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細菌性赤痢について

更新日:2018年1月22日

細菌性赤痢について

 赤痢菌は4種類の型に分類されますが、いずれも大腸の粘膜に侵入して増殖し、化膿性の炎症を起こします。推定感染国は東南アジア、インド、アフリカ、中南米などであり、日本では国外感染例が全体の70%から80%を占めます。

感染経路

 赤痢菌はヒトやサルが保菌しますが、主な感染源はヒトです。赤痢菌を持っている人の便、それらに汚染された水、食品などを介して経口感染します。わずかな菌量でも感染し、家庭内の二次感染が40%程度みられます。潜伏期間は12時間から1週間程度で、通常は3日以内です。

症状

 典型的な例では悪寒を伴う急激な発熱で発症します。発熱の後、腹痛、水様性の下痢、血便などが出現します。最近は軽症例が多く、重症例以外は1週間程度で回復します。しかし抗生剤による治療を受けないと排菌は持続します。未治療の場合の排菌期間は1から3カ月間ですが、抗菌剤の内服により、3日間程度に短縮されます。

予防するには?

海外旅行の際にはつぎのことに注意してください。

  • なま水は、絶対に飲まないようにしましょう。
  • ジュース、アイスコーヒー、ウイスキーなどに入っている氷は、なま水と同様に危険なので氷なしで注文しましょう。
  • 野菜サラダや生の魚介類なども、十分注意をしましょう。
  • あらかじめ切り分けられている果物(カットフルーツ)も要注意です

もし、赤痢になってしまったら、あるいは家族に患者がでたら

二次感染の予防

(1)便の処理をするとき・・・

患者さんの便を処理する時には、使い捨てのゴム手袋を使用するなど、直接手に触れないようにします。処理したあとは手指の手洗いをしっかり行ってください。タオルは共用せず、個人のものを使うか、ペーパータオルを使い捨てましょう。

(2)トイレを使用するとき・・・

排便後はドアのノブ、蛇口など手が触れた所を消毒してください。消毒液は塩素系漂白剤を薄めたものを布やペーパータオルに浸してふき取ることが一般的です。消毒に使用した布やペーパータオルは使い捨てましょう。

(3)入浴するとき・・・

できるだけシャワーのみですませてください。浴槽につかるときは、家族の最後に入浴し風呂の水は毎日入れかえましょう。バスタオル等の共用は家族間でもしないようにしましょう。

(4)衣服を洗濯するとき・・・

 便で汚れた衣服は、便がついたまま漂白剤等で消毒後、家族のものとは別に洗濯し、日光に当てて十分に乾燥させます。その他、食器は通常の家庭用の洗剤と流水で洗います。

手指の手洗いの注意

(1)石けんをよく泡だて、洗い残しのないように手指を洗います。
(2)流水で10秒以上、汚れや石けん成分を洗い流しましょう。
(3)清潔なタオルやぺーパータオルでふきましょう

塩素系消毒液の作成方法

(1)500mlのペットボトルに、水を半分ほど入れる。
(2)家庭用 塩素系漂白剤を(1)に入れる。
   0.1% → ペットボトルのキャップ 2杯
  0.02% → ペットボトルのキャップ 半分弱
(3)(1)に水を加えて、500mlにする。

菌陰性化の確認

 抗菌剤終了後48時間以上経過した時点と、その後24時間以上経過した連続2回の検便の結果が陰性であれば、菌がなくなったものとみなします。

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このページの作成担当

健康福祉局 健康部 保健所 感染症対策課
電話:072-222-9933 ファックス:072-222-9876
〒590-0078 堺市堺区南瓦町3番1号 堺市役所本館6階

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