百舌鳥古墳群

百舌鳥古墳群の世界文化遺産への登録に向けて、次のような取り組みを進めています。

登録に向けた諸課題の抽出・検討

百舌鳥・古市古墳群世界文化遺産登録有識者会議
堺市歴史文化都市有識者会議・専門部会

平成18年4月に、考古学や都市政策等の専門家によって構成する、「堺市歴史文化都市有識者会議」を設置し、百舌鳥古墳群の世界文化遺産登録に向けた課題の抽出と検討を行ってきました。
平成20年11月には、大阪府、堺市、羽曳野市、藤井寺市が共同で「百舌鳥・古市古墳群世界文化遺産登録有識者会議」を設置し、百舌鳥・古市古墳群の世界文化遺産登録に向けた諸課題についての検討を進めています。また、専門的な課題について具体的に検討するため、会議の委員で構成する専門部会を設置しています。

百舌鳥・古市古墳群世界文化遺産登録有識者会議委員

氏名 所属
顧問 上田 正昭 堺市学術顧問 京都大学名誉教授
座長 石森 秀三 北海道大学観光学高等研究センター長
副座長
(専門部会委員)
加藤 晃規 関西学院大学副学長
委員 角山 榮 堺市教育委員会顧問
委員
(専門部会長)
金関 恕 大阪府立弥生文化博物館長
委員 山下 和彦 (財)堺市文化振興財団理事長
委員
(専門部会委員)
水野 正好 (財)大阪府文化財センター理事長
委員
(専門部会委員)
白石 太一郎 大阪府立近つ飛鳥博物館長
委員 佐藤 友美子 (財)サントリー文化財団上席研究フェロー
委員 井戸 智樹 歴史街道推進協議会総合プロデューサー
委員
(専門部会委員)
宗田 好史 京都府立大学生命環境学部准教授

(敬称略)

百舌鳥・古市古墳群世界文化遺産登録推進府市合同会議

平成21年8月に、大阪府、堺市、羽曳野市、藤井寺市が共同で、百舌鳥・古市古墳群世界文化遺産登録推進府市合同会議を設置しました。合同会議では、4自治体が連携し、登録に向けた事務の調整や登録気運の醸成に向けた事業などを進めています。


堺市歴史文化都市推進庁内委員会

世界遺産登録に向けて、市内部の連絡、協力をはかるため、関係部局による庁内委員会を設置しています。

百舌鳥・古市古墳群の世界文化遺産登録をめざして シンポジウムを開催

平成21年11月15日(日)に、「世界遺産とまちづくり」をテーマにシンポジウムを開催しました。約700名もの方々にご参加いただき、百舌鳥・古市古墳群の価値や、登録に向けた取組みをPRしました。

百舌鳥・古市古墳群の世界文化遺産登録をめざして シンポジウムを開催 百舌鳥・古市古墳群の世界文化遺産登録をめざして シンポジウムを開催

百舌鳥・古市古墳群世界文化遺産登録推進府市合同会議シンポジウム
百舌鳥・古市古墳群の世界文化遺産登録をめざして〜世界遺産とまちづくり〜

日時:平成21年11月15日

場所:大阪府立大学Uホール白鷺(堺市中区)

【11月15日(日)】 午前10時〜午後4時30分

基調講演 上田 正昭氏(京都大学名誉教授)
「倭の五王と巨大古墳」
調査報告
「発掘最前線」
十河 良和(堺市市長公室文化財課)
「御廟山古墳の発掘成果」
天野 末喜(藤井寺市教育委員会文化財保護課)
「津堂城山古墳の発掘成果」
講演 本中 眞氏(文化庁記念物課主任文化財調査官)
「百舌鳥・古市古墳群の世界遺産一覧表への記載をめざして」
講演 宗田 好史氏(京都府立大学准教授)
「世界遺産のある町、文化遺産が開く未来のまちづくり」
講演 石森 秀三氏(北海道大学観光学高等研究センター長)
「文化遺産を活用したアジア連携ツーリズム」
パネルディスカッション 「世界遺産を活かしたまちづくり」
パネリスト 本中 眞氏
(文化庁記念物課主任文化財調査官)
宗田 好史氏
(京都府立大学准教授)
一瀬 和夫氏
(京都橘大学教授)
足立 久美子氏
(歴史街道推進協議会メインルート事業部課長)
コーディネーター 石森 秀三氏
(北海道大学観光学高等研究センター長)

百舌鳥古墳群の価値をアピール

2006 東アジアの巨大古墳シンポジウムの開催

平成18年11月28日(火)・29日(水)の両日にわたり中国、韓国、日本を代表する考古学等の研究者を講師に開催しました。中国・韓国・日本を代表する研究者が参加。「百舌鳥古墳群は世界共通の遺産」「人類の発展過程を知るうえで重要な遺産」などの評価を受け、1日も早い世界遺産登録実現にエールが送られました。

2006東アジアの巨大古墳シンポジウム

堺 政令指定都市移行記念 2006東アジアの巨大古墳シンポジウム

日時:平成18年11月28・29日
場所:リーガロイヤルホテル堺(堺市堺区)

【11月28日(火)】 午前10時〜午後5時30分

基調講演 上田正昭氏(京都大学名誉教授・アジア史学会会長)
「河内王朝と百舌鳥古墳群」
講演 白石太一郎氏(大阪府立近つ飛鳥博物館長)
「王墓からみた5世紀倭王の性格」
講演 劉慶柱氏(中国社会科学院考古研究所教授・前所長)
「最新の研究成果からみた秦始皇帝陵」
講演 王巍氏(中国社会科学院考古研究所所長)
「最新の研究成果からみた唐の乾陵」
講演 崔秉鉉氏(韓国考古学会会長・崇実大学校博物館館長)
「韓国三国時代墳墓の高塚化過程について」
講演 林永珍氏(全南大学校博物館館長)
「古墳から見た百済の勢力変化」
講演 西谷正氏(日本考古学協会会長・前原市立伊都国歴史博物館館長)
「高句麗王陵における陵園制」

【11月29日(水)】 午前10時〜午後3時30分

基調講演 王仲殊氏(中国社会科学院考古研究所教授・元所長)
「巨大古墳箸墓の被葬者-卑弥呼か台与か」
講演 水野正好氏((財)大阪府文化財センター理事長)
「古代湾岸開発と仁徳陵」
パネルディスカッション 「東アジア史からみた百舌鳥古墳群の世界的意義」
パネリスト 上田正昭氏 王仲殊氏 崔秉鉉氏 劉慶柱氏 林永珍氏 王巍氏 
水野正好氏 白石太一郎氏
コーディネーター 西谷正氏

ボランティアによる古墳の清掃活動も

百舌鳥古墳群では、地域の皆さんによって古墳を美しく保ち、守る活動が積極的に行われています。
仁徳陵古墳の周辺の自治会や地域団体等で構成する「仁徳陵をまもり隊」をはじめ、市立堺高等学校の生徒による清掃活動が行われるなど、幅広い年齢の人たちの参加でその活動の輪が少しずつ広がっています。

ボランティアによる古墳の清掃活動 写真 ボランティアによる古墳の清掃活動 写真