ブックタイトルSakaist(さかいすと)第6号

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概要

Sakaist(さかいすと)第6号

今年、まちびらき50周年を迎えた泉北ニュータウン。さまざまな活動を通じて、地域でのネットワークを広げている2人の女性を紹介します。団地リノベーション住宅在住主婦白石千帆さん楽しく暮らせるまちづくり今度は私がお手伝い「泉北ニュータウンは、夫の生まれ育ったまちなので、緑が多いことは知っていたんです。ここなら、自然の中で子育てできると思って」と話すのは白石千帆さん。昨年3月、東京から大阪へ転勤が決まったとき、迷わず選んだのが、このまちでした。住まいは子どもの成長に合わせて間取りを変えたいと考えていたところ、出合ったのが茶山台団地のリノベーション住宅"ニコイチ"(写真左)。入居時の応募倍率は5倍でしたが、めでたく当選。「団地は築47年ですが、リノベーションされたニコイチは室内がとってもオシャレ!しかも90 m2という広さなのに、家賃は安いんですよ。東京なら住めないですよね。間取り変更が自由なところも、私たち子育て世代にはありがたいです」転居後すぐは知り合いもなく、心細いこともあったそう。そんなときに足を運んだのが、団地のコミュニティ広場"茶山台としょかん"でした。「住人の寄付した本が集められた"図書館"が、交流の場にもなっているんです。ここを運営していた東さん夫妻とは、すぐに仲良くなりました」この"茶山台としょかん"で、団地に知り合いができ、地域イベントの運営にも参加。そこで新たな人と人とのつながりが生まれたといいます。さらに今年6月からは、東さん夫妻から"茶山台としょかん"の運営を引き継ぎました。「地域の知り合いが増えるほど、暮らしが楽しくなる!次は私が人と人をつなぐ番。コミュニケーションのお手伝いができればと思っています」〝としょかん〟が仲間をつくる場に団地前の大蓮(おおはす)公園がお気に入りの白石さん一家。「公園や学校、駅と団地を結ぶ緑道は自動車が通らないので、子どもたちを散歩させるのも安心!」45 m2の団地2戸を90 m2の1戸にリノベーションした「ニコイチ」。白石さんファミリーの暮らすニコイチは、広い土間のあるタイプ。子どもたちがのびのび遊べます東さん夫妻の〝団地deウェディング〟の様子。二人を祝おうとたくさんの住民が集まりました「茶山台としょかん」は、週に3回開館。幅広い世代が自由に集まり、思い思いに過ごす場に地元を盛り上げるグループ活動では、白石さんも一員として、イベントの運営などに携わっています14