平成27年度の業務実績に関する評価結果

(全体評価結果)
　地方独立行政法人堺市立病院機構における平成27年度の全体評価の結果は、『全体として中期計画の達成に向けて計画どおり順調に進捗している』　である。

(判断理由)
　平成27年度の業務実績に関する評価については、第1から第4までの4つの大項目について、全て「評価A（中期計画の実現に向けて計画どおり進んでいる）」と判断した。
　この大項目評価の結果に加え、平成27年度は、堺市二次医療圏における中核病院「堺市立総合医療センター」として新たなスタートをきり、特に　

• 堺市二次医療圏で初めてとなる「救命救急センター」を開設し、救急医療の最後の砦として救急患者を積極的に受入れ、救急医療の他にも、小児・周産期医療、感染症医療など、市立病院として担うべき医療の提供、業務の質向上に取り組み、その役割を果たしたこと。
• 高度専門医療の提供において、最新鋭の医療機器導入や患者の身体に負担の少ない低侵襲　治療を推進して鏡視下手術の適応を拡大するなど、安心で質の高い医療を提供できるように治療の充実を図ったこと。
• 新病院おいて、「診察待ち時間表示システム」や「自動精算機」の導入により待ち時間の短縮を図り、エントランスホールを中心にホスピタルコンシェルジュ等を配置するなど心のこもった患者対応を実践させ患者満足度の向上に結び付けたこと。

　などから、平成27年度の業務実績は、「全体として中期計画の達成に向けて計画どおり順調に進捗している」とした。