ブックタイトルSakaist(さかいすと)第5号

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Sakaist(さかいすと)第5号

27)66) 大都市ながら、豊かな緑に心癒やされる堺市。また、伝統産業が今も市民の日常に息づき、地域のつながりが自然な形で残っている…。そんな堺の魅力を伝える3人の「さかいすと」を紹介します。緑道ピクニック主催三井智子さんぱぱてらす主宰草野宗徳さん「緑を感じながら暮らす楽しさ 」「よその子も見守る地域のパパになる 」 堺市の魅力の一つが、公園や緑に恵まれた環境。大型都市公園が多いほか、44基ある古墳群の緑も、まちの風景となっています。 1967年、市南部に誕生した泉北ニュータウンでは「緑道」を整備。歩行者と自転車だけが利用できる、緑に囲まれた歩道です。 この泉北ニュータウンで月1回のイベント「緑道ピクニック」を、仲間と主催するのが三井智子さん( 33)。「緑道を走ったり、公園でパン、コーヒーの屋台を出したり、青空の下でヨガをしたり。何より自分たちが一番楽しんでいます(笑)」 泉北ニュータウン育ちで、結婚後の今もニュータウン住まいですが、以前、仕事で堺を離れたことが。「緑の少ないまちに住んでみて、初めて、堺での暮らしが、いかに恵まれていたか気づいたんです。好きなハイキングも、堺なら、わざわざ遠くまで行かなくても近所でできますから(笑)」 緑道ピクニックを通じて、緑豊かなまちでの暮らし方、楽しみ方を伝えたいと三井さん。「交通の便が良く自然豊かで、子育てもしやすい環境。若い世代こそ堺に引っ越してきてほしいですね」 「パパも子育てに積極的に参加してほしい、そして子育てをめいっぱい楽しんでほしい」。そんな思いから、区役所を拠点に、パパと子どもの遊び場「ぱぱてらす」を運営している草野宗徳さん( 35)。7歳の長男、5歳の長女を持つお父さんです。 土・日曜にパパ向けのイベントや、遊具に頼らず自由な発想で遊べる「プレーパーク」などを開催。「ぱぱてらすは、子どもと一緒に〝身体で遊ぶ〟ための場所。お父さんには、仕事と違う脳を使って、リフレッシュできる場にもなっているのでは(笑)」。交流会を開催することで、地域のパパ同士のネットワークも広がっていると言います。 自身は岐阜県出身。妻の麻里さんの出身地・堺で4年前から暮らしています。堺市については「今まで暮らしたまちの中でも、地域の住民のつながりが強い」と感じているそう。「自分が子どものころは、常に近所のおっちゃん、おばちゃんに声をかけてもらって、悪いことをすると叱られた。ぱぱてらすの活動を通じて、地域で子どもたちを見守っていく関係を、堺で築いていきたいですね」1緑道ピクニックでは、早朝に「緑道RUN」も行っています 2公園では、コーヒーやケーキ、パンの屋台もあり、気分はまさに〝ピクニック〟 3青空の下で楽しむヨガは、心も体もスッキリ1この日のぱぱてらすは屋外で。段ボールで秘密基地をつくったり、水遊びをしたり 2パパと子どもが思い思いに遊べる時間です 3読み聞かせのイベントを行うことも21123堺の魅力伝える314