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O157などの腸管出血性大腸菌感染症について

更新日:2012年12月19日

腸管出血性大腸菌感染症について

 大腸菌は人の腸にも存在し、そのほとんどは無害ですが、なかには下痢等を起こすものもあります。これを病原性大腸菌といいます。その中には毒素(ベロ毒素)を出し、出血を伴う腸炎や溶血性尿毒症症候群(HUS)とよばれる病気を起こす、腸管出血性大腸菌と呼ばれているものがあります。腸管出血性大腸菌にはO157、O26、O111等のタイプがあります。

感染経路

 感染経路は、腸管出血性大腸菌に汚染された飲食物を摂取する、感染者の糞便で汚染されたものを口にすること等から感染します。話しをしたり、咳、くしゃみ、汗などでは感染しません。潜伏期間は2から14日程度です。

症状

 全く症状がないものから、軽い腹痛や下痢のみで終わるもの、さらには頻回の水様便、激しい下痢、血便、発熱、嘔気、嘔吐がみられる場合もあります。また重篤な合併症としてはHUSがあります。HUSの症状は尿量減少、意識障害等があり、最悪の場合死に至ることがあるので注意が必要です。

予防するには?

(1)食品の保存、運搬,調理にあたっては、衛生的に取り扱い、充分に加熱してください。

(2)食品を扱う場合には、手や調理器具を流水で十分に洗ってください。

※くわしいことはこちら(家庭でできる食中毒予防の6つのポイント)をクリックしてください。

もし、腸管出血性大腸菌感染症になってしまったら、あるいは家族に患者がでたら

二次感染の予防

(1)便の処理をするとき

患者さんの便を処理する時には、使い捨てのゴム手袋を使用するなど、直接手に触れないようにします。処理したあとは手指の消毒を行ってください。(下記参照)

(2)トイレを使用するとき

用便後はドアのノブ、蛇口など触れた所の消毒を行ってください。消毒方法は逆性石けん(オスバン)や消毒用アルコールを布に浸してふき取ることが一般的です。

(3)入浴するとき

できるだけシャワーのみですませてください。浴槽につかるときは、家族の最後に入浴し風呂の水は毎日入れかえましょう。バスタオル等の共用は家族間でもしないようにしましょう。

(4)衣服を洗濯するとき

便で汚れた衣服は、便がついたまま逆性石けんや漂白剤等で消毒後、家族のものとは別に洗濯し、日光に当てて十分に乾燥させます。その他、食器は通常の家庭用の洗剤と流水で洗います。

手指の消毒の仕方

(1)石けんで手指を洗い、流水で10秒以上すすいだあと、ペーパータオルでふく

(2)逆性石けんに30秒以上ひたす(肌の弱い方はその後、流水ですすいでください)

逆性石けんの使用方法

(1)希釈濃度は100倍から200倍です。洗面器半分(1リットル)の水に逆性石けんの容器のキャップ1から2杯を入れます

(2)1日3回程度は取り替えてください

菌陰性化の確認

  • 無症状の場合は、直後の1回の検便で陰性であれば、菌陰性とみなします。
  • 有症状の場合は、24時間以上の間隔をおいた連続2回(抗菌剤服用の場合は、服薬中止後48時間以上経過した時点と、その後1回の連続2回)の検便結果が陰性であれば、菌陰性とみなします。

このページの作成担当

健康福祉局 健康部 保健所 感染症対策課
電話:072-222-9933 ファックス:072-222-9876
〒590-0078 堺市堺区南瓦町3番1号 堺市役所本館6階

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