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平成18年度 堺市立フォレストガーデンの管理運営業務評価表

所管課 産業振興局農政部農水産課

1 指定管理者

(1)指定管理者名 特定非営利活動法人 堺フェニックス二十一
(2)指定期間 平成18年4月1日〜平成21年3月31日

2 所管局の評価

指定管理者の管理運営業務の概要
項目
管理運営の実績
(1)管理運営実施状況
〈1〉施設運営及び事業内容 〈1〉施設の管理運営を行うにあたり、管理運営業務の月別計画を定め、年間179回の施設点検を始め、便所掃除、園内清掃、除草、樹木剪定、市民菜園にかかる園芸指導、利用者募集等を行い、自然環境の保全、市民が安全に自然や地域農業と親しむ身近なレクリェーションの場の提供に努めた。また、ゴールデンウィークには多数の来園者のための警備を行い、安全確保に努めた。
〈2〉維持管理業務 〈2〉施設内には13基の木製遊具が設置されており、確実な安全対策が必要な設備であるため専門業者による年2回の保守点検を行った。設置後10年以上経過している農具庫ドアの補修、備え付けている農具の補修、補充を行った。また、定期的にセアカゴケグモの駆除を行い、安全に利用できるよう維持管理に努めた。
〈3〉事故、苦情の件数、内容と対応 〈3〉東屋の床の一部が何者かに焦されたが、速やかに板張りにより補修を行い原状に復旧している。また、施設内の樹木及び笹が伸びている為、隣接する自宅敷地内に雨水が落ち流れ込むとの苦情があり、樹木の剪定、除草を実施した。
(2)利用状況
〈1〉利用状況(利用者数、稼働率等) 〈1〉垣外谷ゾーン市民菜園大区画16、小区画160、園芸福祉大区画5、同小区画3、奥谷ゾーン小区画100、計284区画はすべて使用中であり、稼働率100%である。
〈2〉自主事業等 〈2〉ふれあい交流を目的に、園芸講師による緑の相談、庭木の手入れ剪定方法等の指導講習、竹細工・粘土細工・紙細工の指導、野菜、草花、肥料等の廉価による販売を行うイベントを開催し、約150名の市民が参加した。また、菜園利用者、来園者のための清涼飲料水の自動販売機4台を設置し、サービスの向上を図った。
〈3〉利用者アンケート・意見の聴取状況 〈3〉随時、菜園使用者及び来園者から聞き取りによる調査を行っている。菜園使用者からは、使用期間の延長、障害者用駐車場の増設、隣接の鳥小屋の悪臭、里山の竹を切って菜園で利用したい、との意見があった。また来園者からは案内板等が不鮮明との指摘があった。隣接の鳥小屋移設等、指定管理者の判断において行える事項については即時対応を行っている。
(3)収支状況
〈1〉収入(使用料または利用料金、市委託料) 〈1〉収入金額
フォレストガーデン事業受託収入  (予算額)    (決算額)    (増減)
                    18,150,300円  18,150,852円    552円
〈2〉支出 〈2〉支出金額
 
(予算額)
(決算額)
(増減)
 
事業費
15,600,000円
16,299,233円
699,233円
(利用者募集にかかる人件費の増)
管理事務費
2,550,300円
1,754,401円
-795,899円
(光熱水費の節減による減)
合計
18,150,300円
18,053,634円
-96,666円
(執行率99.5%)
人件費/物件費の内訳(再掲)
13,634,900円
人件費
4,418,734円
物件費


所管局の評価
評価項目
評価の総括と指導
(1)適正な管理運営の確保
評価※
  〈1〉市民の平等利用等、管理運営に関する基本姿勢は適切であったか。 〈1〉来園者が自由にまた安全に使用できるよう施設点検及び迅速な補修を行っている。市民菜園の募集については、公開抽選で使用者決定を行うなど平等性を確保した適切な運営を行っている。
S
〈2〉適正な施設の維持管理、運営が行われたか。 〈2〉木製遊具の年2回の保守点検、セアカゴケグモの定期的な駆除、農具庫等の迅速な補修等、市民が安全に利用できるよう常に注意を払いながら適正に維持管理を行っていると評価する。
〈3〉適正な人員配置、人材育成が行われたか。 〈3〉地元農家の団体会員を適材適所に配置するなど、菜園利用者、来園者に配慮した配置を行っている。
〈4〉事故、苦情に対する対応は適切であったか。 〈4〉事故、苦情に対する対応は適正であり、発生の都度、迅速な対策を講じていた。
〈5〉適正な安全対策、緊急時対策が行われたか。 〈5〉施設点検、年2回の木製遊具の点検、ゴールデンウイークの警備等の安全対策を行っていた。また緊急時の対応マニュアルを作成し、事故や災害などに備えた危機管理体制で運営管理を行っており適正である。
(2)利用者サービスの向上への取組
評価※
  〈1〉利用者サービスの向上や利用促進への取組がなされたか。 〈1〉本施設の特徴や、当該市民菜園にかかる土壌に見合う作物の適否を把握しており、利用者に対するきめ細かな助言・指導が行き届いていると評価できる。
S
〈2〉利用者ニーズに即した自主事業が実施されたか。 〈2〉フォレストガーデンフェスタにおいて地元の新鮮野菜、花苗、肥料等の販売を行ったことは地域周辺住民との交流を推進しており、大変有意義な事業であると評価する。
〈3〉人権尊重に配慮したサービス提供、情報提供がなされたか。 〈3〉障害者・高齢者が使用する園芸福祉区画の利用者へは、思いやりのある対応を心がけており、現場での実地研修を通じ利用者本位のサービスに努めている。
〈4〉利用者意見、要望が管理運営に反映されたか。 〈4〉指導員自らが積極的に利用者と会話を行い、その都度、意見要望を把握し、園芸指導のなかで改善等に努めていることは評価できる。
(3)収支の実績
評価※
  〈1〉収入増加のための取組がなされたか。 〈1〉基本的に収入源は本受託収入のみとなっており、その範囲の中で運営経費の節減を図ることにより対応していると判断する。
A
〈2〉収支状況は当初収支計画と整合しているか。 〈2〉収入は当初の予算額どおりの実績となっている。一方、支出は当初予算に比し99%の執行となっており概ね計画どおりとなっており適切である。
〈3〉安定的な経営が行われているか。 〈3〉収入額が委託費として決まっているため、NPOといった人的活力により、経費の節減を図ることにより安定した経営が行われていた。
〈4〉経理事務は適正に処理されているか。 〈4〉公認会計士の指導のもとに、現金出納簿、経費の領収書等の経理処理が行われており適正である。

(注)
※ 提案書や事業計画書に示された目標、仕様書、過去の実績と比較考慮のうえ、次の基準で評価してください。
   S:特に優れている A:良好 B:一部において良好でない C:悪い

総合評価


S

3 産業振興局指定管理者選定委員会(平成19年6月28日開催)の総括的な意見

  • ・自主事業において、「市民交流を促進する」「農業への理解を深めてもらう」というフォレストガーデンの目標・課題が達成されている。
  • ・フォレストガーデンフェスタについて、今後この事業を発展させるために商品(茶・果物等)の売上を伸ばす工夫をすべきである。
  • ・市民農園拡大の際、栽培に長けた利用者を指導者へ育成することを検討されたい。
  • (まとめ)
  • ・総括的には所管局と同じ評価である。なお、上記の意見は指定管理者と話し合いのうえ今後の管理運営に活かすこと。

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