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アシナガバチ

更新日:2016年4月1日

アシナガバチは益虫でもあります。ご理解を!


初期の巣(4月ごろ)

アシナガバチは様々な昆虫などを餌としています。ケムシやカメムシといった多くの害虫も含まれ、活動期のほぼ毎日休みなく続く働きバチ達の「狩り」は私たちの生活環境の中で重要な役割を果たしています。毒針を持っていますが性格は比較的おとなしく、刺激をあたえない限り刺されることはありません。

アシナガバチは年間を通してどんな生活をしているの?

4月中旬から下旬頃 本格的な活動はこの時期から始まります。越冬から覚めた女王バチが1匹で巣を作り始め、やがて産卵も始めます。
5月から6月頃 働きバチが数匹生まれ、女王バチは産卵、働きバチは巣作りに専念するようになります。
7月下旬から8月頃
(最盛期)
巣の大きさや働きバチの数がピークとなり、活動が極めて活発になります。
9月下旬から10月頃 新女王バチとオスバチがそれぞれ数匹生まれ交尾を始めます。働きバチを含め活動はどんどん穏やかになり、終息に向かいます。
11月から3月頃
(越冬期)
新女王バチのみが越冬に入り(巣以外の場所で朽木の隙間など)、その他の旧女王バチ・働きバチ・オスバチはすべて死に絶えてしまいます。巣は1年限りで中は空になり翌年は同じ巣を使うことはありません。
4月中旬頃 気温が上昇するにつれて新女王バチが越冬から覚め、樹液などの水分をとりながら巣作りの準備を始めます。

アシナガバチの1年を記録したファイルをダウンロードできます。

どんな巣?どんなところに営巣するの?

 巣はハスの実を逆さにしたような形で下から見るとたくさんの穴が開いていて全体には灰色っぽい色をしています。コガタスズメバチの巣のような外皮は無いのでハチの様子が外部から見え、冬期には巣が空になっているのがよくわかります。主に雨風がしのげる軒下への営巣が多く、建物周囲・玄関・ベランダ・物置など様々な場所で見られ、その他樹木の枝などにも営巣します。

7月上旬の様子。女王バチは産卵、働きバチは餌の狩りや幼虫の世話などで大忙しです。

12月頃の様子。巣は完全に空になっていて翌年も使われることはありません。

被害を防ぐには?

【1】巣を発見しても石をぶつけたり棒でつついたりといったいたずらを絶対にしないでください。
【2】山林や緑地公園などでは、むやみに木々の茂っている所へ立入らないようにし、山道・遊歩道を利用してください。
【3】庭木への営巣も考えられます。もし巣がある場合、好天の日などはアシナガバチが頻繁に出入しますので水やりや剪定の際には十分に確認してください。
【4】万一の被害をやわらげるためにも、なるべく肌の露出を無くすような服装を心がけてください。

刺された時の処置は?

【1】刺された部位を毒を絞り出すようにつまみ、水道水などで流しながら冷やしてください。
【2】抗ヒスタミン軟膏を塗ると比較的早く痛みがやわらぎます。
【3】ハチの毒に過敏な体質の人や、全身の脱力感や発熱・めまい・どうき・吐き気などの症状が出たときは、必ず医師の診断を受けてください。

駆除方法は?

 アシナガバチの営巣により生活に支障をきたし、どうしても駆除が必要な場合には次のような方法があります。

【1】駆除はアシナガバチの活動が鈍くなる早朝か夕方以降に行ってください。
【2】肌の露出部分が無いように厚手の服装・手袋を着用し、頭部は帽子・メガネなどで防護してください。
【3】4月から5月上旬の初期の巣は小規模のため、長い竿などで巣を落とすことで簡単に駆除できます。
【4】働きバチが増えてくる中期以降の巣はハチ専用のスプレー式殺虫剤を巣にたかっているハチ全体に10秒間程度噴射してください。なお、このスプレー式殺虫剤ではスズメバチ・ミツバチには使用しないでください。
【5】自らの駆除が危険と感じた場合には、専門の駆除業者(費用は自己負担です)に依頼してください。

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健康福祉局 健康部 保健所 生活衛生センター
電話:072-291-6464 ファックス:072-291-6465
〒590-0132 堺市南区原山台1丁14-13

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