あり、情報周知手段に工夫が必要と思われる。 ・一方、問19「家電リサイクル法」については、「よく知っている」が75.2%で4分の3の回答者が内容を理解しており、問21「緊急避難所」についても、「よく知っている」が59.8%と約6割の回答があった。 ■市の制度等の認知度【北区の犯罪多発】×年齢
■市の制度等の認知度【「家電リサイクル法」による粗大ゴミの処理方法】×年齢
■市の制度等の認知度【緊急連絡装置の貸与】×年齢
■市の制度等の認知度【緊急避難場所】×年齢
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