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堺市
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平成25年度(2013年度)事業

更新日:2016年9月1日

 定期的に「無形文化遺産理解セミナー」などを開催します。
 開催概要・参加者募集などの情報は決まり次第随時掲載します。興味のある方は是非チェックしてください。

無形文化遺産理解セミナー

第7回 ユネスコ無形文化遺産 文楽をもっと知ろう!

 

日時

平成26年3月29日(土曜) 
   第1部: 午後1時から2時まで(対象:小・中学生とその保護者)                  
   第2部: 午後3時から4時まで(対象:一般)

会場

堺市博物館ホール

出演

人形浄瑠璃 文楽座

主催

堺市

協力

公益財団法人 文楽協会

内容

 人形浄瑠璃文楽は日本を代表する伝統芸能の一つで、太夫・三味線・人形が一体となった総合芸術です。今回のセミナーでは、これら三業の役割に関する説明や実演を通じて、参加者の皆さんに文楽への親しみと理解を深めていただきました。

 まず、太夫の豊竹希大夫さんから、文楽は江戸時代に大阪の道頓堀で生まれたこと、基本的に太夫は三味線弾きと2人1組になり、文楽独特の字体を墨で書いた床本を台本にたくさんの登場人物を1人で語り分けていることなどの説明が行われました。その後、若い男女、武家の男性と奥方、おばあさんの語り分けや、三味線も加わって、仮名手本忠臣蔵に登場する早野勘平という男前と鷺坂伴内という三枚目のやり取りを披露しました。

 次に、三味線弾きの鶴澤清公さんから、文楽で使用する三味線は安土桃山時代に沖縄からここ堺に伝わったこと、一般的な三味線よりも大きなサイズで低くて重い音がし、情景を音で表現するために用いられるといった説明が行われました。その後、蝶々が飛ぶ様子や青空のもとで桜が咲誇る風景、町人の娘、色町の娘、年配の女性などが登場する様について、三味線の弾きぶりの違いを表現してみました。

 人形遣いの桐竹紋臣さんからは、文楽では約250年前に“主遣い”、“左遣い”、“足遣い”の三人が気持ちと呼吸を合わせて一体の人形を操るといった世界に類のない様式が考案されたことが紹介されました。“主遣い”は、舞台でスムーズに動けるように片方ずつに一足の草鞋がついた下駄を履いて舞台に立つこと、その他、細かな人形の仕組み、表情の作り方、動作の仕方などを実演を交えてユーモアたっぷりに説明していただきました。また、第1部では、多くの希望者の中から3人の子どもさんが力を合わせて人形の操り方を体験してみる場面もありました。

 最後に、ミニ公演「伊達娘恋緋鹿子だてむすめこいのひがのこ」が始まると、義太夫節と三味線の音が大迫力で会場内に響き、人形の巧妙な動きとあいまって、あっという間に文楽の世界に引き込まれていきました。

 今回は文楽を初めて鑑賞する方が多く、太夫の声の出し方、三味線の音の変化、人形を操る技の複雑さなどへの驚きと感動に加え、それぞれの解説が大変わかり易かったとの感想が寄せられました。

※文楽に関する写真の無断転載・使用を禁止します。

第6回 堺緞通-手織り技術の独自性に迫る-

第5回 ファド~ポルトガルの歌謡音楽~ (日本・ポルトガル交流470周年記念) 

日時  

6月8日(土曜) 11時~12時30分

会場

堺市博物館 ホール

講師

京都外国語大学外国語学部教授・大阪日本ポルトガル協会理事 ジョゼ・ジュリオ・ロドリゲスさん
大阪日本ポルトガル協会 事務局長 舟木 正己さん

主催

堺市・大阪日本ポルトガル協会

内容

 アフリカやブラジルから新たにヨーロッパに伝わった歌や踊りの影響を受けて19世紀前半にリスボンで発展したファドは、20世記半ばから広く普及していったが、国際的にファドが知られるようになったのは20世紀後半になってからです。20世紀になって、ファドの女王アマリア・ロドリゲスの登場などにより、ファドはポルトガルの都市音楽の中で最もポピュラーなものとなり、今日のファドの人気が確立されました。
 通常、ファドは歌手や演奏家の間で、伝統的な公演会場や家族間において非公式な形で口頭伝承されています。ファドの詩は、「愛」、「苦しみ」、「孤独」、「サウダーデ(ポルトガル語で郷愁、哀愁)」といった世界の人々が共通して抱く感情を表現しています。ファドはリスボン以外の都市やポルトガル人が移民したコミュニティにも根付いており、ポルトガルやポルトガル文化のアイデンティティの象徴になっています。そして、2011年にファドはユネスコの無形文化遺産の代表一覧表に記載されました。
 ファドはプロによってコンサートや小規模なファドハウスで公演される場合もありますが、アマチュアがポルトガルの旧市街にある草の根レベルの協会で行うこともあります。
 今日に至るまで様々な形態でファドが実演されている様子が映像、音声で紹介されるとともに、ロドリゲス先生自ら、大学の街コインブラで学生が歌うファドを熱唱されるなど熱のこもった講義が行われました。
 また、大阪日本ポルトガル協会が2月に実施した親善旅行の映像や資料により、ポルトガルの歴史、観光名所、食文化、日本との関わりなどについても幅広くご紹介いただきました。

☆ 日本・ポルトガル交流470周年について ☆

 2013年は、1543年にポルトガル人が種子島にやってきたことにより、日本が西洋と初めて出会って470年目の記念の年にあたります。堺市では、9月から10月にかけて様々な日本・ポルトガル交流470周年記念事業の実施を予定しています。
 今回の無形文化遺産理解セミナーもその一環です。

これまでの無形文化遺産理解セミナー

第4回 ことばと無形文化遺産

第3回 東南アジアの人形芝居を楽しもう

第2回 雅楽を楽しもう~日本、アジア、世界との関わりの中で~

第1回 身近な無形文化遺産の再発見

無形文化遺産理解事業 堺緞通-手織り技術の独自性に迫る-  

 今回の無形文化遺産理解事業は、堺市の無形文化遺産「堺の手織り緞通」に焦点をあて、コーナー展示、無形文化遺産理解セミナー、ワークショップを実施しました。トルコ絨毯やイラン絨毯という世界の手織り絨毯との比較を通して、堺緞通の手織り技術の独自性を解明し、堺緞通の魅力に迫りました。
 ※緞通は江戸時代後期から近代にかけて盛んに生産された手織りの敷物です。堺緞通は鍋島緞通、赤穂緞通と並んで、日本三大緞通と称され、平成18年に「独自の発展を遂げた緞通の手織技術として貴重」として、大阪府の無形民俗文化財(民俗技術)に指定されました。
 なお、本事業にご協力をいただいている堺式手織緞通技術保存協会は平成25年度「地域文化功労者表彰」(文部科学大臣表彰)被表彰者に決定しました。

コーナー展示 

  • テーマ:堺緞通-手織り技術の独自性に迫る-
  • 開催期間:10月29日(火曜)~12月1日(日曜)
  • 会場:堺市博物館 展示場内
  • 内容:堺緞通の織機の最も特徴的な部分である「開孔板綜絖(かいこうばんそうこう)」に着目し、堺市博物館所蔵の堺緞通織機のほか、トルコ絨毯の織機やイラン絨毯(国立民族学博物館蔵)も展示しました。

第6回無形文化遺産理解セミナー

  • テーマ:堺緞通-手織り技術の独自性に迫る-
  • 日時:11月23日(土曜・祝日) 午後2時から4時
  • 会場:堺市博物館ホール 
  • 講師:吉本 忍 国立民族学博物館 教授

 世界各地の染めや織りの現場で40数年にわたって調査研究をされてきた吉本忍先生が堺市博物館所蔵の堺緞通織機を初めて見られた時に、「世界に類例のない、とてつもないものだ」と驚かれました。世界中の織機と織物を知り尽くした吉本先生を驚かせたものは何か。
 それは織機を使って織物を織るときに、奇数列と偶数列のタテ糸の位置関係を交互に開いたり、閉じたりするように切り替えるための道具である「綜絖(そうこう)」にあります。まず、堺緞通の織機に使われる綜絖は「開孔板綜絖」という、絨毯織機には珍しいものであること、次に、館蔵の堺緞通織機に備わっている開孔板綜絖は幅が3メートルを超える世界最大級のものであること、そしてさらに、堺緞通の開孔板綜絖は綜絖としての機能のほかに、他の開孔板綜絖では類例のないヨコ糸を打ち込むための打ち込み具としての機能も備えていることの三点です。
 当館所蔵の堺緞通織機は昭和55年(当館の開館時)に寄贈されたものです。その開孔板綜絖は、孔をあけた竹籤(たけひご)が隙間を空けながら並べられて枠に納まっていますが、現在の堺緞通の開孔板綜絖は金属製で、織機が小型化していることから開孔板綜絖の幅も大きなものでも1メートル前後しかありません。
 吉本先生のこれらの指摘を受けた私たちは、堺緞通の独自性を再認識し、多くの人に知ってもらいたいと思い、堺緞通をテーマに本事業を実施することにしました。
 セミナーでは、吉本先生はまず、明治30年代の堺緞通の広告画や、昭和初期の記念写真などの資料を使って、堺緞通織機の変化などを紹介してくださいました。特に、昭和初期の写真に写っていた堺緞通の幅は5メートル近くあったと推測され、そうした巨大な開孔板綜絖があったことは研究者の間でも、これまでまったく知られていなかったようです。
 開孔板綜絖は一般的には帯や紐として使われる細幅織物を織るための織機に備わっているものです。先生はご自身の調査に基づく資料を提示しながら日本、ノルウェー、ロシアなどの事例を紹介されたあと、参加者全員が開孔板綜絖の模型を使って、タテ糸を開いたり閉じたりする仕組みを体験しました。
 なぜ堺緞通に開孔板綜絖が使われるようになったかという問題について、吉本先生はまだ分からないところが多いとしながらも、開孔板綜絖と似ている開孔棒綜絖、半開孔棒綜絖、箱型開孔棒綜絖、筒型開孔棒綜絖など、多種多様な綜絖とその使用状況を紹介し、堺緞通に開孔板綜絖が使われるようになったことについては、開孔板綜絖が打ち込み具の機能をも備えていることから、製織効率を向上させることを目的として、他の緞通や絨毯を織る織機で使われている輪状綜絖から開孔板綜絖に移行した可能性を指摘されました。
 また、堺緞通の独自な技術が継承されてきた背景には、ものづくりのまち堺に今も息づいている伝統の匠の技があると指摘されました。さらに、現代社会でさまざまな手仕事がわれわれのまわりから急速に失われつつあることは、人類史上未曾有の危機的状況であると指摘され、われわれは今こそ手仕事への回帰を真摯に実行すべきであると強調されました。そして最後に吉本先生は堺市の無形文化遺産である堺緞通を今後更に検証していくため、写真などの関係資料の提供を呼びかけられてセミナーは終わりとなりました。
 会場では、堺式手織緞通技術保存協会による堺緞通の実演が行われ、参加者はセミナーの前後に実演も見学しました。 
 横浜から来られた参加者は堺緞通の独特な織機と織り方を見ることができて、セミナーに来てよかったとの感想を述べられ、堺緞通の生産地であった深井清水町の方々は堺緞通の独自性を再認識し、更に世界最大級の開孔板綜絖であることが確認できたことを喜んでおられました。

ワークショップ

  • テーマ:手織りギャッベに挑戦
  • 日時:11月28日(木曜) (1)午前10時から午後1時  (2)午後2時から5時
  • 会場:堺市博物館ホール
  • 講師:メヘラリ・サイードさん
  • 定員:各回15人  材料費:500円 

 ギャッベとはイラン・ファールス絨毯の一種で、目が粗く毛足を長く織る絨毯です。織機の様式は堺緞通と異なりますが、パイル糸の結び方は堺緞通と同じです。
 ワークショップでは、イラン人の先生の指導のもと、初めての方でも簡単にできるように工夫した織り方で、ミニギャッベ作りに挑戦しました。
 3時間の長い作業時間でしたが、自分だけのオリジナルな作品が出来上がり、参加者の皆様はご満足な様子でした。作品を持ち帰ってブローチにするという方もいました。
 ・イラン・ファールス絨毯は2010年にユネスコ無形文化遺産代表一覧に記載されました。

無形文化遺産保護条約採択10周年記念シンポジウム   【終了】

趣旨

 2003年にユネスコ総会において採択された無形文化遺産保護条約は、2013年で採択10周年を迎えます。この節目の機会を捉え、条約が実際の文化遺産保護にどのような役割を果たしているか、また、今後どのような役割を果たすことが期待されているかについて、条約の事務局を務めるユネスコ関係者や、条約の起草に関わった関係者、また、無形文化遺産の担い手たちとの対話を通じて考えることを目的に実施しました。
 【ユネスコの無形文化遺産保護条約をもっと詳しく知りたい方は是非上記の「無形文化遺産パネル展示」をクリックして、ご覧下さい。】

日時

 2013年8月3日(土曜) 午後1時から5時半まで

会場

 ホテル・アゴーラ リージェンシー堺  ロイヤルホール2

主催

 独立行政法人国立文化財機構アジア太平洋無形文化遺産研究センター
 文化庁
 堺市

後援

 外務省
 日本ユネスコ国内委員会

協力

 独立行政法人日本芸術文化振興会国立文楽劇場

プログラム

主催者・来賓挨拶

 青柳 正規 文化庁長官
 アビマンユ・シン ユネスコ北京事務所長
 竹山 修身 堺市長

第1部 無形文化遺産を知る

基調講演1
  • テーマ:無形文化遺産保護条約の未来と国際社会の役割
  • 講師:松浦 晃一郎  前ユネスコ事務局長
基調講演2
  • テーマ:無形文化遺産の継承
  • 講師:梅若 玄祥  観世流能楽師 シテ方 56世梅若家当主
パネルディスカッション
  • テーマ:無形文化の力と無形文化遺産保護条約の使命
  • パネリスト(50音順)
      イム・ドンヒ    韓国東国大学校特別教授・アジア太平洋地域無形文化遺産国際情報ネットワークセンター副理事長
      梅若 玄祥    観世流能楽師 シテ方 56世梅若家当主
      佐藤 禎一    東京国立博物館名誉館長・元ユネスコ日本政府代表部大使・元文部事務次官
      アビマンユ・シン ユネスコ北京事務所長
      リトゥ セティ   クラフト・リバイバル・トラスト(NGO)代表
      ノロドム・ボパ・デヴィ王女殿下    カンボジア王立舞踊団顧問
      藤井 知昭    国立文化財機構顧問
      松浦 晃一郎   前ユネスコ事務局長
      宮川 康秀    佐陀神能保存会会長
  • モデレーター
      荒田 明夫    アジア太平洋無形文化遺産研究センター所長 

第2部 無形文化遺産の世界(芸能公演)

佐陀神能

(島根県松江市 佐陀神能保存会)
2011年にユネスコの無形文化遺産の代表一覧表に記載。

カンボジアの宮廷舞踊

(カンボジア王立舞踊団  写真:Mr.Pin Lo)
2008年にユネスコの無形文化遺産の代表一覧表に記載。

(当日の芸能公演について、こちら(外部リンク、英語)から動画鑑賞ができます)

閉会

会議まとめ及び閉会の辞

 荒田 明夫  アジア太平洋無形文化遺産研究センター所長

ロビー展示

 当日、会場となったホールのロビーにおいて、ユネスコの無形文化遺産の代表一覧表に記載されている「人形浄瑠璃文楽」、国選択・大阪府指定無形民俗文化財「上神谷のこおどり」、大阪府指定無形民俗文化財「堺の手織緞通」の紹介や、ユネスコの世界文化遺産登録をめざしている百舌鳥・古市古墳群のパネル展示を行いました。

無形文化遺産パネル展示

 博物館内にある無形文化遺産パネル室がリニューアルしました。ユネスコ無形文化遺産保護や日本の活動などに関するパネルの展示のほかに、堺市で行われた西暦2000年世界民族芸能祭などの映像資料が視聴できるコーナーを新設しました。
 無形文化遺産のデータはユネスコ無形文化遺産政府間委員会の結果を受けて、毎年に更新を行っています。

パネルの内容(最新)は こちら へ

博物館内パネル展示3

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このページの作成担当

文化観光局 博物館 学芸課
電話:072-245-6201 ファックス:072-245-6263
〒590-0802 堺市堺区百舌鳥夕雲町2丁 大仙公園内 堺市博物館

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