「日本と世界が出会うまち・堺 2021」プロジェクト (終了しました)
更新日:2022年1月5日
中学生・高校生が歴史に迫る 「日本と世界が出会うまち・堺 2021」研究発表会を開催しました 【最終報告】
事業名
「日本と世界が出会うまち・堺 2021」研究発表会 (ZOOM開催)
日 時
2021年11月21日(日曜) 13:00~18:30
プログラム
1) 開会、発表に関しての諸注意
2) 中学生・高校生13グループによる研究発表
3) 審査結果発表、講評
中学生・高校生13グループによる研究発表
大阪緑涼高等学校、雲雀丘学園中学校・高等学校、大阪府立高津高等学校、帝塚山学院中学校・高等学校、関西大学中等部・高等部、金蘭千里高等学校の9校13グループが研究発表を行いました。
審査結果発表
審査は、桃木至朗 大阪大学名誉教授(審査委員長)、後藤敦史 京都橘大学准教授(審査委員)、倉橋昌之 堺市博物館学芸員(審査委員)、大阪大学歴史教育研究会事務局および受講生、以上の審査委員3人と1グループにより行いました。
審査基準は、(1)堺や対象地域の歴史の取り上げ方について20点、(2)世界史や国際交流の視点について30点、(3)研究内容の深さについて20点、(4)発表の巧さについて20点、(5)総合的な評価点10点、以上の5項目でそれぞれ持ち点100点の合計400点満点としました。
なお、審査結果と各グループの講評は、次をご覧ください。
表 彰
【中学生の部】
最優秀賞(ルソン助左衛門賞)
雲雀丘学園中学校 3年「もってぃー」
テーマ=堺と漢方
優秀賞
関西大学中等部 フィールドワーク部歴史班
テーマ=民間航空のパイオニア「井上長一」~堺で活躍した征空野武士~
【高校生の部】
最優秀賞(フランシスコ・ザビエル賞)
帝塚山学院高等学校 歴史研究部「ポイに掬/救われたい金魚姉妹」
テーマ=金魚
優秀賞
金蘭千里高等学校 H.R.C「Team tram」
テーマ=堺の過去の公害とSDG‘s
【共 通】
特別賞(堺ユネスコ協会賞)
大阪府立高津高等学校 地歴研究部
テーマ=堺の貿易の歴史的意義
審査委員長総評 桃木至朗 大阪大学名誉教授
皆さん、審査時間が長引いてしまい、随分遅い時間になってしまいました。お疲れさまでした。今年も力作揃いで、私たちも勉強になりました。審査員の後藤先生も「今度の授業で使ってみよう」と思った発表がたくさんあったと言っていました。本当に大学の講義でも十分使えるようなものが多くありました。
この発表会もまたコンテストですから、賞を決めるために点数をつけなければなりません。でも、それは「賞を貰えなかったグループが全然ダメだった」ということでは全くありません。「コンテストとはそうものだ」と思って、貰えなかったグループも悔しがりつつ、また、さらに深める研究を進めてもらえればいいのではと思います。
年ごとにいろいろな特徴が出てきます。今年は、具体的な発表や提案が多かったです。金魚をはじめとしてユニークな発表の多い年で、教えてもらった部分がありました。今後も、進級した学年で、また進学した学校で、研究を続けてくれたら嬉しいです。
今後は、今回の発表でも触れられたSDG'sに貢献することも大切ですし、これからの教育改革では、「調べ学習」「探究学習」が重視されますので、皆さんはその先駆けを果たしてくれましたね。その材料がたくさん見つけられたように思います。今回できなかったことへの探求、一つの疑問や課題や問題を解決したら、さらにまた、次から次へと問いが出てくるという歴史の発見、皆さんが引き続き、それらを深掘りしていくという挑戦をしてもらえたら、この研究発表会を続けてきた意義があると思います。ぜひ、後輩にも橋渡しをしていってほしいです。
皆さんも疲れているでしょう。本当にお疲れさまでした。そして、ありがとうございました。
「日本と世界が出会うまち・堺 2021」研究発表会(ZOOM開催) 観覧者募集! (終了しました)
11月21日(日曜)にZOOMを利用して開催いたします「日本と世界が出会うまち・堺 2021」研究発表会の観覧者を募集します。
観覧ご希望の方は、大阪大学歴史教育研究会のホームページから「参加申し込み」をしてください。
先着順にてZOOMを利用して観覧していただきます。
観覧参加者には、大阪大学歴史教育研究会事務局から、観覧に必要な「ZOOMアドレス等」を返信いたします。
★【参加申込先】 大阪大学歴史教育研究会ホームページアドレス
https://sites.google.com/site/ourekikyo/
プロジェクトの概要(進め方)
堺の国際交流史などにスポットをあてた「日本と世界が出会うまち・堺 2021」プロジェクトを実施します。
このプロジェクトは、高校生・中学生を対象にして、公募形式によって堺の国際交流の歴史等を研究発表してもらう取り組みです。
堺は、さまざまな輝かしい歴史を有しています。この堺に関する歴史テーマを中心とした日本や世界の歴史文化の中から、次世代を担う若者が研究し、その成果を発表することは、地域に根差した豊かな歴史文化に対する理解を深めるとともに、日本のみならずアジアをはじめとした世界各地との新たな架け橋となる人材育成を図ることにも繋がります。
また、大阪大学文学部や高等学校・中学校の教育機関と堺市博物館が連携する「博学連携」の堺モデルとして、若者に堺の歴史文化はもとより、日本や世界の歴史についても学び・知り・理解する楽しさを体感してもらう貴重な機会を提供する事業であります。
さらには堺の歴史文化を活かした都市魅力の創造の点でも有益な取り組みであると考えられることから、これらの目的を達成するため、当プロジェクトを実施するものです。
なお、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、Zoomによるリモート発表会として開催します。
研究発表会の様子
(1)高校生・中学生による研究発表の公募
高校生・中学生を対象として、公募形式により各校のグループを募り、堺の国際交流の歴史等に関するテーマを研究し、その成果をZoomによる発表会で披露していただきます。
【公募締切】2021年(令和3年)7月30日(金曜)
(2)「日本と世界が出会うまち・堺 2021」研究発表会(リモート発表会)
日時
2021年(令和3年)11月21日(日曜)13時30分~18時(予定)
形式
Zoomによるリモート発表会
主催
堺市博物館
大阪大学歴史教育研究会
協力
「日本と世界が出会うまち・堺」プロジェクト研究会
堺ユネスコ協会
高大連携歴史教育研究会
高校生・中学生のみなさん 堺の国際交流の歴史や世界遺産などに関する研究発表を公募します!! (終了しました)
対象
高校生・中学生で、3人以上のメンバーで構成されたグループ。
研究テーマ
(1)堺の国際交流の歴史等に関する研究(時代は問いません)
【例】
◎古 代
○巨大古墳の造営に渡来人はどう関わったの?
○百舌鳥古墳群の世界文化遺産登録についてクイズで考えてみよう
◎中近世
○利休が愛した茶菓子を再現しよう!
○キリシタン音楽を聴いてみませんか?
○南蛮屏風のファッションを着てみよう!
○黄金の日日・堺の町並みをCGで再現すれば
○南蛮貿易を劇で再現すれば
◎近現代
○与謝野晶子とパリ~ロダンとの交流を探る~
○近代の堺が取り入れた西洋 など
(2)堺やあなたの町の世界遺産、無形文化遺産、記憶遺産に関する研究
※研究に関して助言を必要とされるグループには、共催団体の学芸員・教員などが相談に応じます。
また、夏休み期間中の8月上旬頃に、Zoomによる研究発表相談会を開催し、事前の打ち合わせも
行う予定です。
発表形式
Zoomによるリモート発表会です。
11月21日(日曜)13時30分~18時(予定)で開催する「日本と世界が出会うまち・堺 2021」研究発表会で発表していただきます。
発表時間は15分前後の予定です。
顕彰
(1)参加グループには、奨励賞として堺市博物館無料招待券を差し上げます。
また、発表内容は、本プロジェクトのホームページでの配信などで紹介していきます。
(2)優秀な研究発表をしたグループには、最優秀賞などの賞状と記念品をお渡しします。
また、全参加グループに賞状(奨励賞)を差し上げます。
応募方法
下の応募用紙等をダウンロードして必要事項を記入し、堺市博物館学芸課へ電子メールへの添付によって提出してください。
メールの件名には「研究発表の応募」と明記してください。
公募締切
2021年(令和3年)7月30日(金曜)
応募用紙等
【記入見本】2021応募用紙(エクセル版)(エクセル:44KB)
このページの作成担当
文化観光局 歴史遺産活用部 博物館 学芸課
電話番号:072-245-6201
ファクス:072-245-6263
〒590-0802 堺市堺区百舌鳥夕雲町2丁 大仙公園内 堺市博物館
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