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堺市
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貫名菘翁(ぬきな すうおう)ー江戸時代唐様の美ー

更新日:2017年8月1日

会期

平成29年8月8日(火曜)から平成29年9月10日(日曜)
休館日:月曜日(祝日は開館)

展示概要

本展では、晩年を堺市浜寺に居住し、書家・書道史研究家として知られた故山下是臣やました これおみ氏が生涯を通じて研鑽し蒐集された当館蔵の「山下是臣旧蔵 貫名菘翁ぬきな すうおうコレクション」のなかから「海屋書風」・「菘翁書風」・「中風様書風」の優品を紹介いたします。
 「晋唐書風」の第一人者貫名菘翁の三種の書風をお楽しみください。

主な展示品

「海屋書風作品」
 ・賀語五言二句(1幅)
 ・十字二句「竹楼待月」(対幅)
「菘翁書風作品」
 ・十字二句「天地無私」(対幅)
「中風様書風作品」
 ・一行書「一諾黄金信」(1幅)
 ・題富士升龍図七言絶句(1幅)

「貫名菘翁ー江戸時代唐様の美ー」鑑賞豆知識

(1)貫名菘翁(海屋)って誰?
 阿波徳島の出身の書家で「幕末の三筆」また「近世日本の書聖」と称えられ現代書道にも多大なる影響を与えている人です。

(2)書の世界における江戸時代の書とは?
 武士などの支配階級はもとより、一般人が用いた公用の書風は日本風の書風である「和様」の一派である「御家流おいえりゅう」でしたが、儒者や文人、書家などの知識人階層では、中国風の書風である「唐様」を用いていました。

(3)「和様」と「唐様」の相違点は?
 平安時代中期の「日本の三跡(小野道風・藤原佐理・藤原行成)」によって完成したとされる日本風の書風を「和様」、中国本来の書風を「唐様」といいます。
大きな違いは言語体系からくる両国の言語の違いで、中国の漢字は「表音表意文字」であり、例えば「空」は一文字で意味を持つ最小単位となりますが、日本語の「そら」は「そ」と「ら」それぞれ一音では意味を成しません。
 このような相違点から、唐様の文字列から一文字切り取って漢字一文字で存在させても文字として違和感はなく、一方、和様の漢字は文字列から一文字単独で存在させると、前後の連続性を断ち切ったような違和感が生じます。

一見難解に思えますが、書に興味をお持ちの方々にはお好みの文字を、書の世界をあまりご存じでない方方にも、お手本や鑑賞の対象としてみたいと思える美しい文字を見つけていただければ幸いです。

菘翁肖像(上田桑鳩の著書より)
菘翁肖像(上田桑鳩の著書の口絵より)

本作品は、84歳の時の対幅です。「書聖」王羲之をはじめとした中国晋・唐の書を見事に斟酌し、まさに絶妙の域に達した「菘翁書風」の最高傑作のひとつとして有名なものです。

「賀語」とは祝意をあらわしたものです。64歳、貫名菘翁の若かりし躍動感のある「海屋書風」の優品のひとつです。

このページの作成担当

文化観光局 博物館 学芸課
電話:072-245-6201 ファックス:072-245-6263
〒590-0802 堺市堺区百舌鳥夕雲町2丁 大仙公園内 堺市博物館

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