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第4次堺市社会福祉協議会地域福祉総合推進計画 目次

更新日:2012年12月19日

はじめに

 現在、私たちを取り巻く社会では、少子高齢化の一層の進行に加え、核家族化などによる家庭での育児力・介護力の衰え、都市化がもたらす地域社会における共同意識の希薄化など、大きな変化が起きています。また、こうした社会の状況に加え、経済不況などの要因が、自殺やホームレスの増加などの問題を引き起こしております。

 このような状況の中では、地域に暮らす人たちが困ったときに、誰もが自然に「たすけ」「たすけられる」ような、人と人とのつながりの強化が重要です。

 堺市社会福祉協議会は、これまでも平成5年から3次にわたり地域福祉総合推進計画を策定してまいりました。いずれも「共助」の精神を基本に、その時代における堺市の地域福祉向上を目標に、本会の使命は何かと自問しながら取り組んでまいりました。

 今回の「第4次堺市社会福祉協議会地域福祉総合推進計画」は、今後益々複雑化・多様化する福祉課題に対応するためには、地域福祉推進の中核的な機関である本会の計画と、地域福祉をすすめる環境整備を担う堺市の地域福祉計画が、共通の施策や事業を協働、分担することが効果的との考えから合同策定するに至りました。

 本計画は「地域福祉への参加と協働」「地域生活を支えるしくみ」の2つを重点テーマとして掲げています。特に「地域生活を支えるしくみ」では、新たな本会の地域福祉推進のキーパーソンとして「(仮称)地域福祉ねっとワーカー」の配置を計画化しています。

 また本計画の最大の特徴として、合同策定した堺市と本会だけの計画ではなく、第3章の基本項目をわたしたち(市民・団体、事業者、本会、堺市)が協力して、それぞれの特長を活かして役割をみんなで分担しながら取り組む計画にしました。今後本計画が市民や各団体の共通の活動指標となり、地域福祉活動の裾野が広がることを心から望みます。

 最後になりましたが、計画の策定にあたり熱心にご議論いただき、貴重なご意見・ご提言をいただいた、計画策定委員会委員の皆様、計画策定懇話会委員の皆様に対し、改めて心からお礼を申し上げます。

平成21年3月

社会福祉法人 堺市社会福祉協議会
会長 槙峯 正一

目次

(1)「第3次地域福祉総合推進計画」の評価から
(2)「第3次地域福祉総合推進計画」策定以降の地域福祉をとりまく状況から

(1)計画の策定方法 -「第2次堺市地域福祉計画」との一体的な策定-
(2)重点推進項目とそのねらい
(3)計画の位置づけ
(4)計画の推進に向けての取り組み

(1)いろいろな人が協働して地域福祉をすすめるよう「つなぎ役」の機能を高めます
(2)身近な地域での相談活動や支えあいの活動を推進します
(3)学校・地域・職域などでの福祉教育をいっそう推進します
(4)多様なボランティア・市民活動を支援し、ネットワークによる協働事業を推進します
(5)権利擁護を支援するための取り組みを充実します
(6)災害時のボランティア支援機能を強化します
(7)地域福祉推進機関として社会福祉協議会の組織を強化します

このページの作成担当

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