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平成26年度第5回(平成26年11月18日開催) 議事(1)

更新日:2015年2月2日

(1)地方独立行政法人堺市立病院機構 第2期中期目標について

事務局説明

  • 資料1により前回の意見要旨を説明。
  • 資料2により10月10日から11月10日まで実施したパブリックコメントを通じ、いただいた意見とそれに対する本市の考え方を説明。
  • 前回と今回、前回意見等により見直しを行った資料3の新旧対象表を用い、第2期中期目標(案)について説明。
  • 資料4は第2期中期目標(案)、資料5は第2期中期目標(案)の概要版であることを説明。

杉本委員長

 ただ今の説明では、資料4は、前回会議での委員の皆様のご意見と、パブリックコメントでの意見などをもとに、第2期中期目標の最終案として、まとめたものであるということ、また前回会議の案との相違は資料3のとおりということでした。
 評価委員会のスケジュールでは、中期目標の審議については、今回で評価委員会としての意見をとりまとめ、最終の承認することになっております。今回提案されている中期目標(案)を確認したところ、これまで、この評価委員会で出された意見や市民から寄せられた意見を含めて、おおむね反映されているものと思います。
この第2期 中期目標(案)について、ご意見や確認のためのご質問はありますか。

篠藤委員

 細かな表現についてですが、資料4の4頁、第3の1の(1) 自律性・機動性の高い組織づくりの本文中に「適切な権限配分」とありますが、権限を配分するとなると、何か責任も含め割り振るという印象になりかねません。現状はどうであるのかお聞きしたいのと、ここは「権限配分」ではなく「権限委譲」に修正する方がよいのか、いかがでしょうか。

杉本委員長

 では、法人の現状についてから説明をお願いします。

出耒法人本部長

 現状においては、理事長の権限を各部門長などに、適正に権限委譲をすることで、迅速な意思決定を行い、効率的な業務運営に努めています。新病院では新たな組織体制となることから、改めての権限配分を踏まえ、権限委譲についても明確にしていきたいと考えています。
 権限配分と権限委譲については、2通りの考え方があると思っております。
 1つ目は、理事長や院長の権限の委譲。
 2つ目は、人の管理と仕事の管理という観点です。特に縦割りではなく、横との繋がりを重要視するセンター化を進めるにあたっての、権限の配分という考え方も必要になってくると考えています。

杉本委員長

 確認ですが、国の独立行政法人制度においてもそうであるように、いずれの場合においても、最終的な権限、責任は理事長にあるということでよろしいでしょうか。

出耒法人本部長

 法的には、委員長の仰せのとおりです。ただ、戦略的な業務運営をするにあたり、どのような権限を誰にどの程度、委ねるのかということはあります。ここでは、そのような組織づくりを表すために「権限配分」という表現を用いたと理解しております。

杉本委員長

 ありがとうございました。今までの説明を聞いておりますと、やはり、「権限委譲」とする方が、誤解を与えないように感じました。
事務局は、どのように考えていますか。

安藤健康医療推進課主幹

 市といたしましても、この項目は、理事長にある権限を適切に委譲することで、迅速な意思決定を行い、効率的な業務運営に取り組むことを目標設定するという趣旨であります。従いまして、原案の「権限配分」を「権限委譲」に修正をさせていただきたいと考えております。

杉本委員長

 事務局の意見は「権限委譲」に修正するということですが、何かご意見ありますでしょうか。また、他の部分についても、何かご意見、ご指摘いかがでしょうか。
  (意見なし)
 ご意見がないようですので、この部分は、「権限委譲」に修正をするということにさせていただきます。

 では、今回の中期目標(案)について、今申し上げました修正を行ったうえで、評価委員会として、この第2期中期目標(案)を承認させていただいてもよろしいか。
  (異議なし)
 それでは、評価委員会としては、一部修正を行ったうえ、第2期中期目標(案)を承認させていただくことにいたします。

 評価委員会として承認しました第2期中期目標の今後の手続き等について、事務局から簡単に説明をお願いします。

事務局説明

  • 参考資料2の意見書により、市長への意見とさせていただきたい旨を説明。
  • 意見書の文案は定例的かつ前回の意見書と同一であることを説明。
  • 今後、法人に中期目標を指示するまでのスケジュールを説明。

杉本委員長

 第2期中期目標(案)に対する評価委員会の意見について、前回の中期目標の承認時と同様で定例的な文面の意見書(案)が示されました。問題がなければ、このまま承認したいと思いますが、如何でしょうか。

  (異議なし)

 市長への意見書は本日の日付け平成26年11月18日、を記入した参考資料2のとおりとさせていただきます。

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