ミニ展 黒姫山古墳の甲冑と埴輪
国史跡 黒姫山古墳は、堺市美原区内に残る唯一の前方後円墳です。5世紀中頃(古墳時代中期)に造られ、全長114メートル、後円部径65メートル、高さ11.6メートル、2段築成の中規模古墳です。昭和22年(1947)に故末永雅雄先生と森浩一先生らにより発掘調査され、墳丘前方部の頂上とくびれ部とのほぼ中間で竪穴式石室を発見し、その中に冑(かぶと)や短甲などが一組になるように24領納められていることがわかりました。
一つの古墳で24領もの甲冑を出土した例は他にはありません。石室に納められていたのは、甲冑やその付属具(頸甲(あかべよろい)・肩甲・草摺(くさずり))だけではなく、鉄刀・鉄剣・鉄鏃(てつぞく)・鉄刀子・鉄矛先・鉄石突などの武器類が大量に納められていました。人骨は発見されておらず、武器・武具類の副葬品のみを納めた石室と考えられています。
百舌鳥古墳群と古市古墳群との中間、美原の地にたったひとつ作られた前方後円墳、日本国内古墳で最多数となる甲冑の出土と、謎の多い古墳を出土品から探ります。
開催期間
平成24年1月21日(土)〜5月27日(日)
開館時間
午前9時30分〜午後5時15分(但し、入館は午後4時30分まで)
休館日
毎週月曜日(ただし、4月30日は開館)、3月21日、5月1日
観覧料
一般200(160)円、中学生以下・65歳以上・障害のある方は無料。
※( )内は、20人以上の団体、JAF会員証・東日本大震災サポートカード提示の方
毎月第3土曜日は子どもファーストデイ(HPまたは携帯からクーポンを)、保護者の方も無料です。
詳しくは大阪府のウェブサイトへ
展示解説
展示室で午後2時から約30分 (観覧料必要)
2月11日、3月10日、4月21日、5月12日(いずれも土曜日)
講演会
日時
平成24年4月28日(土)、午後2時〜4時
講師
鹿児島大学総合研究博物館 准教授 橋本達也さん
演題
「王者のまとう甲冑・古墳をかざる埴輪 −黒姫山古墳出土品を知る−」
会場
M・Cホール(みはら歴史博物館内) ※申し込み不要、無料
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| 黒姫山古墳全景(西南から、平成5年頃撮影) | 黒姫山古墳全景(西から、平成5年頃撮影) |
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| 甲冑類 写真提供 大阪府立近つ飛鳥博物館 | 円筒埴輪と朝顔形埴輪 |



