平成24年度の業務実績に関する評価結果

　地方独立行政法人堺市立病院機構における平成24年度の全体評価の結果は、　『全体として中期計画の達成に向けて計画どおり順調に進捗している』　である。

　平成24年度の業務実績に関する評価については，第1から第4までの4つの大項目について、全て「評価A（中期計画の実現に向けて計画どおり進んでいる）」と判断した。
　この大項目評価の結果に加え、堺市立病院機構の設立初年度である平成24年度は、

• 意思決定のプロセスを明確にするとともに職員全員が経営に参画する職場風土の醸成が効果的になされたこと
• 特に、救急患者の受入れの増加や医療従事者の確保、専門性の向上に取り組み市立病院としての役割を果たしたこと
• 新たな施設基準の取得や鏡視下手術を含む手術件数の増加など、診療機能の充実による増収によって経常収支が6.8億円の黒字となったこと

など、自律性・機動性・透明性という地方独立行政法人の特徴を最大限に活かし、堺市域の中核病院としての役割を果たすとともに、効率的・効果的な病院経営が行われていることなどから、平成24年度の業務実績は、「全体として中期計画の達成に向けて計画どおり順調に進捗している」とした。