予防接種の対象となる病気
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| ジフテリア | 百日ぜき | 破傷風 | ポリオ(急性灰白髄炎) |
| 麻しん(はしか) | 風しん(三日はしか) | 日本脳炎 | 結核 |
ジフテリア
鼻、口から入ったジフテリア菌がのどで増殖して発症します。
のどの粘膜に強い炎症を起こし、窒息の危険性があります。また、菌がつくる毒素によって心筋障害、神経のマヒが起こります。
予防接種の普及により、今ではまれな病気となりました。
百日ぜき
患者の「せき」の飛まつに含まれる百日せき菌を吸い込んで感染します。
初期のかぜ様症状から、痙咳(けいがい)と呼ばれる激しい持続的な「せき」に変わり、数週間も続きます。特に乳児では重症になりやすく、肺炎や酸素不足による脳障害を起こすこともあります。
破傷風
ケガをしたときに、土の中にいる破傷風菌が傷口に入って起こります。
泥で汚れた深い傷や古釘を踏み抜いたりしたときなどが危険ですが、気づかない程度の軽い傷で起こることもあります。
破傷風菌のつくる毒素により筋肉の強い収縮、けいれんと自律神経の障害等が起こり死亡率の高い病気です。空気に触れると菌は死滅するため、人から人への感染はありません。
ポリオ(急性灰白髄炎)
脊髄性小児マヒともいわれ、ポリオウイルスの経口感染で起こります。
多くの人はポリオウイルスに感染しても症状が出ないか軽いかぜ症状のみですが、一部の人に症状がおさまったあとに四肢のマヒが起こります。
ポリオ生ワクチンの投与により、急激に減少し国内ではほとんど見られなくなりましたが、海外ではまだ多数の患者が発生しています。
麻しん(はしか)
はしかは麻しんウイルスにより起こり、感染力が強いため幼少期にかかることが多い病気です。
高熱、せきが5〜7日みられ、発熱の3〜4日目より全身に発疹が出ます。体のだるさ、食欲不振が強くみられ、脱水症を起こしやすいです。肺炎やまれに脳炎の合併症を起こすこともあり、ぜひ予防したい病気です。
風しん(三日はしか)
風しんウイルスの感染で起こり、軽い発熱とともに全身に発疹があらわれますが、3日ほどでおさまることが多いです。また、症状があまり出ず気か付かないうちに感染することもあります。(不顕性感染)
将来、妊娠初期に感染すると、胎内感染により先天性風しん症候群(白内障、心奇形、難聴等)の子どもが生まれるおそれが高くなります。
この予防接種により免疫ができると風しんに感染しなくなります。
日本脳炎
日本脳炎ウイルスがコガタアカイエカの媒介によって人に感染して一部の人に発病し、夏に患者が出ます。人から人への直接の感染はありません。意識障害、こん睡などの重篤な症状が見られ、後遺症の発生や死亡率が高いことで恐れられています。
結核
わが国の結核はかなり減少しましたが、まだ2万人を越える患者が毎年発生しており、大人から子どもへ感染することも少なくありません。また結核に対する抵抗力はお母さんからもらうことはできませんので、生まれたばかりの赤ちゃんもかかる心配があります。
乳幼児は結核に対する抵抗力が弱いので、全身性の結核にかかったり、結核性髄膜炎になることもあり、重い後遺症を残すことになりますので、BCG接種による積極的な予防が大切です。



