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平成28年度第3回(平成28年8月3日開催) 議事(3)

更新日:2016年11月9日

(3)その他

杉本委員長

 次に、(3)その他ですが、事務局からお願いします。
  

事務局説明

 参考資料3により平成29年度の評価委員会のスケジュール案について説明。

杉本委員長

 ありがとうございました。
 平成29年度の評価委員会のスケジュールについて報告がありましたが、来年度も今年度と同じく3回開催し、平成28年度の業務実績評価に係る審議を行うということでした。
 これについてはこれでよいかと思いますが、何かありますでしょうか。
 (異議なし)
 では、続いて平成28年の年度計画について事務局からお願いします。
 

事務局説明

  •  参考資料4により平成28年度の年度計画について説明。

杉本委員長

 来年度は、この計画に基づく実績を評価していくということになります。
 委員の皆様、何かご意見はありますか。

岡原委員

 高度専門医療の提供(1)がんへの対応のところに関してですが、平成27年度のがん登録件数の実績は1,438件で、平成28年度の目標は1,450件ということ。堺市立総合医療センターは平成26年に地域がん診療連携拠点病院として国の指定を受けていますし、がん治療の件数も増えていると思いますので、目標の件数をもう少し上げた方が良いと思いますが。

花房院長

 平成27年度のがん登録件数が1,438件でした。手術件数等は上がってきているのですが登録件数はほぼ同じくらいのところで推移しています。

杉本委員長

 5か年計画の最終年目標は何件でしたか。また、その目標設定時点では、地域がん診療連携拠点病院として国の指定を受けていましたか。

寺口本部長

 最終目標は1,450件です。目標設定時点で国の指定を受けております。
 平成28年度計画は議会で承認されたものであるため、病院が勝手に変更することはできません。ただし、あくまで目標ということで決してそれ以上に件数を上げていかないということはありません。引き続き目標指標を大きく上回る件数に到達するように力を入れてさせていただきたいと思っています。

岡原委員

 国の指定を受けていますので患者は増加していくと思うのですが、一方で化学療法調製件数が減っていますし、目標指標を大きく上回るためには、がん登録件数を上げていかなければいけないと思います。

寺口本部長

 国指定の地域がん診療連携拠点病院の申請は平成26年度に行ったのですが、その頃から爆発的にがん登録が増えておりまして、がん登録件数に見合うようしっかり取り組みはさせていただいたのですが、非常に大きく上回ったので、第2期中期目標期間中はがん登録件数を維持し医療の質向上に取り組んでいきたいというところからこの目標を設定しています。あくまで目標ですので、増えていくよう努力する必要はあると考えています。

岡原委員

 化学療法調製件数は、治験も含めて色々後援がなければ増えてこないものです。爆発的な増加は別として、これからがん患者が増えてくることですし、低い数字にしておくことには違和感があります。

杉本委員長

 昨年度は移転がありましたので、少し減ることを想定して計画も1,300件という目標にされていましたが、実際には1,438件で予定よりも140件程上回ってはいます。

岡原委員

 堺市には他にも地域がん診療連携拠点病院はあります。地域の中で互いに連携を保つことによって患者数は増えてくると思います。堺市立総合医療センター単独で治療するために登録を増やすのは問題ですが、地域内の連携を保ちながら目標はしっかり設定していただきたい。
 がんへの対応に関しては、他の数値は目標を上回っていたとしても化学療法調製件数だけが目標を下回っております。化学療法調製件数はがん治療において基本となりますので、なぜこのような実績になったのか、この辺りの問題も分析をしていただきたいと思います。

花房院長

 ご意見はごもっともだと思います。目標は議会で承認されたものですので変えることは難しいですが、登録件数については地域の医療機関との連携を図って目標以上に増やしていきたいと考えております。化学療法調製件数については、がん治療に関して経口剤への移行が少しずつ行われている状況ではありますが、実際治療の主流が変わってきていることが化学療法調製件数全体の減少に繋がっているのか、もう少し分析する必要があると思います。

杉本委員長

 次に、門田理事長から今年度の評価や今後の運営方針などについて一言、お願いしたいと思います。

門田理事長

 皆様、本日は本当にありがとうございました。
 平成27年度という年は、第2期中期計画のスタートであることと、もう一つ移転という大きな節目があり、北村前理事長、金万前院長のリーダーシップの下にこれが行われました。私も4月から理事長を任命いただき、病院の状況を確認させていただきました。少し甘くなるかもしれませんが、非常によく頑張られたという印象を受けています。
 特に救命救急センターの開設など救急医療の充実が移転の大きな目標であったことを考えますと、三次救急をスタートし、非常に多くの患者さんたちを受入れています。これはマンパワーを増やさなければ簡単にできることでなく、そこは非常によく頑張ってくれていたと思っています。今回高く評価していただきましたので、法人内部でも現場にこのような評価をいただいたことを伝え、同時に今後も頑張ってほしいとお願いしたいと思います。
 平成27年度は、そういった大きな転換期で色々と難しいところがあり、また、評価していただく方にとっても、様々なファクターが入ってくるタイミングだったので評価が非常に難しいところであったかと思います。本当にありがとうございました。
 平成28年度はこれからどう進んでいくかというところですが、移転が終わり、それから引き続きどうしていくかという大きなプレッシャーを感じているのが正直なところです。今の動きから考えますと、まず救急、そして高度医療その他につきましても内部的に盛り上がってきていると思っています。そういった意味で、いただいたご意見を職員に伝え、組織一丸となって働くためにどういうことができるかというお話をさせていただきたいと考えております。
 非常に長い5か年という計画の中で、ある程度の目標の決まった数値へ向けて一年一年取り組んでいくということで、内容的にはそれなりのものをもってやっていくことが必要ではないかと思っています。引き続き頑張っていきたいと思いますので、委員の皆様よろしくご指導の程お願いいたします。
 また、今回私は初めて参加させていただき、色々と勉強させていただきましてありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

杉本委員長

 ありがとうございました。他に何かありますでしょうか。特になければ本日の会議はこれで終了したいと思います。

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