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インフルエンザについて

インフルエンザとは

インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することによって起こります。インフルエンザにかかった人の咳やくしゃみなどで飛び散る水滴(ウイルスが含まれています)をあびたり、吸い込んだりすることによって感染します。

インフルエンザの典型的な症状は、突然の高熱、頭痛、関節痛、筋肉痛などで、のどの痛み、咳、鼻水などもみられます。普通のかぜに比べて全身症状が強いのが特徴です。(普通のかぜの症状は、のどの痛み、鼻水、くしゃみや咳などが中心で全身症状はあまり見られません。)高齢者の方は、インフルエンザに感染すると発病しやすく、症状が重くなったりしますので十分に注意しましょう。

インフルエンザの予防

インフルエンザの予防のイラスト

予防のためには予防接種が有効です。

また十分な栄養と休息を取るようにしましょう。室内の乾燥には注意し、加湿器などで適度な加湿を行いましょう。外出時のマスクや帰宅時のうがい・手洗いは普通のかぜ予防とあわせておすすめします。


(季節性)インフルエンザ予防接種の有効性

インフルエンザの流行時期は毎年1〜2月がピークです。予防接種の効果が現れるまで約2週間程度かかり、その効果が十分に持続する期間は4〜5か月間とされています。より効率的に有効性を高めるためには、12月中旬までに予防接種を受けるようにしましょう。

接種の回数は

近年実際にインフルエンザにり患していたり、昨年インフルエンザの予防接種を受けている方は、1回接種でも追加免疫による十分な効果が得られる方も多いと考えられます。小児を除いては、たくさんの人がインフルエンザウイルスに対する基礎免疫を獲得しているので、その場合は1回の接種でも追加免疫の効果があるとされています。

65歳以上:1回接種。(平成23年度の予防接種は終了しました。)

1回の接種でも十分効果があるとする研究結果が得られており、1回の接種でよいと考えられています。

インフルエンザ予防接種の有効性

接種回数の最終的な判断は、接種する医師の判断によりますので、接種の際には、これまでにインフルエンザにかかったことがあるかないか、過去のワクチン接種歴とその時期、現在の体調などを担当医師に十分に伝え、相談して下さい。


予防接種を受ける前に

インフルエンザの予防接種について、必要性や副反応、気にかかることや分からないことがあれば、予防接種を受ける前に担当の医師や看護師に質問しましょう。十分に納得できない場合は、接種を見合わせることも一つの方法です。

予診票は接種する医師にとって、予防接種の可否を決める大切な情報です。接種を受ける方が責任を持って、正しい情報を接種医に伝えてください。

予防接種を受けることができない人

予防接種を受けるに際し、担当医師とよく相談しなくてはならない人

予防接種を受けた後の一般的注意事項

インフルエンザにかかった場合どうすればよいか

(1)インフルエンザの症状

突然の急激な発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感、咳、咽頭痛(のど痛)で始まります。

このような場合は早くクリニックや病院に行って、診察および治療を受けてください。

(2) インフルエンザの診断

近年、インフルエンザ用の迅速診断キットが開発されましたので、クリニックや病院に行くと、その場で鼻水や喉の粘液をとって検査を行い、20〜30分程度でインフルエンザの診断ができるようになりました。

しかし、典型的なインフルエンザの症状と大きく異なっている場合に、インフルエンザの検査をうける必要はありません。検査をうけるかどうかは、医師の指示にしたがって下さい。

(3) インフルエンザの治療

インフルエンザの検査と同様、抗インフルエンザウイルス薬が開発されましたので、インフルエンザの治療方法は最近大きく変わってきました。この薬はインフルエンザに発病してから2日以内に飲み始めると、症状をやわらげ、短くすることに効果があるといわれています。

(4) 子どもの解熱剤の使用について

子どものインフルエンザ発症後の重い合併症には、一部の解熱剤の使用が関連している場合があることが最近指摘されています。子どもがインフルエンザにかかった時の解熱剤の使用については、必ず医師の指示にしたがって下さい。

(5) 水分補給

インフルエンザは数日間高熱が続く病気であり、特に小さな子どもや高齢者は脱水になりやすくなります。脱水は小さな子どもや高齢者には大敵です。また、熱が持続する原因にもなります。根気強く水分の補給をおこなって下さい。

(6) 自宅療養の期間について

インフルエンザ罹患後、職場復帰の目安については決まった規則や取り決めはありません。仕事を休まれる期間については勤務先にご確認ください。なお、学校については学校保健安全法で、「解熱した後2日を経過するまで」をインフルエンザによる出席停止期間とされていますが、病状によって感染のおそれがないと主治医が認めるまでその指示に従ってください。体力の低下もありますので、無理をせず、休養と睡眠を十分にとり、回復ののち復帰するのが妥当だと考えられます。

(7) せきエチケットについて

咳・くしゃみなどの症状のある時は、周りの方へうつさないために、不織布製マスクの着用をしましょう。
 ※不織布(ふしょくふ)製マスク : 不織布とは、織っていない布という意味で、繊維あるいは糸等を織ったりせず、熱や化学的な作用によって接着させたことで布にしたもので様々な用途で用いられている。一般に家庭用マスクとして市販されています。

インフルエンザについてのQ&A

国立感染症研究所感染症情報センターウェブサイト

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